人狼なのか…
未だ続けます?。
加納帰るなら良いよ。
警部一人で大丈夫ですか?…
パンを齧ってた。加藤の食いっぷり。
2つのカレーパン、ピザパン、牛乳を呑んだ。
トン…
ウウ…
親が帰ったな…
出ますか?…
ちょっと様子を観る。
鼻で匂いを嗅いでた…
キューーン
ん?…
カサッ
トン…
見えますか?…
2匹の狼…
キョロキョロしてた。
動くな加納…
眼と聴覚、臭覚は敏感だ…
トン…トン、
パタパタ!!
逃げた。
自然の狼だったな。
未だわからん!
ヨシ!加納行くぞ!
了解…
走り出した俺達。白狼に化した!…
空に翔び鷹に化した!…
首をあげた!…加納ー!
クワッ……
止まり木に止まった。
息を潜めた…
子供達が…いなくなった…
だから言ったろ。家に棲みかにしたら…人狼がバレるって…俺達殺される…
人間に戻った俺達。
人狼か…未だ生き残りがいたか…
中には未だ俺達だけじゃなかったな…
生き残れよ…
山に戻ろ…ゆき、
うん…かいさん…
加納…今かいって言わなかったか…
聞こえた。
追いかけろ!…
待ちなさい!…
ウウー…貴様達何者だ…
人間に戻れるか?…
ゆき…
ハアハァ…ハアハァ…
俺のワイシャツ…着ろ!…
君達…
同じ人狼だ…人や動物は殺さない…警察だ…
警察?…
誰にやられた?…
病院に運ばれた。
記憶がないが…
君達の名前は?…
宮本櫂、
私は石野ゆき…元看護士でした。
君達の子達か?…預かった。あの家は殺人があった。
あの家俺の親だ…
宮本櫂さんか?…弟の件だが。
人がくる!…
加納…宮本を抱け。ゆきさん、俺の腰を掴め。
走り出した。飛んだ!
え?…あなた達…
白狼の仲間だ…良いか世間体に話すな!…
降りた。
車がある。
パトカー?…
乗りなさい!…
事実を聞きたい。
私は病院であった。宗方さんって先生が…
宗方?私の同級生だ…
運ばれてきた。宮本さんを介護した。
腹を刺されて。命は助かったが…
麻酔薬を嗅がされ。朝に…傷が消えてた。
その先生が宗方さんだった。
首筋に点々と噛られたあとがあり。
開けられた。
起きたら。水飲めって言われ。
人間から人狼の気分はどうなんだ?…
私もでした。
血栓とかは…ないのですか…
戻りたかったら…人間を噛み殺せ…
ためしに殺りました。
興奮したら狼になってた…
ゆきさん…
あなた達もしかしたら東瑠美御存じですか?…
はい。私と同じ看護士をしてましたが。弟の直喜さんが癌になり。
飛び降り自殺して。突然遺体が消えて…
私怖くなって。でも患者を見なければならない…
直喜の元彼女でした。
彼女の手紙には君ともう一人の男性に暴行されて子を産みました。その子は今病院にいる。宗方の病院だった…
え?…
あの人、人狼だ!…
はめられた!…いろんな研究をしてた。
宮本さん…あなた瑠美さんに刺されたのでは?…
所々記憶がない…
…加納?…先が見えた…宗方を逮捕する!…
でも相手が人狼になったら…
俺とお前で奴を成敗すること殺されたら、
協力させて頂きます。
子供いるんだろ?…
あの子達。野生の狼です。私は若い頃、子供出来ない身体になってました。
真面目にか?…
動物保護センターについた。
加納乗り越えるぞ!…
車は駄目ですよ!…
…
しかたない…
管理人が寝てた。
飛べー!
破天荒な警部だな…
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