ゾロゾロと徹先輩率いる青葉城西のメンバーが入ってくる。
前来てくれたメンバーと、あと…髪の毛がパイナップルみたいな白菜みたいな…らっきょみたいな人←ほんとすいません
と、センター分けの男の子。
確かこの2人もこの前の決勝戦の試合に出てた記憶があるようなないような。
みんな並んでカウンター席に座る。
『失礼します』
と私がお水とお手ふきを人数分配ると
徹先輩が
『今日はお水こぼさなくて大丈夫だったねぇ〜
美樹ちゃん偉いねぇ』
とニコニコしながら話しかけて来た。
この人はっ!?一体全体どういう心境なんだ!?
徹先輩の心境を教えてくれ!?
メンタル強すぎかよ。
イワイズミ「おい、やめたれドアホ」
ゴツン
と岩泉さんにいつものように叩かれる。
いいぞ、もっとやれ←
もう、私もバイト慣れっ子だから徹先輩に話しかけられたぐらいで仕事失敗しちゃったりなんかしないんだから。
そう思いながら仕事をこなす。
メニューを聞きに行く。
『ご注文をどうぞ』
オイカワ「じゃあ美樹ちゃんで」
一同「うわぁ…(引く)」
『そんなものはご注文にはありません(ニコ』
一同「強っ」
オイカワ「もう〜美樹ちゃんったら冷たいんだからァ」
『誰のせいですか』
オイカワ「ええ〜」
『ご注文をどうぞ』
オイカワ「はぁい〜
みんな、何頼む?俺の奢りだから少なめに頼むねっ!?」
イワイズミ「俺、醤油ラーメン大盛りネギ多め」
オイカワ「ちょっ、岩ちゃん?」
ハナマキ「俺はとんこつラーメン餃子追加で」
オイカワ「ちょっ、マッキー?」
マツカワ「俺、坦々麺とチャーハンのセットで」
オイカワ「まっつんまで!?」
キンダイチ「じゃあ俺…花巻さんと一緒のとんこつラーメンの餃子セットにします!」
オイカワ「金田一ィィ」
クニミ「俺は、塩ラーメン」
オイカワ「国見ちゃん…♡(ホッ」
そう言って国見?ちゃんに抱きつく徹先輩。
この人はほんと…www
クニミ「及川さん離れてください」
『ふふふ、仲良さそうですね』
一同「(可愛い!!)」
結局徹先輩は、醤油ラーメンでした☆
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
『空いているお皿お下げしますね』
中間バッシングに徹先輩のところへ向かう。
お皿を片付け、戻ろうとする。
と
オイカワ「美樹ちゃん」
徹先輩に呼び止められた。
『はい?何か、追加注文ですか?』
咄嗟に仕事病が出てしまった←
オイカワ「あのね、この前の試合の時美樹ちゃんの彼氏の賢二郎クン?ちょっと怒らせちゃったみたい。」
え?
オイカワ「ごめんね☆許して☆」
てへ、とウインクしながら言う。
イワイズミ「もっと反省してる顔しろよゴツン」
え、?
一体何を言ったの?したの?
『えっと、、、何を言ったんですか?』
私がそう言うと
徹先輩は目を逸らし
オイカワ「あ〜…、華がないとか、お兄ちゃんのポジション奪って美樹ちゃん可哀想だとか〜あと〜もっと目立った方がいいとかなんとか…」
『…そう、ですか』
オイカワ「ほんとごめんね?」
『はい…』
もう言葉も出ないや、辛くて。
そんな言葉。
更には学校の何人かにも言われて。
賢二郎は、どんな気持ちなんだろう。
コメント
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及川さん... クソ野郎だな。岩ちゃんと一緒に殴ろっか?(*^^*)