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溶けた炭酸水
310
みり(プロフ必読)
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💙💛恋人設定ですが🩷💛です。
🩷さんだいぶ歪ませてます。明るさを盾に特定に執着を魅せる彼が好きなんです。
そしてまんまと翻弄される💛も好きなんです。
当作品はフィクションです。
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🩷side
撮影終了後楽屋にて、突然の報告だった。
「実は皆に報告したい事があって…」
「俺達真剣に付き合うことになりましたー!」
「おい!ちょっと先走るなよ!//」
太 智に手を繋がれながら顔を赤くして何を言ったのか。
舜太は「えーっ!?」と驚きながらも「おめでとう」と喜んでいた。柔太朗は何となく察していたのか「やっとなんだね」なんて言ってそれでも祝福していた。皆でわちゃわちゃしていて、なのに俺はひとりぽつんとその輪に入れずにいた。まるで世界が俺を置いて遠くに行ってしまったかのようだった。
「…やと、はやと!はやとってば!」
「ッ?はっ!」
突然仁 人の声が耳に入り驚く。祝福してる輪から抜けて自分を気にかけてくれたのか。
「勇 斗はどう思う?」
「あ、あぁ、うん…おめでと…」
「ホッよかった、本当は勇 斗の反応が1番気になってたんだよね」
「え、なんで?」
「最年長とリーダーとして一緒にやってきた仲だろ笑 反対されるかなーとかも正直思ったけど勇 斗の事信じて打ち明けてよかったわ、でも複雑だよな?メンバー同士って」
「そっそうだな…」
「…はやと?」
様子がいつもと違うのに気づいたのか首を傾げて少し高い俺に上目遣いで伺ってくる。
「やっぱり素直に喜べることではないか…勇 斗にはもっと話すというか相談とかするべきだったよね」
俺の様子を良くない方へ受け取ったのかあからさまにシュンとしてしまう。実際良くは無いのだか…
「…いや、まぁ、気になることはあるけど、いいんじゃない?でも俺達以外にはぜってーバレんなよ!」
「当たり前じゃん!」
咄嗟に切り替えて笑いながら小突く、こういう時に役者に長けていてよかったと感じる。
腹の煮えくり返る思いもバレなくて済むんだから…
いつから好きかなんてわからない。でもいつの間にか目で追ってしまい、好きだと、愛していると実感してしまった。
だからずっとアタックしてたのに、横取りされた気分だった。俺の方が絶対先に好きになってたのに、そしてそんな俺を差し置いて気づかぬうちにふたりが想い合っていたことに、どうしようもなく憤りを感じる。
ずっと仁 人も俺と同じ気持ちだと思っていたのに…
ちゃんと説明気持ちが伝わっていなかったのか、俺が言っていた好きはいつも冗談だと思われていたのか、なんだかんだ嬉しそうな顔してたじゃんか、俺にしか見せない態度をしてたじゃないか、嫌々言いながらも照れくさそうにしてたじゃないか…
今までのはなんだったんだよ…
もしかして試されてるのか?だって仁 人は絶対俺に気があったはずだ。きっと仁 人は気づいてないんだ、自分の本当の気持ちに。純粋だから太智に告られて嬉しくなっちゃっただけなんだろ。
…手加減してたのがよくなかったんだ、ここからは遠慮なんてしない。なにをしても捕まえてあげる。大丈夫だからね仁 人。俺ところにちゃんと堕ちてこれるようにするからね。
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💛side
今日はメンバーでのYouTube企画で全員集まっていた。
「吉 田はんは今日ももちもちで絶好調やな」
「もちもち言うな!」
「えーもちもち可愛ええやん」
「っるさい!//」
太 智と付き合ってるのを報告してはじめての5人での仕事だったが、いつも以上に太 智に絡まれる事はあるものの、ほとんど普段と変わらず順調に進んでいった。
受け止めてくれた3人には本当に感謝しかない。
帰り支度をしながら変わらない現状にありがたく浸っていた所に勇 斗から声をかけられた。
「ねぇ仁 人、この後時間ある?」
「この後は特に仕事は入ってないけど…なんで?」
「今日どうしても仁 人に相談したい事があってさ」
勇 斗が急にこういう事を言うのは稀にあったが、かなり真剣な面影をしていたので妙に緊張してしまう。本当ならこの後、太 智の家に帰る予定だったのだが、その神妙な面持ちになんとなくそこは伏せてしまった。
「今日?もちろんいいけど、なにかあったの?」
「うん、ちょっと場所変えたいから俺の家これる?」
「え、家行くの?もう時間も遅いし、ここじゃ話せない?」
「内々の話だから、出来れば俺の家でって思ったんだけど…いや、無理なら全然大丈夫だ」
「あ、いや、全然無理とかじゃないけど、遅いとまた泊まることになるかもしれないしさ」
まさか家に連れてかれるとは思わず言ってしまったが、遠慮したような口ぶりについフォローしてしまう。
「ああ、それは大丈夫、すぐ済むから」
「まぁ、それならいいけど…ちょっとまってて」
一応太 智に言っておこうと思い、身支度を済ませて俺を待っていたところにかけよる。
「ごめん太智、勇 斗が今日どうしても相談したい事があるって家行かないといけなくて…」
「え!急に珍しいな、まぁでもそれならしゃーないかぁ、寂しいけど吉 田さんを可愛がるのはまた今度にお預けやな♡」
「こんなとこで言うな!でも遅くなってもよければ…行ってもいいけど…//」
「なんや可愛いなぁ♡ なら待ってるわ、帰り時間わかったらまた連絡してな」
「お、おう//できるだけ早く帰るから」
「今日のこと焦らんくてええからな、また予定合わせればいつやって出来るんやから」
「まっまぁ、そうなんだけど…」
本当は今日太 智と初夜を向かえるつもりだった。そのためにコツコツと後ろの準備をしていたので、余計寂しく感じてしまう。
今日太 智の家に行けても遅すぎてしまえばまた次の機会にとなってしまうかもしれない。今日に至るまで丸1ヶ月かかけて指3本余裕で入るようになったのだ。待ってくれた太 智の為にもはやく明け渡してしまいたかった。
太 智の言った通り焦る必要がないのはごもっともだが、せっかく後ろも綺麗にしてきたのに…
思わず口がムッとしてしまう。
「んは笑 そんな拗ねた顔せんといてよ」
そう言って俺の顔を両手でむにゅむにゅとこねくり回してくる。
「うむぅ!しゅねてない!はにゃせ!」
「あー!まただいちゃんとじんちゃんまたイチャイチャしとる!」
「してない!またとか言うな!//」
「そうやでー!ええやろー笑」
「こら!うるさい!//」
なんてふざけたやり取りを少し離れた場所からじっと鋭い目つきで睨んでいたことなんて気づきもしなかった…
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in勇 斗家
「お邪魔します」
「ソファでくつろいでなよ、飲み物だすから」
「え、いいよ、そこまで長居するつもりないし…」
「いいからいいから、一杯ぐらいで話済むし、それに仁 人の好きな桃のやつだよ」
「え!ま、まぁそういうことなら」
という事で大きめのソファに腰をかける。少し話を聞くだけで帰ろうと思っていたが、自分の好きな桃を出してくれるという事であれば釣られてしまう。一杯だけならすぐ済むしいいだろう。少しくつろいでるとすぐ「はい、どうぞ」と出してくれた。
「ありがと」と両手で受け取るとすぐにいい香りがしてちびりちびりと飲んでしまう。
「んー♡いい香りで美味しい、けどこれもしかしてお酒?」
「そうだけど度数は低いよ。気に入って貰えてよかった…仁 人のために買ってきたし」
「わざわざ買ってくれたの?!なんで?」
「うーん、今日のためかな?」
「今日?あっそうだ、本題に入ろ、相談があるんでしょ?」
「そうそう、でもその前にちょっとトイレ行ってきてもいい?めっちゃ我慢してんの!」
「先にそれを早く言え!」
足早にトイレへ向かっていった。相談と言っていたが何の話だろう、グループの話?個人活動の話?それとももっとプライベートな話?もしくは俺と太 智の関係の事とか…内々の話って言ってたし、割と最近の事となるとその事しか思いつかない。やはり勇 斗なりに思うところがあるのだろうか。
入れてくれたお酒を飲みながら相談の事を考えているが、なかなか勇 斗が帰ってこない。
もうそろそろ飲みきっちゃうんだけど…
「ごめんごめん、待たせて、腹痛くなっちゃって」
「おそい!もう飲みきっちゃったよ」
「お!よかった飲みきってくれて、変な味しないか心配だったんだよねー」
「…ん?まあ、普通に美味しかったよ?」
なんの安心なのわからない。どういう意味だ?
「よかったー、いや実は相談って言うのがさ仁 人と太 智の関係についてなんだよね」
突然真剣な眼差しで言われ少し動揺する。不安に思っていたことが的中してしまった。やはりグループでのこの関係は良くないと言うつもりなんだろうか。頭に少しモヤがかかってきて思考が上手く回らない。
「ごめん、いつも通りだと思ってたけど気使わせてた?雰囲気とかよくなかった?」
「あー、そういうことじゃないよ。たぶん仁 人が不安になってることって自分達が付き合った事でグループの雰囲気が良くないかもーとか思ってるんでしょ?」
「ち、違うの?」
「ははっ全然違うから、そこは安心して」
「え?じゃあどういう…?…あれ?」
話をしたいのに上手く言葉が出てこない。疲れてアルコールが回ったのか?あれだけで?
「仁 人もう酔っちゃったの?笑」
「…なんか、急に…ねむい?」
「この後太 智が待ってるのに俺の家で寝ちゃうの?」
「は?、なんで、それ、知って、」
「なんでも知ってるよ、今日初めてセックスするつもりだったんだよね」
「ッ!//な、なん、れ…」
なぜそこまで知っているのか聞きたいのに、もう口が回らない。
「ほらもういいんだよ、俺にもたれかかっていいから」
もう限界だった。頭が重たくて起きてられない。勇 斗に言われた通りもたれかかり、意識が途切れた。
コメント
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読了したわ…これ、めっちゃ重いやつじゃん!🫠💥 勇斗の「手加減してたのがよくなかった」発言、完全にヤンデレのスイッチ入ってるし、仁人がまさか初夜の準備までしてたって知ったらどう思うんだろ…。あの桃ジュース、絶対ヤバいやつだよね。続きが気になりすぎる🔥 にーさんの歪んだ執着描写、めちゃくちゃ刺さるわ…。