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#mmdt
ろず
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⚠️BL要素あり、年齢操作、ピアス捏造
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※学パロです
翌朝、教室に入るといつも通り涼太が自分の席に座っていた。今日もかわいいなと思って見ていると俺の視線に気がついたようでこちらに軽く手を上げてくれる。たまらず俺は自分の席に適当にカバンを置いて涼太の席に駆け寄った。
「おはよう涼太!」
「おはよ、佐久間」
涼太は身だしなみに気を遣っているから朝から髪型も服装もしっかりと整えて来てるんだけど、それでもやっぱり眠い時は眠いようで今日はぽやんとしていた。やっぱり今日もかわいい。
そんなぽやりょたは俺の耳を見るなり満足そうに頷いた。
「うん、やっぱり似合ってるね」
その一言で昨日に置いてきたと思っていた俺の中の暗い気持ちが消えて、代わりに嬉しさで胸がいっぱいになった。
「ほんと!?やっぱ涼太に開けてもらって正解だったなぁ〜」
「関係あるかな…?」
「細かいことはいーの!」
そうやって楽しく会話していると、珍しく早く登校してきたらしい翔太が教室前方の入り口から顔を出して涼太がいることを確認すると中に入ってきた。
「涼太、おはよ。あと佐久間も」
「翔太、おはよう。今日は早いね」
「朝練」
「おいおいついでみたいに挨拶すんな!」
翔太が来た途端涼太の背筋が伸びたのを俺は見逃さなかった。
「相変わらず朝からうるせぇなぁ…実際お前はついでなの。涼太、放課後暇?」
「暇だけど…どうかした?」
「昨日電話で言ってたやつ、今日行こうぜ」
「え、いいの?部活は?」
「サボる」
「いやいやダメだろ。大会近いんでしょ?」
翔太はバスケ部に所属していて、そこそこ優秀な選手らしい。試合を見られるのが恥ずかしいのかあまり活躍しているところを見せてくれないが、体育の授業でバスケをするときはよくお手本に選ばれるため実力は確かなんだろう。
というか昨日電話したのか。タイミング的に夜、俺とのやりとりが終わった後だろう。だから涼太がいつもより眠そうなのか。
知りたくなかったな。
「今日は実質会議だけだから、俺がいなくても怒られねーの」
「えぇ…でもなぁ……」
「…俺が涼太と行きてぇんだけど、それでもダメ?」
わお。珍しく翔太の方から素直に言ったなぁ。うっすら顔が赤いけど、それでも翔太はまっすぐ涼太の目を見つめていた。
「……ダメじゃない」
「…!っっし!じゃ、放課後な」
「うん」
そう言って簡易的な指切りとして自分の小指を涼太のものと絡める翔太。ほんとに今日は積極的だな。涼太も嬉しそうに頬を染めて翔太から解放された小指をしばらく眺めていた。
朝から俺は何を見せられてるんだろう。息苦しいことこの上ない。よし、ここは“俺“らしくちょいとふざけちゃいましょうね。
「おーい!俺も混ぜろよー!」
「お前はうるせぇからダメ」
「失礼な!」
翔太も涼太も俺の言葉で笑ってくれる。
三人で笑い合う時間は楽しくて、幸せで、唯一俺が涼太の隣に立っていてもおかしくない時間だった。
このままの関係でいい。友達として隣にいられるなら、それ以上は望まない。それだけでいいと何度も自分に言い聞かせる。
それでもそれ以上が欲しくなった時には、左耳に触れてあのひと時を思い出せばいい。
愛する人よ。あなたがくれた恋の痕をお守りにして耐えるからさ、俺が耐えられなくなる前に早く結ばれてね。