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瀬名 紫陽花
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東京に着いた時間は夜中の3時。
田舎は夏はカエルがうるさいし周りは何もないから嫌いだった。
夜景は少しばかり綺麗に見えたけれど。
でも
その夜景以上に
東京の夜景は言葉に表せないほど輝いて見えた。
きっと君と見た景色だから輝いていたんだと思う。
君といればどんな場所でも楽しいしどんな場所でもきっと綺麗に見えてしまうのだろう。
「恋」この言葉だけで世界が変わって見えるのだから。
夜の街の光に包まれながら話す君はとても綺麗に見えた。
「ちさと。これからどこ行く?」
「寝る場所!」
僕らが逃避行を始めてまだ1日目。
僕らが消えたことに気づく人は果たして何人いるだろうか。
このまま誰にも見つからない場所へ君と逃げたいと
そう思った。