テラーノベル
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プロローグ
××××年戦争が勃発した
その戦争は多くの命と涙を奪い去り砂の様に消えていった。
××××年戦争が終わったものの、その戦争の影響は世界中に蔓延した…“が“その中でも最も影響を受けた場所がある。
104区デッドライン と呼ばれる場所では
■■■軍による核実験や様々な実験の影響で人は住めずその代わり姿形を変えた奇妙な生物が蔓延る楽園へと化した。
そこではなぜか核汚染などは無く逆にその場所でしか得れぬ様々な綺麗で心奪われる物が多くある。だがその物質たちもすべて幻でしかないのだろう。
そんな幻を売り捌くために俺はこの広大な『104区デッドライン』を突き進む。
ザッザッザ…と地面を踏みしめ汗を袖で拭き取りながら大荷物を抱えながら歩く。
そしてその後をハッ……ハッ…ハッと不規則に呼吸しながら尻尾をブンブン振り回して俺の後を相棒のシェパードの「ヘンリー」が追っている。
『おいおい…ヘンリー…お前は良くそんな元気にいられるなぁ!真夏だっつーのに…お前が羨ましいぜ…』
『はっは!それはロズがそんな大荷物持ちながらあるくのがわるいじゃないか?』
『まったく分かってねぇな!!俺等これでも長年連れ添ってきた相棒だろ?!今更それはねぇだろぉ~?』
はぁ…何やってんだろ、俺 と言うセリフを脳内に蔓延らせながら一人で愉快に草を踏みにじる。
すると次第に大量の廃れた家たちが並ぶ街をみつける。
『おっ…ぁ″あ″ー……ここどこだ?』地図を広げ『あぁ…マスティスか』
マスティスとは104区の中では中規模のサイズの街で軍があまり通らず俺等にとって楽園ではあるんだがそれと同時に…
『ドュッガゥダァァァァァ!ッァダァ!』化け物共の楽園でもある
まあ誰の為にもならんが俺の職業と化け物と軍について教えてやろう…
まず俺等は「プローラー」という者で
104区でしか採れない珍しい物を違法に…収集している。なんで違法で収拾してるかと言うとこの104区でしか採れない宝石や遺物なる物は需要が滅茶苦茶高い割にそれ等の物を得れるのは上級国民だけなもんで違法な経路で闇市で売り捌かれている。
んで俺はト・ク・ベ・ツ♡値段で売り捌き懐ウハウハあっちもウハウハって訳だ………
そしてその軍に関してだが…彼奴らは
■■■国の軍隊で俺等みたいなプローラーをしばき回す為に居る……なもんで俺らは彼奴らとその化け物共対策の為に、 軍にも負けねえかっけえ装備をしなきゃいけねえんだが…俺はご覧の通り…ハチマキに防弾チョッキに迷彩ズボンに黒ブーツって訳で撃たれたら終わりだぜあーはっは!
とまあ笑い事ではない…なんでこんな事になったかというと真夏って事もあって暑いのにガチ装備なんかしたら茹であがるってので…こうなった…まあ隠れ家が何個か色々な場所にあってそこまで行けたら無事になんとかなるんだが…こんな状況だもんなぁ…『ドるっァァアあ!!』と化け物が俺を囲っている
この化け物は『フェイリャー』と呼ばれていてこれまた凶暴で…俺等の間では親しみを込めて糞野郎と呼ばれてる…だから皆もこいつらにあったら親しみを込めて糞野郎と言ってやろうぜ!
とまぁ『はぁ…かかってこいよ糞野郎…』
灰色くいびつな形をした人型のソレたちが向かってくる。直ぐさまナイフを持ち
何度も必要に腕を切り伏せる
『っつぁっぁだぁぁっっっ!』声高らかに切られた者共から順に悲鳴を上げる
そしてザッ!!と背後を取り人型の弱点である背中に一直線にナイフを入れる。
ソレらは血を流し不快な奇声を上げながら大きな爪の生えたもう一つの腕を振り上げる…のだがボトッと、腕の落ちる音と血と悲鳴を撒き散らすツーと刃から垂れ流れた血を他所に首を切り落とす。
『悪いな兄弟…手加減は苦手だ…』ニヤリと俺史上最高の笑みを浮かべながら地獄を続ける。悪いなヘンリー…汚えもん見せて…なにトイレしてんだよおめえ。
コメント
1件
精神安定剤でコメント欲しいのでじゃんじゃんくださいよな!!