⚡️side
…俺は今、物凄く迷っている。
今俺の目の前にいるサメ頭にキスをしようか、しないか。
もう手は添えてしまった。
ビームも目を閉じてじっと待っている。
でもまだ、まだ唇はつけていない。
「…」
早くしたい、という欲望と、しちゃダメだ、という抵抗心。
今俺の中では戦争が起きてる。
核爆弾使うくれェの。
「チェンソー様…まだ…?」
ビームも早くして欲しいのかな。
俺の事、恋愛的に好きなのかな。
そんな考えが込み上げてくる。
が、俺は全部薙ぎ払ってある1つの選択をした。
俺はビームのおでこらしき所ににデコピンを食らわせる。
「ウギャっ」
「しねェよバーカ。」
「エ」
キスはしない。
きっと、今は頭が疲れきって働いていないんだろう。
だからこんな奴にキュンキュンすんだ。
俺は少し寂しそうにしているビームの頭を雑に撫でてやって、部屋を出ていった。
🦈side
「ギャウ…」
オレしか居なくなった部屋。
ビームは1人、少し悲しくなっていた。
「チェンソー様…キスしてくれなかった…」
して欲しかった、と思いながらデンジの後をついて行った。
コメント
12件
結婚してください(2度目)
素敵な𝑲𝑰𝑺𝑺待ってます…
っく~!焦らしに焦らしますね!