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目を覚ますといつも隣にいるショッピさんがいなかった
スリッパも履かないままリビングへ出た
ショッピさんはいなかった
ふとベランダに目を向けるとタバコを吸っているショッピさんがいた
少しほっとして表情が緩んだ
俺に気づいたショッピさんは吸いかけのタバコを灰皿に押し付けた
ガラガラとサッシを開けて口を開く
「おはようございます。クロノアさん。」
「おはようございます、ショッピさん。」
ショッピさんは両手を広げてニコニコしている
少し歩いて抱きついた
「心配しましたよ。ショッピさん」
ふふっ、と笑を零すショッピさんを見て自分も幸せな気持ちになった
「今日は俺が飯作りますよ。」
「ありがとうございます、俺すごい嬉しいですよ」
「はは。喜んでもらえて嬉しいです」
俺は今、すごく幸せだなぁ。