•krsm
•ヤンデレ
•R-18注意
•ちょっと長めです()
…………………………………………
sm視点
俺の彼氏はツンデレだ
kr「さっさと起きろバカ、飯できてるから」
バシッ
sm「ん”ん”……」
いつも通り俺をぶっきらぼうに叩き起こしては、そう早足でリビングに戻っていくきりやん
相変わらずだなと思いながらも、それがあいつなりの愛情表現だとわかってはいるため
俺も特に恋人が冷たいだなんてことで嘆くこともなかった
まぁ言うならば、俺の彼氏は素直じゃない
滅多に俺に愛を伝えてくることもないし、今まで一回もそういうことをしてないけど
それでも俺はきりやんと毎日を過ごせることが幸せだったため、別に気にしていなかったのだ
………あの光景を、見つけるまでは
あの日はちょうど付き合って3年の記念日の日
昼間きりやんは用事があると言って家を出てってしまったので
暇を持て余していた俺は、せっかくだしどこかふらつくかと外に出たのだ
大通り、毎年クリスマスにはきりやんと見に行ってるイルミネーションがある場所に来た俺は
衝撃的なものを目にし、そして硬直した
kr「〜w」
「〜!」
sm「…え、?」
きりやんが、知らない女の人とジュエリーショップにいて
楽しげにネックレスやらなんやらを物色していた
それを見た瞬間、一瞬だけ俺の周りの世界は止まった気がして
居ても立っても居られなくなった俺は、その場から離れて早足に自身の家に帰った
部屋に戻り、ベットに寝転がって先程の光景と今までのことについて冷静に考える
そもそも、きりやんの恋愛対象は元々女の人だった
そこで俺が猛アタックして、告白して、OKを貰ってから始まった関係だ
それでも、きりやんも俺と過ごすということはちゃんと俺のことを好きでいてくれていると
勝手にそう思い込んでいた
あぁ、よくよく考えてみればすぐわかることだ
きりやんが全然俺に愛の言葉を伝えないのは?
きりやんとまだ一度もそういうことをしたことがないのは?
そんなの、きっときりやんにとって俺はずっと“友達”のままだったからに決まってる
そりゃもちろん正式には付き合っているが、
もしかしたらあいつにとってこの俺との恋愛はただの遊びかもしれないし
はたまた俺等が付き合っているということすら自覚してないのかもしれない
そう考えると、あそこできりやんがもし女の人と浮気していたとしても仕方がないことだ
sm「……まさか、こんなタイミングで失恋するとはなぁ、、」
そうぽつりと呟いた俺の言葉は、虚しく空気と共に消えていった
ガチャッ
kr「ただいま~、ご飯買ってきた……って、なにしてんの?」
sm「………おかえり、きりやん」
夜になり、きりやんがご機嫌な様子で家に帰ってくる
よっぽど、あの人とのデートが楽しかったんだな……
そう思うとまた少し自分が惨めになり、それを少し嫌に思いながら
俺はきりやんの方を座ったまま見つめ返した
少し暗い俺の様子に、きりやんは不思議に思ったのかいつも通り言葉を続ける
kr「うわっ、なんでそんな暗いんだよ……お前元から根暗なのにさらに暗くなるとかもう救いようないからやめろよな」
sm「…………」
そういつもの減らず口で、ぶっきらぼうに乱雑に俺の頭を撫でようとしてくるきりやんに
少し安心感を覚えながらも、俺は改めてきりやんの方に向き直って口を開いた
sm「………別れよ、きりやん」
kr「……は、?」
俺のその言葉に困惑するきりやんに、俺も少し気まずくなり部屋に戻ろうとすると
きりやんに咄嗟に腕を掴まれてしまいそれを阻止される
kr「はぁ!?おい、待てよ!!なんで急に…!!そんな冗談面白くないからマジやめろって!!」
ガシッ
sm「っ……冗談とかじゃない、全部本気……もう、きりやんのこと好きじゃないから、別れる」
kr「!!!」
自分でいったそんな嘘に、俺は心を貫かれる
ほんとはまだ好きだけど、、それでももうこのまま続けたら駄目だから
だから、今日でもうきりやんにさよならしなきゃ
そう思い、俺はきりやんが力を緩めた隙を見て早足で部屋に戻り準備を始めた
部屋を片付けていると、自然と涙が溢れてきてほんとに未練がましいなと自分に嫌気が差す
こんなの、本当はただの自己満でしかない
それでも、今の俺にはこうすることしか出来なかったから
そんなくだらないことを考えながら、最低限の荷物をキャリーケースに詰めて
とりあえずは自身が元々暮らしていた家に帰ろうと頭でこれからの計画を練りながら
俺は涙を隠すように布団に潜り、目をつむった
バチュンバチュッバチュンッッ
?「ぁ”っ♡♡、♡あ”♡♡、♡♡ん“ぁ”っっ♡♡♡」
何か、、水音のようなものと誰かの苦しそうな声がが聞こえる
……なんの音だ?
ていうかこの声、、俺じゃ……?
そういえば、、なんだか下半身の部分が熱い……
一体何が起きてるんだ?
そう思いながら、俺が徐々に意識を覚醒させていき目を覚ます
すると一番最初に飛び込んできたのは、俺に激しく腰を打ち付けるきりやんの姿で
俺は猛烈に困惑した
バチュッバチュッバチュッ
sm「ぇ”、?♡ひっ、♡♡あ”っ♡、や”っ♡♡、♡な”に♡♡、♡し”でっ♡♡♡」ビクビクッ
kr「あ、起きた?♡♡おはよ、スマイル♡」
チュックチュッレロッチュッ
sm「!!??あ”っ♡♡、♡ん”、♡♡ふぁ”っ♡、♡んぁ”、♡♡」ビクッ
きりやんはこちらに気がつくと、笑みをこぼし俺に深いキスを落としてきた
今までしたこともないようなキスに、今のこの状況
そのどれもが俺をただただ困惑させた
バチュッバチュッバチュンッゴチュッ
sm「っ、♡ぁ”っ♡なに、じでっ♡、♡う”、♡♡な”♡、ん”で♡♡…お”れ、♡♡き”りや、っ♡♡」ビクビクッ
kr「っ♡なにって、愛情表現だけど?♡♡…ごめんねスマイル、、俺がなかなか素直になれないからきっと不安だったんだよね?……大丈夫、大丈夫だよ、、これからはいっぱい愛してあげるから♡♡♡」
ゴチュッゴヂュッゴヂュンッ
sm「あ”ぁ”っ♡♡♡!?ひっ、♡♡や”、♡♡や”だっ♡♡♡ま、♡♡って”♡♡!!お”ねがっ、♡♡あ””っ♡♡♡♡、♡む”りむ“りむ“りっ♡♡、♡どま、♡♡とま”ってぇ♡♡」ビュクッビュクップシャッ
きりやんに激しく奥を突かれ、今までにない快感から俺は再び気を失いそうになった
しかしそれでもきりやんは俺を犯すことをやめず、
俺は結局初めてだというのに何度も何度も中に出されてしまった
sm「あ”、ぅ”……も、やだぁ……」ビクッビクッ
kr「……ねぇスマイル、、俺と結婚しよっか♡」
sm「……ぇ、」
そう言うときりやんは俺の頬を撫でながら虚ろな目で空想を語りだした
kr「ちょうど付き合ってもう3年になるんだし、そろそろいい頃合いでしょ?…初夜ももう済ませたことだし、家は今のままで……後は籍入れて結婚式したら完璧じゃね?」
sm「な、何言って………」
そう俺に笑いかけてくるきりやんに、俺は恐怖を感じた
だって、確かに俺は今日きりやんに別れ話をしたはずだし
きりやんだって俺なんかよりあの女の人のほうが好きなはずだから
あの別れ話も何だかんだ言いながら承認してくれるはずだと、そう思っていた
けど実際は、俺はきりやんにハジメテを奪われて当のきりやんはなんだか様子が可笑しい
kr「別れるなんて言ってきたのは流石に驚いたけど、あんなの嘘に決まってるよな?だって俺とスマイルは恋人で、愛し合ってる仲だもん、、そんなわけ、そんなわけないよね?」
グイッ
sm「っ、」
そう俺の腰を再び掴んだ手は、俺に対する脅しのようで
肯定の言葉以外は許されない、そんな雰囲気を感じ取った俺は、上擦った声でその問いに返答した
sm「ぁ“、……ごめ、な“さい…う“そついて、ごめん、、なさい」ポロポロ
なんだか怖くて流したその涙は、きりやんの手で優しく拭われた
kr「……うん、、俺こそ怖いことしてごめんね?」
ギュゥゥ
そう言い、俺のことを離さまいと抱きしめるきりやんはやはりどこか狂気的で
俺の彼氏は狂ってしまったんだと実感した
………いや、もしかしたら俺の彼氏は
俺が思うよりもずっと前から、狂っていたのかもしれない
……まぁ、、今更気付いたところで、もうどうしようもないのだが………
そんなことを頭の端でボヤボヤと考えながら、俺もきりやんを弱々しく抱きしめ返した
……………………………………
はい、どうも作者です。
今回の話は元々やってたアプリでぼそっと言ってた
ツンデレがヤンデレになるやつを書いてみました()
何のアプリかは言いませんが、元々「腐思議の国」という名前で活動してました。
何のアプリかは言いませんが(((
まだまだ前のアプリに未練タラタラ恨みドロドロですが…(((((
こっちで頑張っていこうと思います
あと…前のアプリで投稿してた小説を、こっちで再連載しようかななんて思ってます。
ほぼほぼ私の自己満でしかないのですが、、
まぁそれでも、こんな私にお付き合いなさってくれたら嬉しいです()
コメント
1件
ヤンデレになるのほんとに好きです😭ありがとうございます😘😭