はい、お久しぶりですね~!!!
活動復帰です!!!
復帰一発目はやっぱ小説っしょ~!!!って事で!!
存分に休んできた~!!!
てか忘れてる方が多分多いと思います!!!
思い出して見てくださいね!!ww
それではどうぞ!!!
注意事項は1話です。
杉並区アジト
四季
「まじで複雑だな~…」
京夜
「敵が来たら危ないからね。」
穏やかに言いながらも、その瞳には警戒の色が宿っていた。
笑顔の下には、医療班として数多の死を見てきた覚悟が滲む。
四季
「まじでちゃんとしてんなぁ~…」
軽く茶化しながらも、心のどこかで“頼りがいのある仲間”だと感じていた。
会議室
四季
(…真澄隊長達がいないから結構やりずれぇかもな…)
「ん~、、ミスったかもな…」ボソッ
静まり返った会議室の空気に、四季の小さなつぶやきが吸い込まれていく。
その声を拾ったのは、やはり敏感な男だった。
無人
「四季、悩み事か?」
四季
「…いや、まあちょっとな。
まあでもたぶん問題ねぇよ。」
平然を装う。
けれど、無陀野にはその裏の不安が見えていた。
無人
「そうか。」
短い返事。
その言葉に込められたのは、信頼と静かな見守り。
大我
「すいません、遅れましたっ!!
おい紫苑はやくしろっ!」
紫苑
「え~、あんな野郎しかいない場所嬉しくねぇよ~」
にぎやかな声が、張りつめた空気を一気に砕く。
一触即発の緊張感も、この二人がいればどこか柔らぐ。
大我
「うるせぇっ!!!
ただでさえ先輩がいるんだぞぉ!!」
紫苑
「大我の方がうるさいよ」
従児
「え、あの二人大丈夫なの?」小声
四季
「あぁ、大我さんはいかちぃ見た目してるけど、超優しいんだぜ?」
従児
「た、大我、?」
四季
「あ~、金髪の方な。」
従児
「あぁ、、え、ほんとに、?」
四季
「あぁ、まじで優しいぜ?w」
京夜
「あ~見えて、〝聖母〟なんて呼ばれてんだからw」
従児
「へ、へぇ…」
笑いが零れる。
わずか数秒でも、緊張が和らいだ。
この笑顔が、嵐の前の最後の静けさになることを、誰もまだ知らなかった。
紫苑
「ガキもいんのかよ~…
つーか何のために集められてんの?」席座
無人
「四季、説明できるか?」
四季
「あぁ。」
四季は一度だけ深く息を吸う。
その顔にはいつもの軽さはなかった。
四季はなぜここに来たのか、自分がどういう人間なのか、これから杉並がどうなるのかを迷うことなく淡々と話した。
その語り口は静かで、力強かった。
百鬼は納得し、朽森は信じられないと言う顔をしていた。
それぞれの胸に、小さな火が灯る。
紫苑
「それ信用出来る理由あるんすか~?
京夜先輩、無陀野先輩。」
京夜
「うん。実際四季くんの言う通りになってたし、、
信用は出来るんじゃないかな。」
無人
「あぁ、俺も同感だ。」
紫苑
「ふ~ん、まあ死なないといいけどな」
軽い言葉の裏に、かすかな恐れ。
朽森もまた、この先に何かが待っていると感じ取っていた。
無人
「作戦実行は深夜0時だ。」
大我
「ならガキは寝てろ!!
深夜行動だから寝ねぇと体に毒だ!!」
四季
「ほら、優しいだろ?」
従児
「そうだね、w」
笑い声が重なり、ほんの束の間だけ、戦場の空気が遠のく。
深夜0時。
夜の静寂を切り裂くように、出撃の時が訪れる。
街は眠り、闇の奥で誰かが息を潜めている。
無人
「ではこれから桃の制圧を行う。」
京夜
「俺は鬼の手当てだね。」
四季
「遊摺部は制圧側に来いよ?」
従児
「うん。」
京夜
「え、遊摺部君前出て平気?」
四季
「右京に鍛えられてたらしいから平気だろ。」
従児
「…まあね」
京夜
「そっか。」
紫苑
「京夜先輩こそ護衛無くて平気なんすか?」
京夜
「隊員がいるから平気っしょ!
やばかったら言うから安心してよ!!」
紫苑
「そ~っすね。」
各々が自分の役割を理解していた。
それぞれの声が静かな覚悟を帯びる。
無人
「四季、右京のいる場所は分かるか?」
四季
「…あの時と時期が違うから分かんねぇ…
遊摺部!!お前分かるだろ?」
従児
「はい、こっちですッ!!」飛
四季
「おうッ!!」飛
夜気を切り裂くように、影が闇へ駆ける。
月光が血のように鈍く光る中、
その胸に渦巻くのは、恐怖よりも「信頼」だった。
四季
「ッ、はっ?!
なんだこれッ!!!」
肌を刺すような圧力。
空気が震え、四季の周りから何もかもが消え失せた。
??
〝おぉ、成功した。〟
四季
「…お前ッ!!地神じゃねぇか!
なんでここにいんだ俺?!」
地神
〝僕が呼んだんだ。〟
四季
「はッ?!なんでだよっ!?」
地神
〝いやぁ、君…間違えてたからさ。〟
四季
「間違えてた、?
どういう事だよ、」
地神
〝僕はさ、生前と同じ流れを出来ると言ったよね。〟
四季
「あぁ、、言ったな。」
地神
〝分かってるなら何で出来ないの?
流れが変わってるよ?〟
四季
「はッ、?流れ変えなきゃお前の目指してる事出来ねぇだろ、、」
地神
〝あ~、君はもう無理かな。
前の人と同じだ。〟
四季
「どういう事だよ、」
地神
〝まあ君は優しすぎるから無理だとは思ってたけど、、
あ、分かった!!〟
四季
「ぁ?んだよ、?」
地神
〝君に新しい試練を与えよう。〟
四季
「新しい試練?」
地神
〝そうッ!!〟
四季
「どんな試練だよ」
地神
〝君が出会った鬼の記憶を全て戻す。
でも、それだけじゃ簡単だよね?〟
四季
「…あぁ、?」
地神
〝だから君の事だけは忘れてる。
って言う感じかな。〟
四季
「つまりどういう事だ?」
地神
〝自分自身を、その鬼の記憶として思い出させること。〟
四季
「………」
地神
〝それが試練だ!!
どうだい?面白そうでしょ!!〟
四季
「あぁ、やってるよ。」
地神
〝じゃあ決定ね!
前の試練は破棄するとしよう!!
さ、そこに手を伸ばして。〟
四季
「…あぁ、」
地神
【汝に与えられし試練よ。解約せよ。】
四季
「うわッ、なんだこれッ…」
地神
〝気づかなかったの?〟
四季
「え、おう…」
地神
〝目の前の事に集中しすぎじゃない?〟
四季
「いや、だってよ…
全力でやりたいじゃん。」
地神
〝、、ほんと、優しくて困っちゃうよ。
じゃあ次は契約ね。
これが果たされた時、世界は平等だ。〟
四季
「あぁ。」
地神
【汝に与えられた想いに応え、契約を与える。】
四季
「……」
地神
〝よし、これでいいかな。
もういいよ。〟
四季
「…あぁ。」
地神
〝それじゃあ、頑張ってね。
また飛ばすから。〟
四季
「…なぁ、俺の親父の記憶は?」
地神
〝さぁ、どうだろう。
それは僕にも分からないんだ。〟
四季
「…そうか。」
地神
〝じゃ、行ってらっしゃい。〟
四季
「あぁ。」
地神
〝ねぇ、これで良かったの?
“天神”。〟
天神
‘まあいいんじゃね~??’
地神
〝…“天国の神様”がこんなことしていいの?〟
天神
‘でもお前も賛成したろ?
楽しそ~って。’
地神
〝まあ、そうだけどさ~…
あんたほんとに天国の神様なの?〟
天神
‘ははッ、俺らまじで逆だよな~!!!’
地神
〝はぁ~、、こんな奴の好奇心に遊ばれて可哀想…
ごめんね、四季君。〟
天神
‘優しいな~、w’
地神
〝………〟
天神
‘、?’
☂.· ⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯ ☂.·
はい、今回ちょい短め!!
もうそろ完結近づいてるかなって感じ!!
楽しみにしててください!!!
それではまたッ!!!
コメント
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誰も、とかザワッ、とか強調の仕方がスゲェよくて鳥肌たった!wもう展開良すぎて目ガン開きだったよー!!♡www
好きです。