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リクエストあったら教えてくれ
窓が白色に染まる時期。優くんは指で窓をなぞっている。何か書いているようだ……
「ゆーう君、何してるの」優くんは体をビクッと跳ねさせた。「な、なにもしてませんよっ!!」そう言いながら手で隠してしまう。「残念。せっかくあそこのパンケーキ屋さん食べに行こうとしたのに……」 優くんはその言葉を聞いた瞬間、目の中に星が見えるくらいに輝かせた。まるで天使みたいだ。「悲しい愛夢さんは1人で行きまーす」 途端に視界が真っ暗になる。優くんの手だ。一瞬で分かる。優くんの手だ。さっき冷たい窓をなぞっていたせいか、かすかに冷たい。「ふふっ。どうしたの」 「愛夢さんとパンケーキ屋さんに行きたい優です。」見えなくても分かる口をもごもごしながら喋っている。きっと頬もリンゴのように真っ赤だ。そんな優くんが大好き。全部全部大好きだ。
「行こうか。姫。」
「うむ。苦しゅうないっ!」
そう笑いながら歩く。俺たち2人だけが知っている道をゆっくりと。
優くんといる時間が全て止まればいいのに。
「そういえばさっき窓に何なぞってたの?」
「も、もうその話は終わりです…///」
今度は本当に口をもごもごしながら頬を真っ赤にさせている。可愛い。
実はさっき窓に何がなぞられていたのか見てしまった。
〜30分前〜
「行こうか。 姫。」
「うむ。 苦しゅうないっ!」
「あっ、お財布とってきますね。」
優くんがあせあせと走っていく。
(そんなもの、いらないのに……)そう思いながら優くんを待っているとさっきの窓が視界に入る。あのやり取りから少し時間が経っているせいか少し薄くなっている。目を細めて見てみると『愛夢さん』となぞられた周りには可愛らし不器用なハートがなぞられていた。あまりの可愛さに今にも優くんに抱きつきたい。けど、きっと怒られる。俺は優くんがまだ来ないことを確認してから優くんと同じように窓をなぞる。
『Me too』
はァ〜。っと息を窓に吹きかける。文字は少しづつ消えていった。そしてまた、窓に優くんのなぞったところに手を添える。
「暖かい。」
どうでしたか?
今更ですがモエシャンクラブについて説明します。
モエシャンクラブはYouTubeで見れるbl漫画アニメです。今は3期が毎週配信されています。(今は製作者が体調不良のため休止中です。)
1期は優くんという子が主人公です。もう、めっちゃ可愛いです。天使です。皆から愛されています。
それぞれのキャラクターの声も良いし、全然激しめではないので初心者の方でも見やすいです
好きなサムネを見つけたそこから見ていくという見方もオススメです!
ちなみに男性だけのホストクラブという感じです。
是非、是非✨見てみてください!