コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
「………」
ピシッとしていてかっこいい(屈辱)背中……。
後ろ姿だけでもかっこいいんだなぁ……。
神様…神は二物を与えないとか言うけど、こいつに五物ぐらい与えてますよね!?
………
「はぁ……」
何か今日はやけに静かだなぁ……。
まぁ、べるさんが休みだからなのは分かってるんだけど……それと同時に、私が今見ている彼・さぁーもんが喋りかけてこないのも原因…の一つだ…。
いつもうるさいぐらいに私の髪を撫で……いや、…クシャクシャにして来て、笑いかけてくるからそれがもう日常になっていたようだ……。
やっぱり喋りかけてこないと静かだ……。
……なぜ喋りかけてこないかと言うと……、、昨日、さぁーもんさんが私に、告白をしてきたのだ……。それで未だに返事をしていないから…こうなってるわけだ……。まぁ、…一方的に避けているのは
…私だけど。
なぜか意識してしまって、彼の顔を直視できないのだ……。
いや、…直視したいわけではないし、…。陽キャの顔なんて見たくないけどね……、、うん。
でも、やっぱり話せないと胸がギュッと締め付けられるように痛くなってる気がする…、。これは、何だろう……。べるさんが来てたら相談しようと思ってたんだけどなぁ……。今日はべるさんが居ないのだ…。
……告白…どうするか考えないとだよね……。でも、このままじゃ、話したくても話せない……。
もう……どうすればいいの!?これは!?
「ななっし〜」
不意打ちだった。前なんて見てなかった。
突然凄くイケメンな……いや、…嫌いな顔が目の前に現れた。
「……ナンデショウカ…?」
私はぎこちなくなってしまった。
「……あのさ、一回デートしてくんない?」
「…………んっ????????」
で、デート…!?
お出かけ!?男子と!?
私は顔がカァァァと赤くなったのを感じる。
「嫌なら……いや、…絶対に来てほしい」
………彼からすごい圧を感じる。
「……デート……デートしてどうするんデスカネ…?」
「それから付き合うか決めてほしい」
やっぱりそうなるか……。まぁ…
「……私でヨケレバ……」
何か告白オッケーみたいな返事の仕方になっちゃったけどっ……。
「!!よろしくね!!」
さぁーもんはパァァァ!と笑顔になった。
……
「………わかりやす…」
これ、…もし拒否られたらどうするつもりだったんだ……?