🇫🇷「君は今から僕のものだから、僕は君に何してもいいってこと♡」
🏴「は…?」
イングランドはその言葉を耳にした瞬間、本能が警鐘を鳴らすのを感じた。フランスの手を振り払い、身を翻して窓に駆け寄る。その勢いで硝子を蹴り破ろうとして──。
🏴「な、なんだ、これは…」
窓の下一面に待機する仏軍を見た。その中には、捕虜となったであろう、部下たち英兵も混ざっている。背後からイングランドの体を抱きしめたフランスは、耳元で囁いた。
🇫🇷「ね、僕の言う通りでしょ?」
フランスは恐怖に打ち震えるイングランドの身体に触れた。窓に縋るように張り付くイングランドは、顔だけ恐る恐るフランスの方に向ける。その揺れる瞳にフランスはゾクゾクとした快感を覚えた。
🇫🇷「あー…たまんねー…。ぐっちゃぐちゃにしてやりたくなる」
🏴「ッやめろ!触るな!気持ち悪い!」
🇫🇷「そんなこと言っていいのかな?」
フランスはイングランドの胸元にするりと手を入れた。いちいちビクつくイングランドの反応を楽しみながら、すべやかな肌に口づけを落としていく。
🏴「や、や…やめろ…!」
他者に必要以上に接近しようとしなかったイングランドが、今やフランスの腕の中にすっぽりと収まっている。この事実が、フランスをどうしようもなく昂らせた。
イングランドの胸の飾りを指の腹で弄りながら、フランスはふー、とイングランドの耳に息を吹きかけた。びくりと跳ねる肩にますます興奮するフランス。甘噛みするように耳をはむ。
🇫🇷「かわいーね、アングルテール。あ、乳首立ってる。気持ちいい?」
🏴「はっ?!そんなわけないでしょう!とっとと失せ、──んぁ?!そこッ、さわっ、ぁっ!」
いつも飄々として、人を小馬鹿にするようなイングランドの瞳に、涙の膜が張っていた。やだ、やめろ、と弱々しく抵抗しながらも、その細い腰は確かに揺れていた。
その痴態は、窓を通して目下のフランス兵、そしてその捕虜となった部下たちイングランド兵に、ばっちり見られているのだから救えない。
🇫🇷「はーっ…♡はーっ…♡はーっ…♡ぁ、…ん!んんん…!はな、…っ、せ、」
イングランドの呼吸が荒くなり、頬が紅潮していく。感じてはいけないと思えば思うほど、身体は意に反して、高ぶっていく。
🇫🇷「わー、部下たちに恥ずかしい姿見られて興奮してるの?」
🏴「そん、な、わけ…ぅっ!ふ、ぁ♡」
口を片手で押さえ、もう一方の手を窓について、イングランドは込み上げる快感を押し殺した。
呼吸が荒いのは、目が潤むのは、興奮しているからじゃない。屈辱をかみしめているからだ!
イングランドは自分にそう言い聞かせる。もちろん、そんな心の内は、フランスにバレバレなのだが。
🏴「んんッ…♡ん、ぅあ、…はぁっ♡」
しかし、くにくにとフランスに敏感なところを刺激されるたびに、抑えきれない吐息が、指の間から漏れていく。呼吸音じゃない、甘い声がイングランドの鼓膜を打った。
遂に、イングランドに限界が来た。
🏴「ぃや、見るな、みないで…ッ♡みないでってばぁッ…♡ぅ、くッ!ひ、あ♡ぁぁあああっ!!!♡♡♡」
🇫🇷「お、胸だけでイッたんだ?」
窓に白濁が飛ぶ。達したからか、くたりと脱力したイングランドを支えながら、フランスは尚も責める手を止めない。イングランドはフランスの問いかけに、かあっと頬を赤く染めた。
🏴「ち、ちが…っ!」
🇫🇷「こんなに感度いいってことは、どうせいつも自分で弄ってるんでしょ?英国紳士のくせに変態♡」
🏴「ふざけ…っ!ふ、ぅ、んんッ♡」
🇫🇷「こっちも弄ってあげるよ、もうびしょびしょだね?」
フランスはイングランドのズボンに手をかけ、股下を弄り始めた。さすがに焦ったイングランドは、じたばたと暴れるが、抵抗虚しくフランスに押さえつけられる。
🏴「いい加減にッ…しろ、っ!や、やだっ!やめ、て…ッ」
🇫🇷「やだやだ言いながら腰動いてるけど?」
🏴「…っ!ぁ、ぁん♡んんんんッ♡♡」
言葉を失ったイングランドは、背後のフランスを睨みつけた。しかし、自身を扱かれるとすぐに頂点に上り詰める。
瞳は依然として反抗的。一方快楽には素直。そのギャップに、フランスは口元をゆるめた。
🇫🇷「tu es mignon…♡」
🏴「んっ…何です、かっ………ひッ!♡」
ふと違和感を覚えたイングランドが、悲痛な叫び声をあげた。前を弄っていたフランスの手が、いつの間にかイングランドの尻にまわっている。
🏴「ま、まって、そ、それだけは…」
🇫🇷「ん〜?どうしたの?アングルテール♡」
自分は、この男に犯される。薄々感づいてはいたものの、そのことを生々しく理解してしまったイングランドは、さっと顔を青ざめさせた。そんな彼を、フランスはどろりと濁った瞳で、愛おしげに見つめる。
🇫🇷「ははっ…ほんと、君って愚かでかわいいね♡」
🏴「は?──ゔぐッ!む、ンンッ!」
突如として、フランスはイングランドの口の中に指を突っ込んだ。先程まで前を弄っていたからか、自分のを味わってしまうことになったイングランドは、その苦さに顔をしかめる。
🏴「んふ、ん、ぉえっ…!」
🇫🇷「ちゃんと舐めないと、後で痛いよ?」
🏴「…?」
フランスの手を伝って、イングランドの唾液がこぼれ落ちる。イングランドがえずくのも意に介さず、フランスはイングランドの口内を蹂躙した。
🏴「ふぁ…♡んんんん!ぅぐ、」
手持ち無沙汰なもう一方の手は、もちろんイングランドの胸へ。おかげで彼は、苦痛と快楽の狭間で、くぐもった喘ぎ声をあげることとなった。
🏴「あぅ、…む…!…んん♡ぅ…んふ、」
🇫🇷「こんなもんかな」
ちゅぽんと指を引き抜くと、唾液まみれのその手を、あろうことかフランスはぺろりと舐めた。イングランドに見せつけるように。咳き込むイングランドは、そんなフランスをまるで化け物を見るかのように見上げている。
🇫🇷「うん、甘ーい」
🏴「ゴホッ!コホ、コホッ…あ、貴方、頭おかしいんじゃないですか、──あ゛!?」
しかし、口答えする余裕もすぐに消え去った。フランスがイングランドの後孔に、唾液に塗れた指を突っ込んだのだ。恐怖と未知の快感にイングランドは手を見開く。大きな瞳から、はらはらと大粒の涙がこぼれ落ちていった。
🏴「ぁあ!そこやだ!やだやだやだ!さわる、な、!さわるな、って、ばぁ…!」
🇫🇷「泣いちゃった、かわいー♡」
🏴「ひぅ…やめろ、やめろやめ、ッ!………あ゛っ?」
🇫🇷「ここか。はい、力抜いてねー」
イングランドの前立腺という名の弱点を見つけたフランスは、ここぞとばかりにしこりを押し込んだ。イングランドはそのたびに、びくびくと腰を震わす。
🏴「この…っ!殺すッ、絶対殺す!F◯ck!F◯ck you, France!」
🇫🇷「口が悪いなぁ?そこはFack me♡って言ってよ♡」
🏴「ま、待っ──〜〜〜ッ///♡♡♡!!!」
フランスは右手でぐりっ、と前立腺を押し込むと、左手で胸の先を弾いた。途端、イングランドは声にならない悲鳴をあげ、のけぞり返って達する。
🏴「……ぁ♡うぁ?♡♡♡んぁ??」
🇫🇷「ふふ、トんじゃってるね?ほら、ぐりぐり」
🏴「ふぁ?い、くっ♡?いくっ♡!イッ♡ん、ぁぁぁあああああっ!♡♡♡」
先程まで達するたびに、ピュッと飛び出していた白濁は薄くなり、やがて全くでなくなっていた。
🇫🇷「あーあ♡かわいそうに♡すっかりメスになっちゃって♡」
🏴「ん゛お♡ぁ、ィく、♡お゛♡」
目は焦点が合っていない。いつもの澄まし顔は、涙や涎でぐちゃぐちゃだった。フランスは、些細な刺激でもびくつくイングランドの頬を撫でる。
🇫🇷「そろそろいいかな、ほらアングルテール、起きて」
🏴「う…?ふらんす…?」
フランスに促されるまま、窓に両手をつき、フランスに尻を突き出す姿勢をとった。フランスがイングランドの腰を抱え直すと、イングランドは顔だけ振り返り、自らを犯す男を視点の定まらない瞳で見つめる。フランスはその表情に生唾を飲み込んだ。
🇫🇷「挿入れるね」
🏴「?…!ちょ、〜〜〜ッ///!!!♡♡♡」
舌を突き出し、目を剥いた、いわゆるアヘ顔を窓の外に晒して、イングランドは快感に喘いだ。
気持ちいい、きもちいい。気持ちいいところから帰ってこられない。
🇫🇷「キッツ…もしかして、処女?」
🏴「ぁッ、ひぁッッッ!んおッ、ぉお!?」
肌と肌が激しく打ち合う音が響いた。フランスは時折顔を歪めながら、イングランドをまるで玩具のように突き動かしている。
🇫🇷「はーッ♡もってかれそ、…なぁ、っ、屈服させたいと思ってた相手に犯される気分はどうだ?」
🏴「ンっ、黙れッ、だまりなさい…ッ!♡」
🇫🇷「かわいそうに…ッ!♡あとちょっとだったのにね?あと少しで僕たちの上下は逆だったのに!」
イングランドは頭を垂れた。使われるはずだった自身が、今や目の前で情けなく揺れている。
🇫🇷「君がッ!ガスコーニュに出兵していなかったら、っ、百年戦争も起こらなかったし、君も僕に犯されることはなかったのにね?」
🏴「ちが、ちがう!わた、わたひは、わるくな、ぁんッ!♡ぁ、ぃやッ!、たす、けッ!」
🇫🇷「助けを呼んだって無駄だよッ!君のせいで、皆、僕の軍に投降したからッ!」
パンッパンッパンッパンッ!
領土を荒らされた恨みだろうか、それともフランスが長年培養したイングランドへの歪んだ愛からだろうか、行為は一層激しさを増していく。
🇫🇷「ポワチエの戦いなんてさ!覚えてる?君、僕のこと奴隷みたいに扱ってさッ」
🏴「ぁ、ごめんなしゃ、イッてるッ♡イッてるからぁっ!もうやぁっ!♡ぁ、ま、たィく、♡♡♡」
どちゅん!イングランドが身体を震わせた。どうやら彼の入ってはいけない最奥まで入ってしまったらしい。
🏴「お゛っ♡〜〜〜ッ///!!!♡♡♡」
🇫🇷「ぐっ…!♡♡♡はぁ〜〜〜ッ、やば♡」
がくがくがくッ!と身体を震わせて、イングランドは声もなく達した。フランスは急な締め付けに、眉を寄せて耐えると、なおも律動を続ける。
🇫🇷「ふー♡危なッ♡……ねぇアングルテール♡最初の方はッ、連戦連勝でいい気になってたかも、しれないけど!調子に乗るから負けるんだよッ?」
🏴「ちが、♡やめろぉ♡たすけ、てッぁ!♡ぁあぁああッ♡♡♡」
窓ガラスにしがみついて喘ぐイングランド。その顔を、無理やり引き寄せて、フランスは噛み付くようなキスをした。
🏴「んちゅ…ッ…む、んんん〜〜ッ♡♡」
イングランドの薄い腹はぼっこりと盛り上がり、フランスの形になってしまっていた。それでもフランスはイングランドを激しく突き上げる。
🇫🇷「ほらイけよ?なぁ、憎い宿敵に犯されてイけよッッッ」
🏴「ぁ、ぁあああッ!〜〜〜〜ッ///!!!」
腹に温かいものがじんわりと広がる感覚を最後に、イングランドの意識はブラックアウトした。
ありがとうございました!
好評なら続けたいと思います。
コメント
2件