⚠️ネタバレ注意!!
・一虎のお話
・若干暗めかも!!
最後まで見てってね〜 !!! すたーと!!🙌🏻
創設メンバーと距離を置いてから約1ヶ月たった。
最初は皆しつこく俺に付きまとってきたが、最近は俺抜きで遊びに行ったりしてるらしい。
「ほら、俺なんて居なくてもいいんだよ…」
自分から離れていったくせに何泣こうとしてんだ。自分。 いつまでも弱くてメソメソしている自分に腹がたつ。
そんなことを思いながら歩いていると、焦げ臭い匂いがしてきた。俺はその匂いのほうに向かって歩いた。
「火事…??」
表札を見るとそこには「乾」と書かれた文字。
「乾……ってあの!?」
そう。2人には未来で接点があったのだ。
「助けないと…!!!!」
一虎は、火の中にたった1人で立ち向かった。
勢いよくドアを開けると、リビングに一人の男の子 、2階に一人の女の子が倒れていた。
俺はその2人を抱き上げてすぐに逃げようとしたが遅かった。炎はさっきよりも激しく燃えていたのだ。 「せめて2人だけでも…」
消防士 「男の子1人、女の子1人確認!!!! 命に別状はなし!!!!」
消防士さんの声が一虎まで聞こえてきた。
「嗚呼、よかった。助けれた。」
そのまま俺は意識を失った。
俺が目覚めたのは火事があった日から2週間たった頃だった。 目を開けるとそこには白い天井と、今にも泣き出しそうな東卍の皆。
皆は俺が起きたのを見ては、驚いたり、泣いたりしていて、病室はまるでカオス状態。
それからしばらくして冷静になったのか、長い沈黙が続いた。
その沈黙を破ったのは 場地だった。
「どうして火の中になんか、!!!! あぶねぇだろ!!!!」
場地は本気で心配しているようだった。
「…助けなきゃって、思って、、」
「一虎、お前なんで最近俺達を避けてたんだよ?」
マイキーが俺にこう言った。 俺はドキッとした。まさかバレてたなんて、、 何を言ったらいいのか分からずつい黙り込んでしまった。
「お前は俺のもんだ。一虎。 お前が危ない目にあったときは俺がぜってぇ助けてやる。だから1人で抱え込むな。みんな、お前が大切なんだ。」
なんで、なんでなんでなんでなんで!!!!なんでそんなこと言うんだよ!?!? 俺はお前の兄貴を殺したクズ野郎なのに、、 そんなこと言われたらッ 、みんなと離れたくなくなっちまうだろ、
「っ……ふ………っ」
俺は思わず泣いてしまった。皆はそんな俺を見て優しく俺を包み込んでくれた。
ああ、やっぱり離れるなんてできない。俺はみんなが”大好き”だから。
コメント
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一虎君はいい子だよ
ふぅぅぅ 好きです