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ピロンッ
「…」
『ねえ、蓮君。そろそろ学校来たら?』
生徒会長の柏木奈々からのメッセージがきた。
そういえば今日で不登校二ヶ月になるか、、
僕は桐先蓮。高校二年だが、
勉強が分からなすぎて数ヶ月行って、不登校だ。
何も事情を知らないくせに言ってくる
奈々にムカついて僕はこう返した。
『わかってる』
『じゃあ早く来てよ』
「はぁ…久しぶりに行くか」
何度も言ってくる奈々に嫌気が差し
僕はついに行くことにした。
『わかった』
『明日行く』
『良かった!待ってるね』
「もう、早く寝よう」
そう決心し僕はベットの中に潜り込んだ。
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憂鬱な朝が始まった。
僕は朝風呂に入りサッと髪を乾かした。
リュックサックを背負い、玄関を出ようとすると
ふとカレンダーが目に入った。
「そういえば今日バレンタインデーか…」
学校に行っていた頃必死にモテようとしていた
自分が目に浮かぶ。
一番嫌な日に学校に行くことになってしまった、
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〈あれ?待ってw〉
〈不登校だった人じゃんw〉
〈今更来たんだwダッサww〉
こうなることはもう予想してある。
さっさと教室に入ろう。
ザワザワ
がちそれな!
いいな〜
wwwww
「ぁ、おはよ、、、」
*チラッ……*
え、誰だっけw
「はぁ…そうだよね~、」
僕は溜息を漏らしながら席についた。
外を見るのが僕の日課だ。
「ねえねえ、蓮君」
「…何」
「昨日、言い過ぎちゃった、」
「ごめんね!」
「大丈夫だけど…」
「僕、悩んでいる事があって」
「何?」
「僕は… 僕は」
「僕は勉強ができないんだ。」
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