前回の投稿4000いいねありがとうございます (;_;)♡
⚠️ ネタバレ注意
・一虎のお話!!
・若干暗めかも!!
最後まで見てってね すたーと!!!
俺が真一郎くんを殺しさえしなければマイキーが黒い衝動になることもなく、場地が死ぬことも無いはず。きっと大丈夫。みんなの幸せのためなら俺はなんだってやってやる。
「…てかマイキーの誕生日っていつだっけ…」
カレンダーを見ると、どうやらマイキーの誕生日は明日らしい。
「はぁー、今のうちにマイキーのプレゼント考えとかないとなぁ」
もし、万が一バブをプレゼントすることになったら大変だからな。
「明日場地に相談すっか。」
いつも通り神社に行くと、見慣れた後ろ姿があった。
「おーい!!みんなぁ!!」
どうやら創設メンバーみんなマイキーのために集まったらしい。
龍 「おい一虎!!おせぇーぞ!!」
「ハハ、ごめんって」
「で、みんなプレゼント何にするか決めてきた??」
そう聞くとみんなは一斉に頭を捻った。
そりゃそうだよなぁ。どら焼きはぜってぇー誰かと被るし。小学生だからそんなに高ぇ物も買えないしな。
三 「あ ッ !! 毛布とかは??」
場 「おお!! それいーじゃん !!」
パー 「?? なんで毛布なんだ??」
龍「あいつ、毛布ないと寝れねぇんだよ。」
そうなんだ。初めて知った。今分かったが俺はマイキーのこと何も知らない。そう思うと、一気にみんなとの距離が遠くなった気がした。
とりあえず、プレゼントは決まった事だしこれで真一郎くんが死ぬことも無いはず。 だけど、一応心配だから俺は真一郎くんのバイク屋をずっと見守っとくことにした。
いつの間にか寝てしまっていたらしい。目を開けると、そこは見慣れない天井が広がっていた。
?? 「お、起きた。大丈夫か??」
その声を聞いた途端、俺は息を呑んだ。 俺が昔、この手で殺めてしまった男、佐野真一郎だ。
真 「お前、昨日の夜からずっと俺のバイク屋の周りウロウロしてたろ?? もしかしたらバイク盗むかもしんねぇなと思って一応俺もお前を見張ってたんだけど何もしねぇし。」
げ、気づかれてたのか。俺は言い訳する言葉も思いつかず、つい黙り込んでしまった。
真 「まぁ、とりあえずご飯食べてけ。冷めないうちに食べろよ?? 笑」
そう言うと真一郎くんは部屋から出てってしまった。
俺の目の前には作りたての朝食。流石に1口くらいは食べないとなぁと思ったので俺はご飯を口に運んだ。
「…おいしい、」
嗚呼、俺はこんな優しい人を殺しちまったんだな、
過去の自分をぶん殴りたくなった。
俺はこんなに優しくされる資格なんてない。
俺はここに居ちゃいけない人間なんだ。
その日から俺は創設メンバーの皆と距離を置いた。
コメント
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う " わ ぁ ぁ !! 天 才 様 ぁ ぁ ぁ あ あ !! 続 き 楽 し み に し て い ま ぁ ぁ ス !! !!