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窓が粉々に割れ、
ギャァァァァァ
うわぁぁぁぁ
聞こえる悲鳴。
え?
ヴィラン!?
吉川「先輩!!!早く逃げないと!!」
えっえ!?!?
わけもわからず逃げる。
ドーーーーン!!!
ドカーーーーン!!
悲鳴で逃げ惑う人々の後方を振り向く。
炎と赤い羽根の後ろ姿が…
大きなヴィラン?
よく見えない
なんだろ、脳みそが…見え…
うぉ゛ぉえええええ
気色が悪すぎて吐いた。
あんなものと戦ってるの!?啓悟くん!!
無数の赤い羽根が舞うのが見える。
それが1枚私の元に…
ホークス「みなさん!早く逃げてください!!」
啓悟くんが叫ぶ。
…すごい。
本当に、いつも命かけてみんなを守ってるんだ、
バーーーーーーン!!
ドーン!
エンデヴァーさんと、ヴィラン?が私の近くのビルにあたる。
そしてそのガラスの破片が私に…
怖くて手で覆う
『きゃーーー!!!!』
無数の赤い羽根が、私に向かってたガラスを消し飛ばす。
『あ…』
怖くて、放心状態の私に
ホークス「美姫さん、あなたも早く逃げて」
そう言ってふわっと私の体を持ち上げ…
怖くて涙が止まらない。
怖くて、、というか啓悟くんも、、、
「泣かないで、もう大丈夫だから
エンデヴァーさんがあんな敵、やっつけてくれますから」
そう言って、啓悟くんは私の頭を頭を撫で、
行ってしまった。