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花咲き病2
(すずらん商店街では)
「りんごー!遊びに来たよー!」
「あ、アルルですか!貴方も症状が進んでいるのですね!」
「うん!だからさ…一緒に寝よ!」
「…!はい!」
「先輩★」
「…なんだい?まぐろくん。」
「症状が進んでいるみたいなので★…一緒に…寝ましょ★?」
「ああ、いいぞ。」
一緒に寝ようなどの声。死にたくないと言う声は聞こえない。何一つ。
「ラフィソルー!」
「何だ。」
「一緒に寝ましょう!」
「…嫌だ」
「何故ですか?」
「…ら…」
「?なんて言ったんですか?」
「は、…恥ずかしい…から。」
「…!そんな事無いですよ!月も綺麗ですよ!」
「…分かった。一緒に寝る。」
「はい!」
「マール…」
「…」
「おやすみ。大好きだぞ。」
(あや達)
「月が綺麗だね。」
「…そうだね。」
「なあ、半身、クルーク。」
「なんだい?」
「何。」
「これで終わりって信じられるか?」
「いいや。この世界にきっと、絶対朝はくるさ。」
「そうだよ。」
「…そうだな。」
「見に行ったけど、ラフィーナもフェーリもいつか…ケロッと起きそうな顔で寝てた。」
「…」
「何だ。少しは…」
「もう寝てる…。僕は薬を使って進行を遅くしてるから、何しよう。」
(テト号)
「みんな寝た…ね」
「じゃあね、皆。お休みなさい、」
(時空の扉)
「おや、サタンにエコロ。どこに行ってたんだい。」
「いや、ちょっとな。今生きてるヤツらに集まれと言っとけ。」
「…?、分かったよ、」
数分後_
「何か呼び出されたんだけど?、」
「こ・ん・ば・ん・わ〜」
「ど、どうしたんですか?」
「何だ、いきなり。」
「おじさまー何するの?」
「…この世界に朝を来させるぞ。」
「「え?」」
「で、出来るわけないですよ〜」
「無理だぞ、」
「そんな事…」
「やってみる価値はあるだろう?それに、お前らの能力を合わせると、できるのだ。」
「おじさまー、能力になんの関係があるの?」
「エコロは、影を作る、影を襲う。」
「リデルは、月、天気を操れる。」
「エックスは何処でも時空を開ける。」
「シェゾは闇を作る、操る。」
「レムレスは消す能力」
「クルークは満月だと力を発揮。その能力は人の能力を高める。」
「私は歴史を作る能力だ。」
「何ができるんだい?」
それから数十分後
(あや達の所)
「…んー。」
「起きろー。本の虫」
「んー…何だ…?」
「…え?、半身?」
「そうだー。」
「し、死んだはずじゃ?」
(テト号)
「こーらー!いつまで寝てるの?!起きなさい!」
「…ん、うるさい…。」
「起きろ、ティ。」
「ん…え?なんで皆…?死んだはず…?」
「勝手に殺さないでちょうだい!何故か朝が来たのよ!」
「よ…良かった」
そして、世界に日常が戻りました。
めでたし…。めでたし。
さあ、本の読み聞かせは終わりです。楽しんでいただけたでしょうか?
え?、何故花咲き病が起こったか?
それは、…夢のせい…ですよ。全て…ね