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「〜〜〜〜っ、はあ」
疲れたな、今日は。
「お姉ちゃん県で8位以内ってことだよね?」
「うん、そういうこと」
「やっぱりお姉ちゃんはすごいね」
妃奈乃は笑って言った。
━━━ ♪゛
スマホが鳴った。
『大会お疲れ様』
『明後日、紗月と18時くらいで話してたんだけどいい?』
「妃奈乃、明後日18時待ち合わせで大丈夫?」
「うん!夜ご飯ってことだね」
『ありがとう』
『うん、18時に⚫︎⚫︎中のとこで集合がいいかな』
と返した。
「紗月ちゃんのお兄ちゃんって名前なんて言うの?」
「しょうせい、今宵の宵に生きるって書いて」
「宵生さん!覚えとく!」
宵生さん、ってなんかおかしく感じる。
「私お気に入りのワンピース着て行こうかな〜、お姉ちゃんもワンピース着よ!この前買ったやつ!」
少し前に妃奈乃にこれ似合うよと言われ買ったワンピースだ。普段ズボンばかりだから気が引けてまだ一回も着ていない。
「かっこいいお姉ちゃんも好きだけど、かわいいお姉ちゃんもたまには見たいな〜」
「、、まあ、考えとくよ」