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はい、9日ぶりの投稿です。
部活に学級委員にテスト勉強に買い物に弁当作りにAmong Usの新マップにスイカゲームに・・・
やること(娯楽)がとにかくありすぎてめちゃ遅れました。
(正直ここまで遅れると思わなかった。)
一つだけ伝えたいことが
いうの忘れてたけども、括弧の使い分けの意味を
()・・・登場人物、主にハヤトの心の中の言葉に使われる
「」・・・登場人物、主にハヤトの喋っている言葉に使われる
『』・・・登場人物、主に伯爵がアナウンスなどで使う言葉に使われる
【】・・・役職とか重要な言葉に使われる
≪≫や《》、<>・・・ルールの文章や全員の言葉などに使われる(途中で変える可能性あり)
上の点でルールだけを作ることもある
こんくらいかな・・・?
多分こんくらいです、多分。
んじゃ、ストーリー入りまーす
「すみません。話したいことがあります。」
シャモが声を上げる。
「私は・・・【戦乙女】です」
<・・・え⁉>
「シャモ氏。どうして今あなたの役職を全員に報告したのですか。」
「それよりも、私は聖騎士も含めた全員の役職を発表した方がいいと思っています。あ、もちろん、村人の人も発表してほしいですね。」
「その理由を聞いてもいいですか。」
「今は10人集まっている状態です。このうち、人狼陣営は3人か2人いる状態、吸血鬼陣営は今のところ0人ですが、明日以降になると1人以上になります。」
「そうですね。」
「そうなってしまうと、基本的に人外が3分の1以上、最悪の場合、人外が半数以上を占める可能性も十分あり得ることです。それを防ぐために、村人も含めて全員の役職を話してほしいのです。あ、もちろん、これで最大限防げるとは思っていませんが、これなら役職が重複した場合にすぐに人外がどこに潜んでいるかが分かります。なので、皆さんには。」
「それはちょっと甘いんじゃないかな。」
カラスが割り込んで話していく。
「君は今の場面では人狼陣営しか役職を騙る人がいないから今のうちに全員の役職を揚げよう、という事だよね。」
「そうですけど。何か意見があるんですか?」
「意見というよりも否定だけどね。君の通りに全員の役職を言った場合、語る人が最大3人になる。人外全員が役職持ちと対抗になっても、最大で6人が信じきれなくなってしまう。
しかも、人外のうち、1人が村人を騙ってしまったら、最大7人と、むしろ過半数を簡単に超える数字になると思うんだけど。」
「でも、それは先ほどの猫又による人狼陣営の退場者が満月狼だった場合のケースですよね。その盤面になる可能性は著しく低いと思われますが。」
「その著しい確率が今起きていてこの判断のせいで負けたらどうする?ぼくはどんなケースにも対応できるように最悪の事態を想像してゲームを行ってほしいのだけれど。」
「重々承知です。今回の盤面では、はっきり言って村人陣営が少し不利な状況となっています。
自分としては、この場面は決め打ちになるので、そうなったときに一番対応しやすいように役職を確認したいのです。」
ここでシャモが1呼吸おいた。
「カラスさんの言っていることも分かりますが、今回ははっきり言って初手から村人陣営が不利なのです。そこからどんなパターンでも勝つために一番いい行動は何かと考えたときに、役職の掲示が一番良いかと思われます。自分の意見を聞いて、どうお考えになりましたか。」
「確かに君の言っていることは正しいし、至極真っ当なことを言っていると思うよ。けれど、その戦法は正直言って誤りが多いと思うんだよね。」
「・・・誤りとは?」
「ああ、誤りというよりかは危険の言葉がふさわしいかもしれないけれど。」
カラスが前置きして話を続けていく。
「君の戦法はわかったし、君の考えも分かった。けれど、その戦法をとったら、誰も信じれなくなると思う。」
「なぜそのような考えになるのですか。」
「今回はさ、哲人狼と吸血女王によって所属陣営が変わる場合はもともとの役職も引き継がれる。つまり、吸血鬼なのに占いが出来たりもするんだよ。そんな場面になってしまったが最後、役職持ちだとしても何一つ信じる要素がなくなってしまうという最悪の事態になってしまうんだ。」
「それははっきり言って誰一人役職を開示しない場合でも同じです。なら、全員役職を開示した方がいいと思いますが。」
「そしたら議論の会議のノイズにしかならないよ。ぼくは誰一人として役職を開示してはいけないと思うけどね。」
「ちょっとまって、ヒース。」
シーラさんが話に入っていく。
「誰一人としてって、聖騎士や戦乙女、村人とかならわかるけど、占い師とか魔女とかは出したほうがいいんじゃないの?」
「いや、それだと無駄な判断材料にノイズが加わって議論がめちゃくちゃになる。」
「それはわかるとして、人狼や吸血鬼を吊るす方法はどうするのってことを聞きたいんだけど?」
「自分自身でやるしかないよね。」
<・・・は⁉>
「誰の言葉も信じずに、自分の考えのみで誰かに投票するんだ。」
「え、まってヒース。それって村人陣営にとって不利でしかないんじゃ。」
「それはドンマイって話。」
「はっ?」
「僕はさっきも言ったけど、あらゆる事態に対応できるように策を練っているんだよ。この戦法はね、否定の意見を持っていてもしないといけないんだよ。」
「・・・どういう事?ヒース。」
「ぼくたちはこれから狂人となって人狼陣営に尽力を尽くすかもしれないし、吸血鬼となって吸血鬼陣営に尽力を尽くすかもしれない。しかも、今回は狂人や吸血鬼になったときにランダムに決められているから誰が本当の人狼、もしくは誰が本当の吸血女王なのかわからない。だから、実質自分自身のためにしか動かないんだと思うんだよね。その時、役職が敵陣営に知らされているか、自分の役職は知らされていないか、どっちの状態が動きやすいかな。」
カラスの言葉を聞いて、おれは驚いていた。作戦の突飛さもそうだけど、それよりも自分が敵陣営になったときというあり得ないほど確率が低いケースにおいても緻密に戦略を考えていたことに驚いた。
「というわけで、少なくとも自分は役職を教えないよ。」
カラスの答えに誰もが納得しかけたその時、別の声が加わってきた。
「カラス氏。なぜ今その発言をしてしまったのですか。」
アユが少し怒りの感情を込めて喋っていた。
「『なぜ?』といわれても、別に自分の意見をみんなに言っただけなんだけど。」
「あなたがその意見を言ってしまったがために、村人陣営の人たちはもうこれで、100%互いに信用することが出来なくなってしまったのです。すでに村人陣営が不利な状況なのに、なぜ余計にあのような他人を信じにくくする意見を言うんですか。」
「それならむしろいいんじゃない?この人狼ゲームは誰も信じずにプレイした方が絶対にいいから。」
「・・・カラス氏。一言だけ言っておきます。・・・あなたの仕掛けた罠は、わたしが取り除きました。これで、ぼくの言いたいことが分かりましたか。」
アユのその言葉を聞いた途端、カラスの片眉が「ぴくっ」と跳ね上がった。
「へぇ。」
そうつぶやき、そのままカラスは黙った。
「あと、もう1つ話しておきたいことがあります。
自分は【聖騎士】です。把握を宜しくお願いします。」
おれは最初、アユが何を言っているのか全く分からなかった。
さっきカラスと話していたからっていうのもあるけれど、聖騎士は基本的に絶対に人狼にばらしてはいけない役職だからだ。
「ちょっとまて、アユ。」
タイマイがみんなの気持ちを代弁して言う。
「アユ。お前は今なぜ役職を、しかも村人陣営にとって重要な聖騎士のカミングアウトしたんだ?」
「それよりも先に、魔女も出てほしいと思います。」
「・・・おれだ。おれが【魔女】だ。」
おれが役職を宣言した瞬間、別の声が入った。
「えーー。まじかぁ、ハトちゃんと敵対陣営だったとはねぇ。私も【魔女】だよ。」
「へえ、ハヤトくんとシーラが敵対してる。」
「おれも【魔女】だ。」
ギュウカクがカラスの言葉を遮って発言した。
「おい、アユ。どうしてお前は先に魔女のco(カミングアウト)をさせたのです?」
「それはまた次の機会に話しますね。それよりも、カラス氏に聞きたいのですが・・・もう既に5人も役職をカミングアウトしていますが・・・どうしますか?」
「・・・計ったね。まあ、とりあえずは魔女のローラーは決定だね。」
「ねーねー?シーラとハトくんにギュウくんって3人も魔女対抗が出てるんだけど?今は吸血鬼陣営いないんだったらなんでこんなに役職騙りがあるの?」
「それは・・・恐らく、本物と人狼、そして狂人だと思われます、シーラ氏。」
「ってなると、やっぱりぼくの言った通り満月狼が猫又の襲撃に入っていそうだね。」
「カラス。これっておれとギュウカクとシーラさんの中に人狼と狂人が出てるってことだよな。ってことは今日の投票で魔女の中から1人吊ってそれが哲人狼だったらもうゲーム終了にならないか?」
「そうだね。でも、そんな簡単にことが進むとは思えないな。」
「え、それってどういう。」
『会話しているところをすまないね。時間がもう少しで午後2時、昼のゲームが始まる時間だ。
ぜひとも心の準備を整えてほしい。』
「みなさん。」
アユが全員に向けて話していく。
「これからの昼のゲームは、はっきり言って別のゲームに変わります。これまでの会議内容はいったんすべて保留で、頭を切り替えて、くれぐれも慎重に行動してください。」
『それでは、昼のゲームの役職の人数を話していくよ。ルール説明にも書いてあるとおり、回復権利所持者が2名。市民が5名。そして、回復権利妨害者は3名だ。ぜひ頭の中にこの情報を入れておいてほしい。・・・何か質問がある人はいるかな。』
誰も反応がないことを確認して、伯爵が続ける。
『それでは昼のゲームを始めるよ。
このゲームを、心の底まで楽しんでほしい。』
伯爵の声が聞こえた瞬間、眩しい光が見えた。
眩しさに耐えられず、おれは目を閉じた。
はい、終了です。
褒めてほしい、これ4000文字近くある。
途中うつろうつろになりすぎてたから本格的にストーリー軸ずれてるかもしれない・・・
もし意味わからない駄作になってたらすみません。
なんでこんな量の多い作品になったかと言うと、
リア友が新しい話投稿したっていう通知が来て、「やべっ」って思って必死に書いてたら文字多くなりました。
・・・あんま関係ないね、はい。
次の投稿で章が変わります。
題名ちょっと格好つけてみた。
来週か再来週予定です。把握ヨロです。
んじゃ・・・