__おはようございます。主様。
そう言って自室に来たのはベリアンだった。
『おはよう。ベリアン。』
いつも通りの時間。そしていつも通りの自室そして一日が始まる。
「主様本日のご予定はございませんのでどうぞ、パレス内でお寛ぎ下さい。」
ベリアンは私に紅茶を差し出しスケジュール帳の中身を確認する。
私は紅茶をのみ感謝の言葉を告げ、たまにはと思い彼にこう伝えた。
『ありがとう。今日は予定が無ければ1階組のみんなと街へ出かけたいな…。難しいかな』
ベリアンは驚いていた。主様はこのような事を言うことは珍しい。だが微笑みながら承諾してくれた。その後着替えるからといいベリアンは同じ階の執事に事情を話にその場で別れた。
ベリアンは主様の自室を出たあとに顔に手を当て独り言を呟く。
「主様にお出掛けのお誘いはとても嬉しいですが…とても可愛らしい誘い方に戸惑ってしまいました…他の階執事には内緒にしておきましょう…。これは私と主様だけの思い出ですね…。」
_その後ベリアンは自分の階の自室に戻り彼らに伝えた。_
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イヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ(?)