『 ピンポーン( チャイム音 ) 』
突然、家のチャイムが鳴り学校へ行く準備の途中のままドアを開ける。
「 あ、おはよう。司君。 」
ドアを開けると優しく微笑む彼が居た。
「 類だったのか!おはよう! 」
( 少し驚きながらも笑顔で挨拶を返して )
「 今日、良かったら一緒に学校へ行かないかい? 」
( 首を傾げ、苦笑しながら問い )
「 ああ!勿論だ!ちょっと待っててくれるか? 」
( 準備している途中だった為寝癖など、整えてないところがあり )
「 うん、分かった。待ってるね。 」
[ 3分程経って ]
「 類!お待たせ! 」
( ガチャ、とドアを開け、外にいる彼に申し訳なさそうに )
「 ふふ、そんなに待っていないし、大丈夫だよ。 」
“ さぁ、行こう。 ”と彼は告げ、歩き出す
「 なら良かった!行こうっ! 」
( 先に歩き出している彼の手を握って )
「 ひゃ、急にどうしたんだい? 」
( 手を握られると、少し肩がびくついて )
「 付き合っているのなら、恋人同士らしいことをしたいと思ったからな!駄目だったら離すが… 」
( 手の力を緩め眉を下げ )
「 あ、駄目じゃないよっ!!寧ろ嬉しいというか……。 」
( 手の力を緩めた彼の手を此方からも握り返し )
「 なら良かった。手繋ぎくらいなら何時でもしてやるからなっ 」
「 …ねぇ、司君。 」
学校終わり、2人で手を繋いで帰っている時、彼は喋りだして
「 どうしたんだ?類。 」
「僕達…、まだ、手を繋ぐことしかしてないよね。 」
「 ん、あぁ。そうだが…。 」
( 急にどうしたのだろうか。と思いながら )
「 えっと、あの…、そろそろ、先に進んでみないかい……? 」
「 ぇ。 」
( 思いもしなかった言葉が彼の口から出て、動きが固まり )
「 ぁっ、嫌なら良いんだよ?まだ付き合ったばかりだし……。 」
「 嫌じゃないが…、類は良いのか? 」
( “嫌なわけない。寧ろ歓迎だ。”と、内心思いながら )
「 うん、司君だから良いんだ。 」
( 少し頬を赤く染めながら )
「 そうなのか。…先に進むとは、ハグ……とか、? 」
( 少し戸惑いながら )
「 …あぁ。そうだよ。 」
コメント
3件
続き、ないんか、泣
んん"ブクマ失礼しますm(*_ _)m最高です尊い( ´ཫ`)
司類派ぁあぁぁぁああぁぁぁぁぁぁぁあぁですぅぅぅぅぁぁぁぁ