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ガーデニング…愛する花食みとの関係や悩みすぎによって花を過剰に生んでしまい急激に体力を消耗して弱ってしまった状態。花食みの好物である花を多量に生み出すことで花食みを誘惑する。
ブートニエル… 花食みが棘で傷つくのも厭わず取り除くことで、めでたくブートニエールは成立します。
「」葛葉
『』叶
⚠︎︎knkz 不憫
⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰
バタンッ
『葛葉どこ?!』
そこには体半分を植物に侵食されている彼の姿があった。しかも全て同じ花…これって僕の好物の花ばかり
『ごめんごめんね不安にさせちゃった。ガーデニングさせちゃうなんて僕ペア失格だ!!!』
「かな え?帰ってきてくれたんだね」
『ごめんごめん…本当にッ』
「俺さもうダメなのかも体中痛いしなんかふわふわするんだ〜」
『絶対助ける!!!! ねぇお願い僕とブートニエルになろ』
「ダメだよ成立しちゃったら叶は一生他の人と組めなくなる」
『いい、それでいい!!それが僕の願いだよ』
「…..良くないよ(泣」
「叶は他の人と幸せになって欲しい。ごめんね幸せに出来なかった…愛してたよ」
『葛葉!!!!!!!!!!!』
その瞬間彼から蔓薔薇が咲いた。やっぱり彼は素直じゃないでもそこが好きだよ
「約束守れないやごめんね」
僕は棘で傷つく事も厭わずに蔓薔薇を取り除いた。そして美しいその顔を眺めながらそっと唇を重ねた
「…ん?何処だこ こ」
腕には点滴の管そして体が元通りになっていた。横には布団脇で眠っている叶
「叶起きろ」
『…..葛葉?葛葉!!!!!』
『良かった良かった目覚めて…ッ(泣』
泣きじゃくり俺にしがみつく姿はまるで子供のよう。体は震え少し痩せたように感じた
「そんな泣くなって〜」
『泣くに決まってるだろ!お前1ヶ月も目覚まさなかったんだから…..心配した。』
「そんなに寝てたのか」
「ごめんな叶心配かけて。でも倒れた後から記憶に無いんだ教えてくれないか?」
『…….分かった』
説明後
「なるほど。じゃあ俺は死に際だったわけ」
『そういう事です』
「助ける為にはブートニエルになるのが必須だったそして今それが成立してるって事か」
『本当にごめん葛葉がそんな不安を抱えていたのもこんな状態にしてしまったのも全て僕のせいだ反省してる。 ブートニエルは今からでも解消できるからツ』
「お前勝手に言ってんじゃねぇ」
「死に際まで追い詰めて、言葉を無視して番成立してそんな事してきたくせに今頃俺をまた置いてくつもりなのかよ!!!!」
『だってもう僕の顔見たくないはずじゃ…』
「そんな訳ないだろ!!!!お前の事好きじゃなかったらこんなになってないしいい加減気づけよ……もう苦しい思いしたくない(泣」
『ご ごめん。本当にごめんなさいッ』
『僕なんにも葛葉の事知らなかった、知ろうとしてなかった』
『今更遅いかもしれないけどまた僕と一緒に新しい未来を歩んでくれますか?』
僕が1番最初にプレゼントした指輪をもう一度彼に差し出す
「もう手放すなよ!!(にこッ」
数年後
『葛葉〜早くこっち来て!!』
「ちょっ引っ張るな今行くから!」
キャーーー!!!!!
そう告げスポットライトに手をかざす2人の薬指にはいつまでも指輪が光り輝いている
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おかえりなさい!こちらはHappyENDのお話です。BadENDの方も一応ありますので見たい方が居ましたら載せます。
ガーデンバースいかがでしたでしょうか?あまり有名では無いのですが個人的に儚くて大好きです♡このお話を呼んでくれた方が興味を持ってくださいますように! ご愛読頂きありがとうございました︎︎☾*。