こんにちは。
沙猫こと、名猫と申します。今回は私の妄想なので投稿しているか分かりませんがまぁ書きます。
⚠妄想&捏造⚠
⚠微軍パロ⚠
⚠途中敬称略⚠
ワンクッション
tn side
「はぁ……」
溜息をつきながら書類に目を通す。
(俺のもあるんやけどなぁ)
「これは大先生で、」
「こっちがシッマ、」
「えっとーこれは、シャオロンか」
口に出して確認しながら書類を分ける。
(早く終わらして寝たいんやけど、、)
ビクッ「なんや、?」
音がした方へ目を向けるといつも通りゾムとシャオロンが、内ゲバをしている。
(俺の仕事が、、)
「はぁ、」
「シャオロン!!競走しようぜ!!」
「いいぜぇ!」
「じゃあ俺勝ったら飯付き合え!」
「うぅわッ」
「だいせんせー!しっまー!!」
「お前らも強制参加や!来い!」
「おもろそうやん、いこうぜだいせんせ」
「えぇーッ」
(元気やなぁ)
気がつけば4人楽しそうに屋根の上を走り回っていた。
その時、
「うわぁッ」
「大先生!!」
という声がした。
窓の外、それもトントンがいた部屋の真上をみると大先生が落ちてきていた。
「はぁ!?」
考える間もなくトントンは動き出す。
大先生が目の前を通る寸前に、窓から飛び出し大先生の腕を掴み窓に放り込んだ。
つまりトントンが大先生の代わりに3階ほどの高さから落ちたのである。
「わぁットンt」
「トントン!!」
「ッ」(くそっ)
(これどーすっかな)
考えられるのはわずか2秒あるかないか。だが、この時のトントンには、3日以上寝ていないトントンには考えられる余裕はなかった。それと同時に受け身をとっても無駄だということは明白だった。
凄まじい落下音と激しい痛み。
すぐにトントンは意識を失った。
ut side
トントンに助けられたあと、すぐに衝突音が聞こえた。
「ットントン!」
窓の外を覗き込むと、頭から血を流し気を失っているトントンが視界に入った。
俺はすぐに階段をおりトントンの元へ向かった。俺が着いた頃ゾム、シャオロン、シッマも合流していて呼びかけていた。
「トントン!」
「しっかりしろや!!」
「おきてやぁ、」
俺はその状況を見て呆然としたが、すぐにしんぺい神に連絡を入れてトントンを運んだ。
シッマと一緒に持ち上げたトントンは、隈も酷かったけど、軽くてすごく、悲しくなった。
トントンが俺を庇って落ちてから2週間。まだ起きてはくれない。しんぺい神によると、「頭蓋骨にはヒビが入っている程度だけど起きるかどうかは分からない。全部トントン次第。」だそうだ。
「起きてよ、、目を覚ましてよ、」
みんながそういう。みんなが願ってる。みんな、恐れてる。トントンを失うことを。
tn side
「んっ、」
「どこや、ここ」
「いよいよ死んだか?これ」
「まだだよ。」
「まだ死んではいない。」
「誰や?」
「俺は、お前だよ。」
「ほへぇ」
「まぁありえるか」
「みんな待ってるってよ」
「少しここで休む程度にしとけよ」
「へいへい」
(起きてよ……
「ん?」
「誰や?」
(目を覚ましてよ…
「大先生か、笑」
「あいつ気に病んでんだろぉな」
「ふふっ笑」
「戻るか」
ut side
「はぁ……」
「やっぱ俺のせいやんな、」
大先生は落ち込んでいた。寝てもなかった。それを見ていたショッピとチーノはよく大先生と一緒にいた。
「そんなことないっすよ。大先生」
「そうですよ!」
「そうかなぁ、、ほんまにそうなんかなぁ、」
「大丈夫。大丈夫です。」
「んん、、」
「えっ!」
「トントン、?」
「なに、?」
「だい、せんせ、」
「ッとんとんんんん!!!」
「ッ」
「ちょッ痛い、から、!」
「よかったよぉぉ!」
「おれぇぇ、もう起きないと、思ったんだよぉぉ!」
「わかったから、、ちょっと、はなれて、?」
「ぅんッグスッ」
「お久しぶりです、トントンさんグスッ」
「バカトントンポロポロ」
「ごめんて、笑」
「内ゲバやる、あいつらも、これで少しは、こりるやろ、笑」
「そっすねッ笑」
tn side
(大袈裟やなぁ、)
(確かにまだ体重いし、頭スッキリせんし、全身が痛い、、笑)
「さすがに3階から落ちんのはやばいわぁ笑」
「ごめんッグスッ」
「ええよ。大先生が死ぬより全然ましや。」
「うぅ、、トントン大好きやぁぁぁ!!」
「はいはい笑」
「いやッだから抱きつくのやめいッ!」
「うわぁぁぁん!!」
「とんとぉん!」
「聞いとらんやろ」
「ッ」
「い”ッ」
「だいせんせッまじで、、はぁッはぁッ」
「へ、?」
「とんとん、?」
「ゴホッゴホッ」
「まだ、骨繋がってないんやけど、はぁッ」
「ごめん、、」
「そりゃそうよな、、」
(……ふふっ笑)
「大先生ちょっとかがんで?」
「?」
「はい」
なでなで
「大丈夫。俺は死なんから。」
「大先生のせいでこうなったんとちゃうから。」
「俺は、死んでへんから。」
「大先生のこと嫌いになったりもせんから。」
「大丈夫やから。な?」
「ぅんっ、」
「ありがと、とんとん、、」
「おん」
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!