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千冬ver.


ーー千冬「やめ、泣」

「たす、け、ひ゛ぅ゛っ、、泣」


あぁ、、なんで、こんな事するんだよ、、

俺はただアンタの背中を追いかけ続けていただけなのに、

どうして、、どうして、、

なんで俺がこんな目に遭わなくちゃならないんだ、、

何したって言うんだよ、?

間違ったことなんて、、してないはずなのに、

正直なことを言ったから、?

逆らえば殺される。諦めかけていた

この人からは

逃げられないんだから。


きっと、助けなんて来ない。

万が一こればそいつは殺される、

そいつが殺されなくても、俺が殺されるだろう、

どちらにせよ、゛B A D E N D ゛ なんだよ、

それでも、それでも、助けて欲しくて、

無いはずの光を追いかける。

助けて欲しい。みんなに会いたい。相棒に、家族に、


本当の場地さんに。


                                                          会いたい。



撫でてくれた場地さんの手が大好きだった、

でも、

今の場地さんの手は嫌い。俺を傷つけるから。

俺を壊すから。

俺を俺でなくするから。


奥まで場地さんの指が入って、

感じたくないのに、感じてしまう、、

頭がおかしくなる、、

殴られて、蹴られて、犯されて、ぶつけられて、

正気が保てなくなる、



………大好きなのに、、


                                           大好きだったのに、、


                               消えていく。


俺は、

                 ゛場地さんのものになりたくない。゛



ーー千冬「や、らっ、う゛っ、いやっ、!泣」

頭がクラクラする、

気持ちい、、気持ちよくなりたくないのに、、

こんな、人に、、気持ちよくさせられるなんて、、

初めてを奪われるなんて、、

今のアンタは、

 

                    大嫌いだ。


ーー千冬「ぃや、っ、助け、っ、泣」

「にぃ゛っ、!あ゛っ、う゛ぁ゛っ、!泣」


いやらしい音と、俺の喘ぎ声が部屋中に響き渡る。

ツボを押されて、視界が歪む、

苦しい、、辛い、、


ーー場地「もうそろ入れるか、」


ズボンのチャックの音がして確信した、

あ、、

                   入れられる。


寒気がした、


心が言った、頭で浮かんだ。


                ゛ここから逃げろ。゛


逃げなくちゃ、、本当に、


場地さんのものになってしまう、


そんなの、嫌だ!!


ーー千冬「ひっ、う、、泣」

手で場地さんから離れようと後ろに下がるも、

壁についてしまう。

あぁっ、逃げられない、、

ーー場地「どこ行くんだよ?千冬ぅ」


どれほど殴られたっていい、

それだけは、、゛犯すこと   ゛だけはやめて、


ーー千冬「いや、っ、やだ、っ、!やだぁっ、!泣」

ーー場地「あ??」


体全体が震える、さっき慣らされたせいで

体に力が入らない、


ーー場地「…逃げんなって。」


足を引っ張られさっきの位置に戻される

ーー千冬「いやっ、!いやぁっ!!泣」

「やだっ、やだぁっ!!やめてくださ、!泣」

「ごめんなさ、それだけは嫌だ、!泣」

ーー場地「は?」

ーー千冬「どんだけ殴っても良いからっ、!泣」

「それだけはっ、!泣」

ーー場地「どんだけ殴っても??」

ーー千冬「っ、、」

ーー場地「お前はそれで耐えられんのか??」

「ずっと殴り続けて耐えられんのか、」

「俺は愛しているからこそこうしてるのに、」

「なんでわかってくれねぇんだよ!?!?」

「許さねぇ、、許さねぇっ!!」


足を掴まれて上にあげられる

必死に抵抗するも無駄だった。

<ドン ッ ッ  !!>


ーー千冬「ひ  ぁ゛ぁ゛ぁ゛っ!?!?泣」



入れられた、もう終わりだ、おしまいだ、

もう、、全部、、なくなっちゃう、、


ーー千冬「ひぅ、あ゛っ、あ゛ぁ゛ぁ゛っ、!泣」

「あ゛ぅ゛っ、う゛っっ、やめ、!泣」

「やだ、!やだぁっ、!泣」


受け止めたくない。

これは夢だ、夢なんだ、!悪夢だ!!

覚めろ、!覚めろ覚めろ覚めろ!!!

こんな現実受け止めたくないっっ!!

両腕で顔を隠すように。


たんったんったんっ、のリズムで

またもやいやらしい音と、俺の喘ぎ声、

場地さんの声、

全てが俺の頭の中でぐるぐる回る

視界がチカチカして見える。


こんなの、、


                   普通じゃないっ!!

















                       異常者だ





俺は押し入れの人形。

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