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ポーランド×ドイツ♀ (途中フラドイ?)****《設定》
ポーランド♂:177㎝、童顔、口悪い
ドイツ♀:168㎝、むちむち、真面目
2人は今同じ職場で働いていた。
波「はい、これ。見て」
ポーランドは、そう言って資料を雑に渡した。
独「ああ、ありがとう」
受け取る手は、妙に震えていて、その瞳は俯いたまま、長いまつ毛だけが、見えていた。ポーランドは、舌打ちを残して、早歩きでその場を立ち去った。
2人は、国家として切っても切れない経済相互依存関係。だけれども、過去が2人を蝕んでいた。あれから、長い年月が経ったというのに。懺悔も償いも区切りがついたというのに。
波「いや、区切りをつけたことにしているだけかもな」
ポーランドは、長い廊下で1人、そんな関係の自嘲の言葉をぽつり。独り言は続く。
波「大体、何?あの態度。びくびくして、ずっと引きずってて、ずっと加害者面で、俺がガラス細工とでも思ってるわけ?あ゛ーーーーームカつくムカつくムカつくムカつくムカつくッ!!」
次第に声が大きくなって、周りの目を集める。それが、さらにポーランドの苛立ちを増幅させる。 ギロッ と睨むと散っていく人々。
それに紛れて、ポーランドも持ち場に戻る。帰り際、ふと、無意識にドイツを視界に入れる。ドイツは、フランスと話していた。
独「もう!君ってば、もうちょっと現実的に考えてみろ!!」
仏「そんなに怒んないで?mademoiselle♡」
キザに軽く、ドイツの頬にキスをする。
独「仕事中だ!!ばか!///」
いつの間にか、ポーランドは足を止めていた。なぜだか分からないが、目が離せない。握った拳には血管が浮き出てる。
波(なんだ、、この感じ、、、)
心臓から血液が逆流してるみたいな、背筋が凍るみたいな、、、不気味な感じ。
波(嫉妬……?なんで??俺が?ドイツに?)
ポーランドは、気を紛らせるみたいに歩き出した。ひとつひとつ、状況を飲み込んでいく。
波(フランスとドイツは付き合っているのか?…まぁ、今の2人なら、、、)
“今の2人なら”…自然と思ったその言葉が、嫉妬の核心をついていた。
ポーランドは自分のデスクに戻って、額を手のひらでグリグリ押した。
波「なるほど」
フランスも自分もスタートは似たようなものだ。なのに、フランスとドイツは、今を生き、自分とドイツは、ずっと過去に取り残されてる。自分にだって、ドイツに笑顔を向けられる、ドイツを幸せにする資格はあってもいい。これが、嫉妬の原因だ。
ポーランドは、深く息を吐く。最悪の気分だった。
波「きも、俺」
ーーーーーーーーーーーーーーー
次の日、ポーランドは早く職場にやってきた。理由はあるが、女々しすぎる。
波「よう、ドイツ。早いんだな」
独「……今日は偶然です。今日の資料の予習をしようと思って…」
ドイツは相変わらず真面目で、相変わらず目も合わない。ポーランドは、ドイツのデスクに体重をかけた。それが圧に感じたのか、
独「どうか、されましたか?」
恐る恐るドイツは灰色の瞳を上げた。そして、少しの沈黙の後、ポーランドは話題を探すみたいに声を出す。
波「、、、お前とフランス、付き合ってんの?」
独「は」
心底、回答はどうでも良かった。対するドイツは、緊張が逸れたみたいにポカンと口を開けたまま戻らず、固まっていた。数秒後、我に帰るように
独「ち、ちがいます!!やはり、勘違いされました!言って聞かせます…すみません」
目は泳ぎ、いつもの冷静さが少しブレる。
波「そうか」
そして、また沈黙。気まずい空気が、まだ電気もつかない職場を包んだ。ドイツは、それを紛らわすためか、資料を捲った。内容はすっかり、頭に入ってこなかったのか、捲るスピードが早い気がした。
波「逃げたい」
広い部屋に反響した、その唐突な言葉が、自分に戻ってくる。ドイツは、一瞬体を揺らしたが、資料に目を落としたまま、聞き返す。
独「、、、誰からですか?」
まるで、答えが分かってるみたいな声。ポーランドは、普段の強気に似合わない震えた声で、答えを返す。
波「過去から」
ドイツは俯き、ゆっくり呼吸をする。
波「…お前は俺が嫌いなのか?」
自嘲気味の声と言葉に、思わず振り向く。ドイツの顔はなぜか、辛そうで、悔しそうで、泣きそうで、、、
独「ッ!!…違い、ます……」
過呼吸みたいに、途切れ途切れの言葉。ポーランドは間髪入れず、問う。
波「じゃあなんで?…なんで、フランスの前みたいに笑ってくれないの??俺が…怖い?壊れそうで」
ドイツは、何も言わなかった。それが答えだった。ポーランドのこめかみに青筋が浮かぶ。
波「…ッ!!舐めやがってッッ!!!」
ポーランドは、バンッ!!とドイツのデスクを叩いた。ドイツは、何も言わずに受け入れてる。それがまた、ポーランドを逆撫でる。
波「俺ッ、俺はな!!こんなこと、したくてやってるんじゃない!!!…俺は、、ただ…」
じわぁと、手に汗が滲む。ポーランドは俯き、観念したように、ポツリと、言葉をこぼした。
波「俺は…ただ、、お前に、、、隣で笑ってほしい」
ドイツは、その言葉に、驚いたらしい。顔を上げた。
ポーランドは、振り下ろした手でデスクを掴みながら、苦しそうに言葉を紡ぐ。
波「今の俺を、、、見てほしい。幸せにする自信だって……そこそこあるんだぜ?」
ポーランドは、その頬に優しく手を伸ばす。
波「久々だな、こうやって顔見るの」
まるで宝石みたいなドイツの瞳から、温かな優しい涙がポツポツ…
独「ちかづいったら、、わたっ、し、、また、貴方を傷つけ、て、しまうかも、」
痙攣して、途切れ途切れの言葉。
波「過去と嫌な未来しか見れねーのか?お前は」
ぶっきらぼうな声とは裏腹に、ポーランドは優しくドイツの頬を伝う涙を拭う。
波「舐めるなよ?今は腕っぷしならお前より強い」
ドイツは、恐る恐るポーランドに抱きつく。それは、確かめるように強く。離れないように固く。
最後までお付き合いありがとうございます!もう少しポラドイ続きます!!見てくれたら嬉しいな
サムネ(?)のために学習用ののiPadメモで描きました。メモにしては頑張ったので見て!(傲慢) ↓
コメント
11件
はっ…幸せが幸せを運んできてるッ!!(?)ありがとうございますポラドイ珍しい…新しい扉が開きました💕︎︎💕︎(?)
女の子ドイツちゃん書いてくれてる人がいるとは…!?あんまいないから嬉しすぎる😇😇😇😇早く幸せになりやがれください😚😚😚めちゃくちゃ尊かったですッッッ💗💗
うわあああああありがとうございます(何故お前が?) ポラドイ少なすぎて飢えていたので助かります!!!!!!関係性最高すぎます大好きですありがとうございます!!!!(だから何故お前が?)
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