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如月Attention!!
※駄文
※設定下手くそ
※最後に作者の意味ないあとがきあります
school days!! 07side
最近俺の家の隣に引っ越してきたやつがいる。瀬戸幸助というやつだ。そいつは引っ越してきたばかりなのに「名前は親しくセトって気軽に呼んで下さいっす!」と言っていたがそこまで仲良くするつもりもないし何なら関係を持つことさえ面倒くさいと思ってる俺には関係のない話だと思っていた。更にそいつは爽やかイケメンで器用なやつだった。イケメンなんか滅んでしまえ。そんなことより問題なのは妹のモモがセトに随分と懐いていたことだ。このままじゃまるでモモの本当の兄があいつみたいではないか。お兄ちゃんの座を奪われるのは俺にとって「死」と言っても過言ではないのだから尚更セトが嫌いになった。だがそいつはどうやら俺と同じ学校に行くとの事だ。それを聞いた時は転校まで考えようとするくらいだった。だがそんなことを母に言えば間違いなく母からの強烈な一撃が飛んでくるに違いないと危機感を覚え、このことは黙っておくことにした。朝から憂鬱な気分で重い足取りで学校へと向かっていると後ろから声が聞こえた。
「あっシンタローさん!!一緒に行きませんか~?」
それが聞こえたと同時に走り出す。わずかその隙0.1秒。俺の中でもこれは俺の中のギネス記録にでも乗るくらいの反応速度だった。だが運動音痴、モヤシより強いくらいの足を誇る俺は呆気なく疲れはててセトに呆気なく捕まってしまった。
「はぁはぁ…なんで逃げるんすか…!?急に走り出したのでビックリしたっす…」
「元はお前の、せいだろ…はぁ、はぁ…」
俺がワイシャツをぱたぱたとさせているとセトは次の瞬間とんでもないことを言い出した。
「シンタローさん大丈夫そうっすか?凄く疲れてるなら俺が担いでいってあげれますけど…」
「結構だよ…!!むしろ担がれる方が恥ずかしいし…ってひゃあんっ!?」
急にセトに抱えられ俺は情けない声を出した挙げ句大きく体勢を崩し担がれるのではなくお姫様抱っこになってしまった。
「シンタローさん突っ走っていきますよ!気を付けてっす!」
「ちょっ降ろせって!!こんなの公開処刑じゃねぇか…もう俺お婿に行けない…」
俺は恥ずかしくて堪らず手で顔を覆った。セトはそんな俺に関わらず足早に足を進めていた。そんなこんなで校門へと着くと周りからの視線を物凄く感じたため慌てて俺はじたばたと暴れた。するとセトもさすがにじたばたと暴れる俺を降ろした。
「もう今日は関わってくんなよっ!この馬鹿野郎!」
と顔を赤らめさせて涙目でツンデレヒロインのようなセリフを吐いてしまったのはセトに効果は確実に無いだろうがそのまま俺はその場を逃げるように早足で校舎へと向かった。
after school days!! 02side
朝のあの事から一日中本当に声をかけてもシンタローさんに無視されてしまうことになってしまった。自分の中では悪いことをしてしまったのには自覚をしているのになぜだか心は悪いことをしたと思っていないようだった。そもそもあの時シンタローさんに引っ越しの挨拶をした瞬間から俺はシンタローさんに一目惚れだった。あの目付きの悪い目もくせっ毛のついた黒い髪や透き通るような真っ白な肌だって俺にとってはどれも綺麗で見ているだけ心臓が破裂しそうだった。きっとそのせいで俺は自分に悪気が無いんだろう。でもたしかにシンタローさんからすれば知り合ったばかりの男につきまとわれた挙げ句にお姫様抱っこされたのだから嫌われてもしょうがない。こう考えたらもう俺は最低なことをしてしまったのかもしれない。あぁつくづく自分が嫌になる。
「ってうわっ!?あっすみません!」
「あ?ぶつかってくんなよ…って見たことねぇ顔だなぁ。もしかしてお前は今日転校して来たやつか」
やばい、ぶつかってはいけない人にぶつかってしまったかもしれない。相手はヘッドフォンらしきものをつけており、黒い髪で目は目付きが悪く、しかも金色に輝いていた。
「本当にすみません!前見てなくて…」
俺が必死で頭を下げていると聞き覚えのある声が聞こえてきた。
「おいクロハ!またなんかやらかしてんのか…って…げっ、セトじゃねぇか!?」
聞き覚えのある声の方を向くとやっぱりシンタローさんだった。
「シンタローはこいつと知り合いなのか?」
「いやぁ知り合いというか…むしろそいつとはできれば他人のフリをしたいくらいだな…」
その言葉を聞いた瞬間俺は心にぽっかりと穴が空いたようだった。それからのことはあまり覚えていない。むしろシンタローさんの「そいつとはできれば他人のフリをしたい」という言葉だけが胸に突き刺さったように覚えている。あぁ本当に俺はやらかしてしまったのだ…もうあんなに嫌われてしまったら終わりだ。
あとがき~
最後の最後まで駄文でしたのにここまで見てくださった方々本当にありがとうございます…!今回珍しく設定とかはこうやってメモしてたのですがなんだかメモ何書くのか分からなくて余計なことばかり書きすぎてほとんどこの小説にいかせてないんですよね( T∀T)
続きはあの時セトがぶつかったクロハさんにこの小説ビリビリに破かれました
(でも好評だったり私がこの小説を書くかの気分しだいで続き書くかもです!)