大森「…」
なんだか元貴が不機嫌だ。目も合わせてくれない。えぇ…僕なんかしたっけ…?
藤澤「も、元貴…?」
大森「…なに。」
藤澤「ね、ねぇ、なんで怒ってるの…?」
おそるおそる尋ねてみる。
大森「べつに。怒ってないし。」
ぷいっと顔を背ける元貴。
めっちゃ怒ってるじゃんかぁ…
どうしよう…とりあえず謝る…?
藤澤「えっと…ごめんね…?おいで?」
大森「…やだ。」
えぇ…
大森「… 俺が何で怒ってるかわかってる?」
珍しく俺貴だ。これは結構怒ってるぞ…
藤澤「えっと…僕が1人でこっそり自分のお菓子食べちゃってたから…?」
思い当たることを片っ端から言っていく。
大森「ちがう。」
藤澤「えぇ…じゃ、じゃあ元貴が僕に話しかけてるのに気付かないで1人でお話してたから…? 」
大森「ちがう。…それも寂しかったけど…」
えぇー、わかんないよぉ…
大森「…手…てたじゃん…。」
藤澤「んぇ、なんて?」
大森「…っだから、今日ムービー撮ってミスった時に若井と手くっつけてたでしょ…!」
藤澤「え…?」
〜遡ること数時間前〜
大森「せーのっ」
藤澤「私は最強!」
若井「インフェルノ!」
若井「ちょちょ笑 」
藤澤「だぁ、違う違う、間違えた!笑」
若井と藤澤が手をくっつける。
若井「インフェルノにするって話したじゃん!」
藤澤「そうだった、そうだった笑」
大森「もっかいもっかい…」
……
大森「あれやだった…。僕の涼ちゃんなのに…!」
なにそれかわいすぎない??
藤澤「元貴、嫉妬しちゃったの?」
大森「…っそんなんじゃなっ…くはないけど…。」
藤澤「嫉妬したんだ。かわいいね。 」
大森「かわいくないしっ」
そんな理由で拗ねてたとか、かわいすぎ。
藤澤「ごめんね。おいで?」
両手を広げてて呼ぶと、元貴は静かに上に乗ってきた。 ぎゅっと抱きしめて、頭を撫でてあげる。
藤澤「許してくれる?」
大森「ん、許す…。」
藤澤「ありがと。」
たまにはえっちくない甘々が見たかった…
でも我慢できないので次の話で番外編としてえっちくさせちゃお〜♡
コメント
8件
あぁあの動画かと感じました!あの動画ほんとに嫉妬してそう!
あららぁ…可愛い✨ そんな動画ありましたねぇ⤴️ 寂しそうな大森さんの顔ったら😏 その後にこんなお話があったんですね👍
あらら、ほっこりもいいですな