この作品はキャラ崩壊や腐向け要素など自衛が必要な所があります。読まれる時は自己責任です。これはwrwrdのrbrさんを中心に進んでいきます。では、物語の中へ行ってらっしゃいませ。
ロボロ視点
「はぁあああぁああああ!!???」
さて、俺がこうなったのには理由がある。それは数時間前に遡る……
「はぁ…」声にならないため息をつくと、とっくにくたくたになってしまったスーツを、(帰ったらアイロン…しなくちゃなぁ、)なんて考えながら恨めしそうに見る。
俺は天乃呂戊太25歳独身童貞。分かった人もいると思うがクソ上司の下で社畜、会社の狗をしている。今日も社会を舐め腐っている後輩にミスを押し付けられペコペコ頭を下げてきたばっかり、こういう時のことを寂寥って言うんだっけ?どっかで自慢しかして来ない高校の知り合いに話されたことがある…かも。あぁ25歳で物忘れって、どうなんだ。みんなもこうなのか?そんな言葉がつらつらとあたまのなかをみぎから左へと流れていくあいだに、えきのほーむに着いたみたいだ。頭に響く放送がながれてる。あれ、なんか、あたまがふわふわする。初めて酒を飲んで羽目を外してしまった時と同じような感覚に襲われる。あぁ、なんだかいまだけ、何もかんがえなくていいよと知らない誰かに言われている気がする。電車の来る微かな音と誰かの叫び声のようなものがきこえる。……?あ、自分はしぬのかな、そんな物騒な考えが頭をよぎる。でもそれはあながち間違ってはいなかったようだ。……最期くらいはすきなことしたかったなぁ…行きたかったとことか、やりたかったこととか、学生時代はたくさん考えてたけど、それを達成出来たのは2~3個ぐらい。大人になると何も出来なくなったなぁ、あいつが言ってくれたみたいに俺にはですくわーくは向いてたみたいだけど、看板だけのブラック企業に勤めていみもなくなったな、あ、そろそろかも。漫画を見ている時はうそだろぉって思ってた走馬灯ってのも、案外あるんだな、なんて呑気に考えながら、いや、何も考えずに、それは駅のホームから線路に一直線に飛び降りた。
────────暗転
ここまで読んでくださってありがとうございます。とても短くて申し訳ございません。1話はこれで終了です。次回からメンバーの方々な出て来ます。あと違うシリーズも平行に投稿していくので、フォローして待っていてくださると嬉しいです。青酸カリでした。
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