ここはFUNNYLAND。娯楽施設の多さが売りのタレンティ街でも特に有名な遊園地だ。今日はFUNNYLANDに修学旅行生が遊びに来ていた。
教師「はい、聞いてくださーい!今から自由行動です!はぐれたりしないように!」
自由行動になった小学校は、班別に自由行動を始めた。
どの班もアトラクションを楽しんでいた。だが、3班は進みすぎたあまり迷子になってしまった。
ヴィオル「…ん?」
エジュヌ「どした」
ヴィオル「いや、この景色前にも見た…」
フェリス「え?」
クノエ「迷ったな。」
ヴィオル「終わりやんけ()」
ベルリエ「こんなときの為に地図がある…」
ベルリエ「あっ」
フェリス「?」
ベルリエ「地図無い()」
フェリス「ゑ?」
ヴィオル「♪夢なーらばー」
エジュヌ「♪諦めないでどんな時も」
スタッフ「あの…」
ヴィオル達が諦めていると、そこに女性スタッフが来た。
ヴィオル「あ、はい」
スタッフ「迷子ですか?」
ヴィオル「はい」
スタッフ「では、私が案内しましょうか?」
エジュヌ「マジですかッッ!?」
スタッフ「はい」
ベルリエ「じゃあお願いします」
スタッフ「かしこまりました。では付いてきて下さい」
スタッフの後を追い、素直についていってみると、スタッフから、「着きましたよ!」と、報告をされた。
ヴィオル「おー!やっ…」
ヴィオル「た…?」
ヴィオル達が目にしたのは、FUNNYLANDに似た謎の場所だった。だが、FUNNYLANDの象徴とも言える観覧車が無く、通過するだけだった光の城が、黒く染まり、闇の城という名前に変わっていた。
エジュヌ「ちょ、あの…ここは…」
スタッフ「ん?あぁ、勿論FUNNYLANDではありません。ですがご安心を。ここのほうが楽しいので。」
エジュヌ「いや、そういうことじゃなくて、オレらはFUNNYLANDに帰りたいんですけど…」
スタッフ「何故です?ここのほうが楽しいのですよ?」
スタッフ「あら、もしかしてご家族とかご友人、教師の方を心配してます?」
スタッフ「大丈夫ですって!ここは電波も繋がってないですし、常人は入れませんから!」
ベルリエ「あ、あのっ…ボクら戻りますから!」
ベルリエ達は戻ろうとしたが、来たはずの道が無くなっていた。
ベルリエ「え…!?」
スタッフ「皆様、遊んでいきますでしょう?」
ヴィオル「…⁉」
コメント
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続きめっちゃ気になります… スタッフさん行動が読めなさすぎて怖いカタ:(ˊ◦ω◦ˋ):カタ