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現世くるり ◤ ペア画なう ◢
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コメント
3件
🌾失っ.ᐟ.ᐟ あぁ段々と桃様がぁ… チョットイイナトオモッテシマウアティシハサイテイデスネウン (読みにくっっ) ひたすら好きすぎるっっっ
読み終えました……もう、胸が締め付けられました。すちくんの「らんらんは俺のものだよ」という台詞、あれがただの独占欲じゃなくて、彼自身の不安や執着の裏返しにも思えて、切ないです。桃くんが抗う力を失っていく描写が生々しくて、読んでいて息苦しくなるほどでした。でもそういう、二人のどうにもならない距離感を丁寧に描くのが、くるりさん本当にお上手ですよね。次が気になります。
「」せりふ ()こころ
桃 side .
この部屋のどこを探しても、出口など存在しない。
俺がどんなに言葉を尽くしても、すちはただ静かに微笑むだけだった。
その微笑みに宿る圧倒的な執着を前に、俺の心は音を立てて崩れ去っていく。
ベッドの上に横たわり、天井の一点を見つめる俺の身体からは、もう抗う気力さえ失われていた。
指先ひとつ動かすことさえ億劫で、まるで意志を奪われた「人形」のようだ。
「……らんらん。すごく可愛いよ。本当に、俺だけのお人形さんだね」
耳元に届くすちの囁き。
かつては何よりも俺を安心させてくれたその声が、今は逃れられない呪縛のように全身を縛り付ける。
すちの手がゆっくりと俺の髪を撫で、頬をなぞる。
触れられるたびに心臓が冷たく跳ね上がるが、俺はもう、その手を払い除けることさえやめていた。
視線が絡み合う。
すちの瞳には、熱を帯びた狂気と、俺を自分の世界に閉じ込めておきたいという歪んだ渇望が混ざり合っている。
逃げようとしない俺を「従順さ」と受け取ったのか、すちの距離がさらに近くなる。
呼吸が重なり、逃げ場のない密室の空気がますます濃密になっていく。
「ふ、ぁ……ッ、すち……」
辛うじて唇から漏れた声も、深い静寂の中に吸い込まれていった。
すちは俺の反応を確かめるように、執拗に視線を注ぎ続ける。
自由を奪われた恐怖と、抗えない力の差。
俺の理性が、すちの作り上げた閉鎖的な空間の中で、少しずつ削り取られていくのを感じていた。
「らんらんは俺のものだよ。誰にも触れさせない。ずっとここで、俺だけを見ていればいいんだ」
独占欲に満ちたその言葉が、俺の意識を真っ白に塗りつぶしていく。
恐怖と、それ以上に抗えない大きな存在感に呑み込まれながら、俺は深い闇の底へと堕ちていくような感覚に囚われていた。
【ら】
episode 12 . fin_