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こちらnmmn作品となっております。
今回も単体です。
※💡×🤝(ritt)←これがわからない方はback推奨
※盗撮ネタ
誤字脱字、口調違いがありましたら申し訳ないです…
🤝さんsaidで話を進めます
↓から伏字なしです!!!
テツsaid
テツ「ライく〜ん、俺お手洗いに…」
ライ「ん、それならあの廊下の突き当たりにあるから行って来な〜」
テツ「おけ!ありがと!!」
ライ君の一言で俺はふかふかなソファーからのっそりと立ち上がり、彼が指した廊下へと歩みを進める。
俺は今日デバイスについての件でライ君に話があり、西の拠点にお邪魔させてもらってるのだ。
因みに、他の三人は各々任務があるらしく今は俺とライ君しかいない。
テツ「うわ〜…、どっちだこれ。」
そうこうすればそれらしきドアを見つけたのだが、左右にそれぞれドアがあった。
ライ君が左右を言った覚えは無い。つまり此処は俺の勘の試され所なのだ。
とは言ったものの、間違えたら怖い。
テツ「…なんか手掛かりとか…」
俺は探偵になった気分でドア付近を見るが何もかもが同じで手がかりなんぞ見つかるわけがなかった。
もうこうなったら本当に俺の勘を信じるしか無い。信じるならば、廊下を進んだときに真っ先に視線が向かった、右が多分お手洗いだろう。
テツ「間違ってたらごめんなさいっ!」
そう言いながらドアノブを捻った。
がちゃっ
俺はドアを開けた途端、思わず固まってしまう。
結論、俺が信じた勘は間違っていた。其処は小さな寝室であった。
だが、部屋の壁という壁に俺の写真が貼られているのだ。
俺がタバコをふかしてる写真や、何時ものTシャツに袋を持ってる写真。多分それはコンビニ帰りだろう。
あれは…先週の任務場所だ。その横は、黒く塗り潰されたなにかに笑顔を向ける俺。
よく見れば黒く塗り潰されたなにかは結構まばらに見えた。黒く塗り潰されてよく見えないが、塗り溢しからは黄色や赤、黒に茶等の色が見えた。
まるで、其処に誰かが居る、居たみたい。
全部に共通することと言えば、写真と中の俺の視線が合ってない。
必ず何処か的違いな所を向いており、写真とは言えない、盗撮のようだった。
西の拠点に、俺の盗撮らしき写真がある。
と言うことは……
ライ「あ、イッテツ遅いと思ったらそんなとこいたの?」
テツ「ひ、っ…!?ラ、ライ君…?」
ライ「………あ〜、見ちゃったかんじ?」
テツ「え、……っ?」
突然、後ろから声が聞こえた。思わず其方に目を向ければライ君が居た。
すると少し安堵に包まれる。が、ライ君の『見ちゃったかんじ』を聞いた途端、一気に血の気が引く感覚がした。
ライ君は変わらずの表情で「折角なら紹介しよっか」と言う。
思わず背を引く俺の背中を、ライ君は逃がさないと言う様に押す。俺は、その部屋に足を踏み込ませられた。
ライ「あれは多分一昨日かな?配信前の一服。あ、因みに隣のはその日の任務だね。これは〜」
俺はそのまま突っ立っているが、ライ君は気にせず隣で一つ一つ紹介してくれてる様だ。
俺は脳の整理が追いつかず、ただ今見える風景に視線を向けるしかない。
ベット付近にある机には、小さなドローンが置かれており、その隣にコピー機らしきものがある。その下にはカラーのゴミが散乱していた。部屋の端には額縁が三、四個積み重なっていた。下のものは封すら開けておらず、開けられてる上は薄く埃をかぶっていた。
テツ「…いつから、盗撮してたの」
確かに疑問には思ってたが、言うつもりなんて無かった言葉がつい溢れてしまう。
ライ君は目を丸くして突然喋った俺を見つめる。なんだか何時ものライ君に戻った様な気がして、少し気が緩んだ。けど、そんなのはまるで夢だったかの様で。ライ君はくすりと笑い
ライ「多分、イッテツと初めて会った日から。」
口角を弧を描く様に上げ、丸かった瞳はハイライトをなくし、細めた、真っ赤な目で俺を見つめ、そう言った。固まる俺を又もやライ君は放置し、その日の事を話し始めた。
俺とライ君が初めて会った日。三年前らしい。本部に集まって顔合わせ。俺は人見知りを発動して誰とも目を合わせられなかった。けど、偶々俺が顔上げた時の視線の先にライ君が居たらしく、ライ君ただ一人だけ俺の瞳を見た。
ライ「綺麗だなって。そして、その瞳を持つイッテツが凄く、すっご〜く、綺麗に見えて。何か形にして収めておきたいなって。」
「けど、誰にも見せたくないって思ったから。」
いつの間にか、本題から逸れてしまった。けど、そんな事を気にする余裕が無いくらいには俺は思考が働かなかった。目の前の言葉で頭が一杯だった。
この盗撮は、ライ君の独占欲の結果。
聞いては居ないが、多分ライ君は俺に対して特別な思いを抱いてる。友達とか、同期とか、そんなんじゃなくて。
なんだか、もうライ君と友達には戻れない気がする。こんな事なら本社に行けば良かった。なんで、なんで西に来ようなんて思ったのだろう。過去の自分を殴りたくなる。
今も尚俺を見るライ君の瞳の中には、どろどろに溶けた、元は友達としての思いの塊がぷかぷかと揺れている。前は、綺麗だと思たのに、今は怖くて堪らない。同期の皆とは目を合わせられるけど、もうライ君とは出来ない。見たくない。
テツ「…君の瞳、好きだったんだけど、なぁ…」
少し掠れた、ため息の様な後悔が口から零れる。
ライ君はそのため息を、目で追うだけだった。
あれから数日後。
今日は、西と東で共同任務だ。何やら敵どもが暴れ散らかしてるらしく。
ペアはそれぞれの知識が必要な時があるかもしれないからと、同じチーム同士では組まないらしい。
俺はいつもとおんなじペアだろうと思っていた。だが、実際に俺の隣に来たのはライ君だった。
余りにも怖く、逃げ出したかったがライ君はあの日の雰囲気を微塵も感じさせず、いつもの調子だった。
余りにもその雰囲気を感じさせないものだから、そのときの記憶は瞬時に奥底に押し込まれた。
そして任務終わり。
担当区域の討伐を終え、仮拠点に俺はライ君と駄弁りながら戻ってるのだが。何処か視線を感じるのだ。最初は逃した敵かとも考えたが、ライ君によればもう敵の反応はないらしい。ならば気のせいとも言い切れず、俺は少しそわそわしていた。
そんなとき、飛行機が俺たちの上空を通った。その跡として飛行機雲が青空に浮かんでいる。そんな飛行機雲を目で追ったとき。
ライ君の家で見た、ドローンと目があった。
その瞬間に奥底に追いやったあの記憶が、あの恐怖が襲ってくる。
何故ライ君のドローンが此処にあるのか。思わず隣に居るライ君を見るが、片手で大きなハンマーを背負うだけだった。
テツ「な、なんで……?」
思わず疑問を零せば、ライ君はあのときの顔で言う。
ライ「別に俺も任務あるからさ。四六時中イッテツのシャッターチャンス狙ってないよ。…けど、イッテツの綺麗な姿は一秒たりとも見逃したくないじゃん、でしょ?」
と。まるで、当たり前の様に。
ライ君はあのドローンを見上げ、そしてこちらを向く。
表情は、何一つとして変わってはいなかった。
ライ「これからもよろしくね、イッテツ。」
彼の顔を見たくなくて視線を空に向ける。
飛行機雲はもう、姿を消していた。
お終いです!
少し期間が空いてしまいましたね…申し訳ないです😖
一応次のやつはちょっと書いてあるので早く描き終われば早く出ます
そして今年は諸事情でかなり忙しくなると思います。ですので投稿ゼロなんて事もありますのでご了承ください🙏
あとあと、質問なんですがなんかこれも前のmnttも7話で公開なんですよね。マジで理由が分からなくて…分かる方居ましたら教えてくださると嬉しいです
見てくださりありがとうございました♪
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