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勇者の印
僕は気持ちを伝えることが苦手だ。なぜなら、僕の気持ちを言えばノリが悪いといわれるからだ。ある時、気持ち悪いと言われたでも友達はそれをノリだと言った僕はその言葉を受け入れた。またある時、胸ぐらを掴まれたこれも友達のノリだと言われた、その友達のノリを受け入れ続けていった僕の手には複数の深い傷ができていた。僕は限界だった、、僕は仲のいい幼なじみに一緒にいてもらったいつの間にかその子は僕のところを離れていった。どうやら気を使って合わせている僕が気持ち悪いらしい。僕は何もかも信じられなかった、だんだん増えていく傷ももう見なれた。これがいじめだと気づいたのはもう少し先のこと。あと3ヶ月でクラスも変わるあと少しの辛抱そう思い頑張って学校に行っていた。だが悪口を言われるのには変わりなく休みがちだった。やっとクラスが変わった。新しい友達もできたでも周りの目、親の目が怖かった。友達はそんな僕でも受け入れてくれたし、相談にも乗ってくれた。さらに、『 大丈夫大丈夫』と言って慰めてくれた僕は初めて生きててもいいんだと感じた。それから少しずつ人間不信もなくなり、手の傷も減った今ではこの傷は僕が生きているという証(勲章)に変わった。僕はその友達に時々この時のことを思い出話として話している。