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仁人side
俺は勇斗の手を握り、旧校舎に入って向かい合うように座った。
ずっと無言で気まずいな〜って思っていると、先に口を開いたのは勇斗だった。
勇斗「まずさ、この間はごめん」
まぁ、本題はそれだよね。
仁人「うん……」
勇斗は何かを決意したような顔をして俺を見た。
勇斗「俺、友達に仁人との仲のことを聞かれて、どうしていいか分からなくて、仁人が傷つくようなことを言った」
「仁人が出ていったあとにさ、太智が来て俺に言ったんだよ」
『仁人、ああ見えて結構モテるんやで』
「って言われてさ、俺、仁人の隣に俺じゃない奴がいたらって考えたら、嫌だったんだ」
「俺、仁人が好きだ!」
仁人「うん…うぇ!?」
顔が熱い、これって告白だよね!?
てか、太智なんてこと言ってんだよ……
そんなことを考えていると、
勇斗「遅いって分かってる。だけど、この気持ちを抑えることができないんだ」
「だから、俺と付き合ってほしい」
勇斗は俺の手を握り目を見つめながら言った
俺はどう答えようか考えたあと、震えた声で言った
仁人「次、傷つけるようなこと言ったら許さないからね」
勇斗は俺の言葉を聞いた瞬間、俺を抱き寄せた。
勇斗「もう、離さねーからな」
あぁ、俺は本当に勇斗が好きなんだなって分かった。
俺は遠慮がちに、勇斗の背中に手を回した。
仁人「うん……」
#さのじん
#snjn
のりもちさん
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コメント
1件
よすさん、第10話拝見しました。勇斗の「仁人が好きだ」っていう告白、すごくストレートで胸に響きましたね。それに対して仁人が「次傷つけたら許さない」って返すところ、怒りと受け入れの間の絶妙な距離感がリアルで…あの震えた声が想像できてじんときました。お互いの気持ちがようやく重なった幸せな場面、大切に読ませてもらいました。次も楽しみにしています🌷