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家に帰りバッグにゲームを詰めていると、 お母さんに「宿題は?」と聞かれた。
僕は帰ったらやる、と言ったけど宿題してから遊びに行きなさい!と言われ渋々宿題を広げる。
漢字の書き取りだけだったので、手早く終えると「宿題終わったから!」と言って家を出た。
ちょっと遅くなっちゃった。もう着いてるかな?と思いながらあの場所を目指す。
遠目に馬場の自転車を見つける。
もう来てるんだ、と思いながら並べて自転車を停めた。
「お待たせ!」と言いながら昨日と同じ場所に行くと、隅の方にしゃがみこんでいた馬場が慌てた感じで立ち上がり「ううん、大丈夫!」と言った。
なぜかこちらを向かない。
どうしたの?と言うと顔だけ振り向く。
なんか顔が赤い気がする。
どうしたの?ともう一度聞くと、もじもじしながら不自然に手を後ろに回しながらこちらを向く。
何かを隠してるみたいだった。
不思議に思って見てるとゆっくり近付いてくる。
「あのね…山本が来るまでその辺を見て待ってたんだけど…これを見つけて…」
といいながら隠していたものを差し出してくる。
「?本?落ちてたの?」
表紙に水着?のお姉さんの写真がいっぱいある。
「うん…」
それがどうしたんだろう。
「これ…」と言ってペラペラめくり始める。
「!?」
それはエッチな内容だった。
「なにこれ!?」と言うとさらに顔を赤くして
「拾った」と言う。
「汚くない? 捨てた方がいいんじゃない?」
「でも…」え?見たいのかな?
「見、見たいの?」
「うん、ちょっと見てたんだけど…」
「ふーん…」
「ねぇ、一緒に見ない?」
え?一緒に?エッチな本を見るの?
…僕は、じゃあ…といってシートを広げる。
昨日と同じようにシートに並んで座る。
違うのは、一緒に見ているのがゲームじゃなく本だってこと。
その本は雑誌みたいで、ほとんど裸のお姉さんの写真だった。時々かわいい絵柄のキャラクターたちが裸で絡みあっているマンガのページもあった。
次々にページを進めていくけど、ひとつ残らずエッチな内容だった。
「こういうのって子供は見ちゃいけないやつだよね?」
「うん、多分そう」
なんかおちんちんの辺りがむずむずしてくる。
馬場はこんなの見てて平気なのかな?
「ねぇ、なんかむずむずするし、もう止めた方がいいんじゃない?」
「え?山本もむずむずするの?どこが?」
「うん。なんかこの辺が…」
「あたしも。」
自分だけじゃない。それは少し安心した。
多分、お互いに。
「ねぇ、こういうのってさ、この前の保健体育で習ったやつじゃない?」
男女別々にやった時のことかな?そんな内容だったかな?
「そう、かな?」
「絶対そう!こんなに詳しく教えてくれなかったけど。」特に表情とか…
「表情?」
「うん。なんか大体みんないい顔してるじゃん?」
確かに。マンガのセリフでも大体、気持ちいい!みたいなことを言っている。
「そうみたいだね」僕は答える。
「ね。…ねぇ、ちょっとさ…真似してみない?」