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「 あの 夏 」
りょつぱ( いじめ 、性的な言葉 有
若井side
出会ったのは 夏休み明け 。
屋上でサボっていると 、綺麗な人を見つけたから、声をかけた 。
ま、ナンパのような ?笑
「 ねぇ 、君 ッ 、 」
「 ぇ 、僕 ? 」
フェンスに手を掛けて 、今にも落ちてしまいそうな表情で 下を向いてる 君が 、なんだか儚くて 、苦しくて 、愛おしかった 。
「 どーしたの ?こんなとこで 」
「 ん ~ッ 、 虐められたから 、ここ来た、って感じ かなぁ …笑 」
虐められた、と能天気に 笑う君が 不思議で仕方がなかった 。
あの頃の 俺には 、君が 本当に笑っているように見えてしまったから 。
「 … でも、なんでここ ? 」
「 ここが好きだから 、って言うのもあるけどねぇ … ま、普通に席 なくて授業受けれないし 、居なくても 気になされないし …?笑 」
「 そっか 、 」
ミーンミーンと 蝉がうるさく鳴くまだ暑い9月に 、君の横顔を 眺めていた 。
「 ねぇ 、名前は ? 」
「 僕? 藤澤涼架 、 君は ?」
「 若井滉斗 、若井って呼んで ? 」
「 ん 、若井 !! 」
ニコニコと微笑む彼の頬には、大きい痣とカットバンが貼ってある。
夏用の制服から見える腕の包帯 と 、隠れきれていない痣に沢山の赤い線 。
ボロボロで、今にも抱きしめたくなるような、そんな姿 。
しばらく傷を眺めていると、ごめん、見苦しかった?とカーディガンを羽織る。
「 いや 、全然 … てか、痛くないの ? 」
「 ん ~ 、慣れたからなぁ 、笑 」
えへへ、と笑ってみせる君は消えそうだった。でも、この世界を心から愛してる表情。
「 …ね、今から一緒に学校抜けない? 」
「 …笑 いいよ? 不真面目な 若井くーん っ 笑 」
辛そうだったから、学校を抜け出してアイスでも食べに行こうと思う。
「 それにしても 、僕に声かけるなんて … 若井も 物好きだね ? それとも体目当て ?笑もう売るのは勘弁だけどなぁ …笑 」
「 … 普通に仲良くなりたかったから?笑 体目当てって… そんなことしてきた奴居たの? 」
「 うん、僕のこと女の子だと思って声掛けてきた奴がほとんどだけどね …笑
でも性別関係無しに犯されちゃった 、笑 」
そっか、と声をかけることしか出来なかった俺が情けなかった。
今の俺なら、救えてたのかな _
#1.「 綺麗 」
書きたかったのとちがーう!!
今の藤澤さん要素全然ないのはね、ないからなんだよ(?)
後程多分わかると…思う!!
コメント
6件
:(っ'ヮ'c):ハワワめちゃくちゃこの感じの小説、大好きです😇
んわぁぁ藤澤さ~ん…!! 不真面目な若井さん好きっ!!
表現の仕方がどタイプなんよ、、、