jkside
すぐに眠ってしまったヒョンは、僕が今まで気づいていなかっただけなのか知らないけれど、本当に、本当に可愛かった
少し起き上がり、ヒョンを仰向けにころんと転がしてこちらに向ける
かすかに涙のあとを残したまま、すやすやと眠っていた
僕が動かしても起きないなんて、昨日まではありえなかったから、それだけ今は安心して寝ているのだと思うと嬉しくて胸がいっぱいだった
顔を見ていたら、キスしたくなって
そっとヒョンの上に覆い被さる
ヒョンの首の両側に手を置き、ゆっくり屈んで顔を近づけて、唇に触れるだけのキスを落とした
そのふにふにとした柔らかさに酔いしれて、しばらく目を閉じて重ね続ける
満足した僕は、唇を離し、ヒョンを元の横向きに戻してあげた
今度はヒョンを、後ろからではなく、前からハグする
身動ぎしたヒョンが、甘えるように僕の胸に額をそっと押し付けてくるからドキドキした
ヒョンに寄り添いながら僕は夢の世界に身を委ねた
jmside
あれ、、、
起きた途端、目の前に人がいて、視界が塞がれていて、訳が分からなくなる
顔を浮かせて確かめると、グクに抱かれているのが分かった
🐰「ん、、ヒョン、起きたの?」
グクが僕の身動ぎに気づいて目を覚ます
🐣「起きた、、けど、、ンッ」
いきなりキスをされて困惑した
🐰「おはよう、ヒョン♡」
🐣「そ、、そんな、、急に、、」
🐰「恥ずかしいの?耳真っ赤ㅎㅎ」
そう言って耳を弄んでくるからくすぐったくてしかたない
🐣「ンンッ、、やめ、、ろ、、、」
睨むと楽しそうにグクは笑った
ふと聞きたかったことを思い出して尋ねる
🐣「ねぇ、、最初からこの向きだった?」
聞くとまた何故か嬉しそうにグクが言う
🐰「僕がヒョンの寝顔見たくてこっち側来ちゃったっㅋㅋ あとキスもしたかも、、ㅋㅋ」
🐣「なっ、、なにしてんの、、、人が寝てる間に、、///」
恥ずかしくてグクの胸に顔を埋めると、暖かい手でよしよしとされた
子供扱いが癪で、ちらっと顔をあげて睨む
🐣「お前、、確かにがっしりしてきたけど、まだ僕より背低いんだからな、治った時覚悟しろよ、」
🐰「それはこっちのセリフ、ですよ〜
背なんかすぐ抜きますからね、ヒョンが寝てて筋力落ちてる間に僕もっと強くなるからㅎㅎ」
🐣「っっ、、///」
確かに僕より若いグクは成長が本当に早い。
まだ出会って1年立たないくらいだと思うけれど、明らかに体つきは変わっていて
人より小柄で華奢な僕と同じくらいに成長していた
これじゃ、、立場逆転するぞ、、
🐰「ヒョン、、?怒った、?ごめん」
黙ってしまった僕を、心配したのか覗き込むグクの顔がまだ幼くて安心する
怪我をしていない方の手を引っ張り出して、ふにっとグクのほっぺをつねった
🐰「いたっ、、はなしてよお、、」
🐣「そんな生意気言うくらいなら、運動してこい」
つねられた顔のままグクはにこっと笑った
🐰「はーい、ヒョンはご飯持ってくるまで寝ててねっ」
「寝ててね」の部分を強調して、いたずらっぽく言ったグクが、頬にあった僕の手をそっと剥がして笑いながら逃げていく
🐣「ぐがっっおまえ!!!」
怒ったふりをしてたが、でも、出ていってしまうのが本当は寂しくて
🐣「まっ、、て、、、」
小さく言った声をちゃんと受け取ってくれたグクがドアの前で立ち止まり、こちらを見た
🐰「どうしたの?ヒョン?」
少しだけ口を尖らせてもごもごと言う
🐣「で、でも、、はやく、、戻ってきてね、、ほら、、さみし、い、、から、、//」
🐣「わあっ//」
俯いて言っていたら、グクが近くに戻ってきていて、抱き起こされ、ぎゅっと抱きしめられた
🐰「もう、、離れたくないのは僕の方も同じなんですよ、、」
耳元にある口から、優しく囁かれる低い声
🐰「待っててくださいね、すぐ戻りますから」
🐣「う、、ん、、//」
グクは僕をまたベッドに寝かすと、額に優しいキスを落としてきた
🐣「ン、、ちゃんとキスして、、」
🐰「ㅎㅎ
なんでそんな甘えん坊になったんですか、、ㅎ仕方ないですね、、、、チュ、、」
🐣「ン、、、ンッ、、、」
名残惜しく離れたグクが、扉の外に出ていくのを見ながら、
グクがこのままSになったらどうなるんだろ、、とかやらしいことを考えてしまい、
1人で真っ赤になって、グクが戻るまで布団に潜り込んでいた
コメント
18件
グク攻めの話は溢れてるからジミンちゃんが良いな〜♡ってか何なら攻守交代して2パターン楽しめるのが最高だな〜♡ 2度美味しいやつ書いてくれんかなー♡
グクが攻めがいいです!
んん、迷うけどグク攻めで悔しそうに抱かれるジミンも見たい😋