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長くなりました。4200↑です。
赫「、、、」
おわった
最悪だ
壁ドンまがいなものからようやく解放され、俺は今はベッドに座って壁にもたれかかっている
してやられた、なんでこいつが俺に解雇する権利がないことを知っているんだ
舐めた態度をとる執事は別にこいつで初めてじゃない
冷やかしにくる奴なんて今までごまんといた
ただこいつは、、、
紫「うわ、うまいなこのチョコ」
赫「そ”れ俺の!!!」
完全にここでの生活を気に入っている、、、
紫「あ、食いたかったん?」
「んじゃやるよ、そうならそうと言ってくれればいいのに」
え
紫「ん、どーぞ」
赫「はっ、、、いら”ねぇよッッ!!!!////]
紫「はー?いるって言ったのあんただろ、、、、ムズカシイご令息様だこと」
いやいやいや
チョコを半分自分の口で咥えてずいっと俺の顔の近くにもってこられても、誰だって食べれないだろ
クソ執事だ、こいつ絶対たらしだ
距離感バグすぎる
ずっと人との距離を保ってきた俺からすると理解ができない
むりむりむりむり、、、、こいつまじでむり
紫「まぁまぁ、そんなカリカリすんなって」
「俺結構いいとこの家系だしそれなりの学は持ち合わせてるから」
「執事としてかなり役に立つと思うけど?」
よっぽどチョコが気にいったのか、一生俺のチョコを食いながらそんなことを言い出すゴミ。
赫「、、、なんでいいとこの坊ちゃんが俺”なんか”の執事になってんだよ」
紫「詳しいことはいいだろ」
「あんたは俺という素晴らしい執事を手に入れて、俺は豪華な衣食住を手に入れられる」
「win-winじゃん」
どこかだよ
いいとこの坊ちゃんならチョコなんて無限に食えるだろうし、衣食住にだって困らんだろ
意味わかんねぇ…
赫「、、、さいあく」
ほんと最悪だ
紫「ん、このチョコもうまい」
主のチョコを勝手に食う執事なんて世界中探してもこいつだけだろ
紫「てか、あんた朝食は?」
チョコを全て食べ終わったのか、そんなことを能天気に俺に聞いてきた
赫「いつもは執事が俺の部屋にもってくるんだよ、、、お前が今は俺の執事なんだからさっさともってこいよ、」
こんな奴が執事なんて認めたくないけど
紫「は、食卓で食べろよ」
、、、
それができたらとっくの昔にそうしてる
赫「俺の噂聞いてここに来たんだろ、、じゃあそれぐらい察してはやく持って来い、」
あー、なんかもう疲れた
こいついつまで執事やるんだろ
はやく飽きて自ら退職してくれないかな、、、
紫「んー、却下。」
、、、
赫「は?」
紫「世間知らずのご令息様にもう一回教えてやるよ」
「俺、そこそこいいとこの人間なの」
「そんな俺が執事として仕える以上、主であるあんたにはそれなりの威厳、生活、そして人間性をもってもらわないと困るわけ」
「俺の名が廃れるだろ」
赫「、、、」
クソ執事、こいつ性格まで終わってたのかよ
クズだ、最悪、ほんとに最悪
紫「つーわけで」
「食卓行くぞ~(姫抱」
赫「、、ッッは!?!///」
よりによってなんでこんな抱き方でっ、
赫「、、まっ、て…ほんとに、無理ッッ、、」
急に指先が冷たくなる
嫌な記憶が押し寄せてきて震えるが止まらない
紫「、、、大丈夫だって、言っただろ?この俺があんたに仕える執事なんだから」
「守ってやるよ。」
赫「、、、っ…(震」
嫌だ、ほんとに無理なのにっ、、
赫「、、、、っ…(ギューーーッ」
紫「、、、(歩」
俺の指示なんてもはや何も意味をなさない
完全に無視をして、そのまま姫抱きをして廊下を歩くクソ執事
屋敷にいる全員の視線がとにかく怖くて怖くて、不本意ながらもクソ執事の身体に顔を押しつけて腕に力をこめる
紫「、、、さぁ、赫様つきましたよ(降」
赫、「、、、、あぁ、」
抵抗しても力でかなうはずもなく、あっさり椅子に降ろされる
俺の部屋を出て、初めて視界が屋敷全体をとらえる
さっきまでクソ執事の身体に顔を押しつけていたせいで、少しだけ視界がくらくらする
こいつ敬語つかえるんだ、、なんて少しだけ関心しながら、周りで清掃をしているメイドが気になって仕方がない
メイド1『あれ、赫様じゃない?、(笑』
赫「、、、」
あーあ、わかってたけど…
1番近くで清掃をしていた2人のメイドがニヤニヤとした顔で俺の方を見てくる
わざと俺に聞こえるように、、
慣れていたはずなのに、久しぶりにこうもあからさまにこられるとしんどい
だから自分の部屋から出たくなかったんだ、、
メイド2『珍しいですね~、お食事なのかしらね?(笑』
赫「、、っ、」
やば
泣きそう、、かも
俺こんなに弱かったっけ、
悪口ってわけでもない、、よな?
それにこんなの昔からあったし、慣れてきたはずだろ。
紫「俺の主になんの用だ」
メイド1『、、、ぇ?』
紫「ここに座ってる時点で食事に決まってんだろ」
紫「そんぐらい察してさっさと赫様のお食事を用意するようにシェフに伝えろ、ゴミ共」
赫「、、、!!」
涙を必死にこらえていると、クソ執事、、、、、”紫”が俺から完全にメイドたちの視界を遮断できるよう位置に立った
守ってやるってあの言葉
噓じゃ、なかったのか…
紫「あーあ、使えないメイドだな~(笑」
メイド1『ちょッッなによあんた!!』
メイド2『まって、、あの人、、、、』
メイド1『ぇッッ、、うそッッ」
メイド1『も、申し訳ございません、!!!直ちに用意いたしますのでッッ』
赫「、、、ぇ?」
急に怯えたような顔をして、メイドはシェフのいる部屋に小走りで去っていった
紫はメイドが完全に視界から消え去ったのを確認してから、また俺のすぐ左斜め後ろに立った
食卓にはまだ執事やメイドがいるが、しんと静まり返っている
不思議と、紫がいるから大丈夫だと自分でも思っているのか気持ちも落ち着いてきた
赫「、、、」
こうやって、自分の部屋をでて何も気にせずにいられるのはいつぶりだろうか
大体深夜か、早朝しか俺の居場所はなかったから
少し新鮮だ
シェフ『こちら、本日の朝食でございます』
数分後、シェフが直々に食卓まで食事を運んできた
本来メイドや執事の仕事なんだけど、、、、、紫が怖かったのだろうか
数年間シェフを見てきていなかったけど、どうやら人が変わったらしい
シェフ『赫様、お会いするのは初めましてですね』
「私、翠と申します」
赫「、、、よろしく、」
こんな若い人が作ってたのか、、知らなかった
翠「それでは、ごゆっくり」
簡単な挨拶をすましてシェフはまた戻っていった
赫「、、、」
さて、困った
ナイフ、フォーク、スプーン、、、、、
全て正しい使い方が分からない、なんでこんな何個もあるんだ、
いつもは1人で食べてたから周りを気にしないでフォーク一択で食べてきたけど
こうも周りに人がいて、目立った環境で作法をちゃんとできないなんて流石に良くない
母に、、、ましてや父までにも告げ口されたらまた、、、
赫(どぅ、、しよ、、、)
紫「、、、はぁ、(溜息」
「赫様…緊張しすぎですよ」
「いつも通りでいいんですよ、、ほら、こうやって」
赫「、、!?!/////」
紫は後ろからバックハグのような感じで俺の両手をとって、丁寧に作法を教えてくれる
いやもっと方法あんだろッッ!
やばい頭に入ってこない、、、
赫「距離ちかいってばッッ//(ボソッ」
紫「、、、作法が分からないのバレたくないなら、大人しく緊張してるっているていにして上手く俺に合わせろ(ボソッ」
やばい、、俺絶対顔赤い……
赫「ゎ、、、わかったよ、、//」
赫「、、、、、、やっと終わった…」
紫「赫様、お部屋に戻られますか?」
赫「あぁ、そうだな、」
行きとは違って少しだけ心に余裕があったので自分で立って部屋に戻る
3歩ほど後ろを紫が歩く
ガチャッ…………バタンッ
赫「、、、、、疲れた」
、、、
一応2回も助けてもらったわけだし、
ここは人としてお礼を言うべき、、だよね?
赫「、、、、ぇっと、ir」
紫「お前さ、馬鹿なん?」
、、、、、
赫「は??????」
紫「そもそもあんなメイドの一言にいちいち泣きそうになってんじゃねぇよ、だっせぇ」
「簡単な作法もわかんねぇとかご令息というより人として終わってる、欠落してる」
「俺の主様がこんなんとかまじ今後が怖いわ(笑」
赫「、、、、、、、」
「4ねクソ”執事ッッ!!!!!!!!!!!!!」
書き溜めということができない、すぐ投稿したくなっちゃう。すぐネタ切れるくせに
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