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「ねぇ、ここでする気?」
「そうだけど」
「マジで言ってんの…?」
「マジも大マジだよ」
「ちょっ、」
追い詰められ、後ろには教壇、前には太宰。
太宰の目は、黒く濁って居た。
『此れは、逃げられそうに無いなぁ…』とカルマは頬に冷汗を流す。
「カルマくん、授業中真面に聞かずにずっと太腿の辺り…触ってたよね?」
「は…っ、♡♡」
つぅ、と太宰の細い手がカルマの太腿を伝う。
其れだけで快楽を拾うようになってしまったカルマの瞳は、期待に揺れていた。
「悪い子には、お仕置が必要だよね、?」
耳元でそう、蜂蜜と砂糖を混ぜたかの様な甘い声で囁かれる。
大好きな人に、大好きな声でそう囁かれて、カルマの頭は既に快楽を追う事でいっぱいになり、余裕なんてとっくのとうに消え去って居た。
「カルマくん、どうして欲しい?」
「…っ……♡♡♡」
又甘い甘い声色で囁かれて、期待に腰が揺れる。
「…いっぱい、おしおきしてくらさい、♡♡♡♡」
呂律も回らなくなって、欲望の儘にそう云い放つ。
太宰はよくできました、と飼い猫を甘やかす様に頭を撫でて、向かい合う体制から、カルマを自身に背中を向け、教壇に手を着かせて所謂“バック”の姿勢にする。
其れから丁寧に下の服を脱がし、懐からローションを取り出す。然して手の上に垂らし、くちゅ、くちゅ、と卑猥な音を鳴らせ乍ら、温まるのを待つ。
すっかり耳が敏感になったカルマは、そのローションの音だけで期待に最早性器とも云える後孔をきゅん、とひくつかせた。
「指、入れるよ」
「ん…♡ふぁ、♡♡ゆび、きもち…♡♡♡」
ぐちゅ、と一気に二本入れたが、それでも未だ入りそうなのでもう一本追加で指を入れた。
態と前立腺に当たらない様にして、バラバラに指を動かす。
「ひぅ、♡♡きもち、♡♡もっと、なかこすって、♡♡♡♡」
「慣らさずともこんなになって居る何て、自慰でもしたかい?」
また耳元で甘く囁かれる。
未だ脱がされて居ない上の服の中に手を這わせ、腹を擦る。まるで“此処に何か挿入って居る”かの様に。
「ふぁ、っ♡♡♡ごめ、なさ、♡♡といれで、ろーたぁいれて、♡♡♡ずっときもちよくなってたぁ、♡♡♡」
「ふふ、♡自分から云えて偉いね、よしよし、」
腹を擦って居た手をカルマの赤い頭に乗せ、優しく、割れ物を扱う様に撫でる。
その間も、くちゅん、ぬちゅ、ぐちゅぐちゅ、とバラバラに動かしている三本指がカルマを刺激する。
「っ、♡♡それ、も、いいからぁ、♡♡♡ぜんりつせ、さわって、♡♡♡」
「此処?」
こりゅ、かりかりかりっ、と人差し指で前立腺をいじる。
そうすると直ぐにカルマは射精し、快楽の余り涙目になる。
ずっと何処かしらを愛撫されて、甘い快楽が常に自分の思考を支配する。
そうされて居る間でさえ、己の性器を愛撫され、耳を舐められる。
「また、いくっ、♡♡♡いくぅ、っ♡♡♡」
「イっちまえ、カルマ、♡」
「っ、!?♡♡♡♡ふぁ、あぁあっ♡♡♡♡♡」
亀頭をかりかりかり、と指で軽く引っかかれ、今迄に無い程の甘い声と何時もとは違う口調で囁かれ、腹の力が抜け切った後にがくがく、と腰を震わせ乍ら、びゅるるるるるっ♡びゅっ、どぷ、♡と射精する。
「あは、♡今迄で一番深くイけたね♡じゃあ、ご褒美上げなきゃ…ね?♡」
「は、っ♡はやく、♡きて、♡♡」
中を愛撫していた指を抜き、脱がせた絝からローターのスイッチを手に入れる。
カルマの身体の感度が上がり切って居る間に、太宰は絝を脱ぎ捨てて自身を宛てがう。其処から、ずぷぷ、♡ぐぷ、ずぷんっ♡と奥まで挿れる。
当の本人…カルマ自身は意識をほぼトばし、俗に云う“アヘ顔”で顔を蕩けさせて居た。
「ぁは、っ♡♡♡んぉ゙♡♡♡♡」
「っ、♡♡締め付け、やっば……♡♡♡」
余裕の無い快楽に堕ちかけている声を、カルマの耳元で囁く。
其の声だけで更に太宰の物を締め付け、お互いが快楽に溺れて行く。
「はーっ、♡♡♡イくっ、♡♡イけそ、♡♡」
「あ゙ゔっ♡♡♡ひぁあ゙♡♡♡♡」
つい先程ローターの電源を付けておいたせいで、太宰は自身の物の先に刺激を送られ、カルマは最早発する言葉に意味を込める事が出来なくなって居た。
太宰はぱちゅんっ、♡こちゅ、どつっ!♡とちゅん、ぱちゅんっ、と快楽を追う様に腰を振り、奥で射精する。ゴムを着けずに挿れた為、其れは直接ナカに注ぎ込まれ、その精液の熱さでまたカルマは達した。
「は、ぁっ、♡♡孕め、ッ♡孕んじゃえ、ッ♡♡♡」
「あ゙♡♡♡はら、んじゃ、っ?♡♡♡♡はりゃむぅ♡♡♡んお゙っ♡♡♡♡♡」
へこへこ♡と出した自身の精液をもっと奥に送り込む様に腰を振る。其の間でさえもどぷどぷ、と射精して居るのさえ分からない位、二人は快楽に堕ちてしまって居た。
耳元で『孕めッ♡♡孕んじまえ、ッ♡♡♡』と興奮しきった声で云われてしまえば、其の言葉を理解したのか分からないがへこ♡へこ♡と腰を振りながら其れを享受するかの様に喘ぐ。
二人がお互いに堕ちる日も、そう遠くは無い。