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第2話 どうせ恋してしまうなら
桜が散って
セミの鳴く声が
よく聴こえる時期になった
あの日告られたことをまだ頭で考えてしまう
“藍乃 恋”よく覚えている
確か年下だったかな
あの日告ったことをまだ心に留めている
“白都希颯斗”先輩
女子が嫌いなのも知ってたし振られることも 『解ってた』
でも告ったからには全力で想いを伝えたい
告られても嫌いは嫌い好きになるわけもない
もうすぐ学校のお祭りかー
LINEしてみようかな…
あの白都希先輩お祭り行 既読 く人決まってますか?
特には居ない 既読
既読 私とまわりません?
やだ 既読
既読 じゃあ友達も一緒に!
分かった 既読
やったー!
好きです!先輩!
最後の文は未読スルーだし
返事適当 だし
でもどうせ好きになってしまうんだ
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