注意⚠️
・まだ🌈🕒️に沼って一ヶ月も経ってない新人リスナーが書いたものです
・口調迷子
・一人称、二人称捏造の可能性有(極限まで追求はしました)
・🌟🐙✕👻🔪要素しかない
・ここから先伏せ字無し
それでもいい方のみ先へGO!!!
🌟🐙視点
俺は今、とてつもなく怒っている。
なんでかって?小柳君がなかなか家に帰ってこないからです!
もう約束の時間から1時間は過ぎてるんですけど…一体何してるんですかあの人は!!
ガチャ
玄関の開く音がした。
「ただいま…」
「おかえりなさい小柳君。遅かったですね」
俺はわざと冷たく言う。
「ご、ごめんって…ほら、お詫びにさ、デザート買ってきたから一緒に食おーぜ…な…?」
「いりません」
「う…」
俺はわざとらしく大きなため息をついて、小柳君に言葉を紡ぐ。
「なぜこんなにも遅く帰ってきたんですか?今何時だとお思いで?」
「今は…その…じゅ、十時半…です…夜の…」
「そうですよね?約束してた時間はいつでしたっけ?」
「く、9時…」
「その通りです。はあ…小柳君は約束も守れないような駄犬だったんですね。がっかりです。」
「…っ…」
「俺の心を弄んで楽しいですか?どうせ他の男とでも遊んできたんでしょう?」
「ち、違う!俺は…俺には星導だけだ…他に男なんて…!」
「小柳君の言葉は信じられません。なにせ、もう約束を破られた後ですからね」
「それは…悪いと思ってる…」
「いいですよ。他の男のところに行ったって。俺なんかよりいい男がいるんならそっちに行けばいいじゃないですか」
「だから…いないって…」
「言い訳はもううんざりです」
ちらっと小柳君の方を見る。
小柳君は…泣いていた。
「…え」
ポロポロと涙を流し、俯いていた。
「すみません。泣かせるつもりはなかったんです…」
「そこまで言わなくたって…ッ、いいじゃねえか…ヒク、ズッ」
小柳君の鼻をすする音、しゃくりを上げる音が静かな玄関に響く。
「もういい…ほしるべなんて知らねえ…」
ガチャ
バタンッ!
…小柳君が、出ていってしまった。
…少し言いすぎてしまったかもしれない。いや、実際問題言い過ぎた。
あの小柳君が他の男を作らないことなんて俺が一番良くわかってる。なのに口が先走ってしまった。
駄犬だなんて言いたくなかった。でも頭より先に口が動いていた。
「俺の…せいだ…。」
ふらふらとした足取りで自室へ向かう。
ディスコードにログインし、今ちょうどログイン状態になっているライに連絡を取った。
🐙『小柳君と喧嘩してしまったのですが、どうすれば仲直りできるでしょうか…。小柳君は家を出ていってしまいましたし…』
💡『ええ!?出ていったの!?早く探しに行きなって!』
🐙『今の状態の俺が行ったって小柳君を落ち込ませるだけです。それに俺も…言いすぎました。なので頭を冷やしてからじゃないと小柳君のことを迎えにいけません…』
💡『うーん…わかったよ。通話繋ご。相談くらいなら聞くよ』
🐙『ありがとうございます…』
「ライ…。」
💡『うん、まあ、少しずつ話してよ。そしたら気持ちも落ち着くよ。』
「すみません…。ご迷惑をおかけします…」
💡『いいよいいよ!こういうときはお互い様、でしょ?』
「ありがとうございます…」
👻🔪視点
家を出てきてしまった。
俺も確かに悪かったと思う。約束を破るのは実際いけないことだしな。それはよくわかってる。
だとしたって星導のあれは言いすぎだと思う。
…でも、心配してくれてたからあんなに言ってくれてたんだよな…。
そのことに気付けなかった数分前の俺を殴ってやりたい。
重い足取りでカゲツの家に向かう。
チャイムを押した。
ピンポーン
ガチャ
🥷🔫「なんや、ロウやん。どうしたん?」
「カゲツ…カゲツ、ぁぁぁ…ッ…」
🥷🔫「いきなり泣き出すやん!?マジでどうした!?」
「おれ、ッ、グズほしるべとけんかして…ズッ、それで…」
🥷🔫「あー。家飛び出してきた、っちゅーわけか。」
「ん…」
🥷🔫「まあ事情は十分わかった。一旦中入れ。暑いやろ」
「サンキュ…お邪魔します…」
コトッ
🥷🔫「お茶くらいしか用意できるもん無くてごめんな」
「ううん…ありがと…」
🥷🔫「…そんで?ロウ的にはどうしたいん?星導とのこと。」
「俺は…仲直り…したい…けど、星導がどうかは知らん…」
🥷🔫「ふーん?でも、あいつのことだから仲直りしたいと思ってそうやけどな」
「…ほんとに…?」
🥷🔫「おん。だってお前と話しとるときのあいつにっこにこやもん。そんなやつがお前のことたった一回の喧嘩で嫌いになると思うか?」
「それは…」
🥷🔫「それにさ。たぶんあいつお前いなかったらめっちゃショックやと思うで。だから俺は仲直りしたほうがええと思うけどな〜」
「…そう…だよな…」
🥷🔫「お、さっきより表情明るいやん。その調子やで」
「…ありがとな、カゲツ。おかげで少し元気でたわ。」
🥷🔫「それなら良かった。………おーい、そろそろ出てきたらどうや?星導」
「…星導…?」
「…あはは…バレちゃいました…?」
🥷🔫「バレたも何もやろ…ライも出てきたらどうや」
💡「俺もバレたかー!」
🥷🔫「お前やろ連絡してきたん!星導が悲しそうにしてるって!」
💡「まあ、俺なんですけどね」
🥷🔫「まったく…これでロウの気持ちは聞けたやろ?仲直りせい。」
💡「そうだぞー!仲直りしな!」
「………」
「………」
「「あの…」」
「…先に小柳君からどうぞ」
「いや、星導から…」
「…わかりました。」
星導は息をすーっと吸って、話し始めた。
「俺、ライに話しして気づいたんです…。ああ、俺言い過ぎたなって…。ほんとはあんなにひどいこと言うつもりじゃ無かったのに…。小柳君を傷つけてしまったことはわかっています。ほんとに…ほんとにすみませんでした…。」
「俺も、約束破っちゃってごめん…。星導のこと心配させたよな。俺ももう少し考えて行動するべきだった。ほんとに…ごめん。」
「ふふ、今回はお互い様ですね」
「ああ、そうだな」
「カゲツもライも、ご迷惑をおかけしました。」
「そうだな。迷惑かけた。」
🥷🔫「ええって。困ったときはお互い様やで」
💡「そうそう。お互い様!」
「…ありがとうございます。それじゃあ小柳君。家、帰りましょうか。」
「そうしよ。じゃあな、カゲツ、ライ。またな。今日はありがとな」
💡「またね。今度は喧嘩しちゃだめだよー?」
「わかってますよ。ね、小柳君。」
「もちろん」
🥷🔫「またいつでも遊びに来てーな。待ってるで。」
「ぜひ。」
「今度は喧嘩してねえときに来るわ」
🥷🔫「そうしてくれw」
カゲツとライは玄関のドアを閉じる最後の最後まで手を振ってくれた。
ガチャ
「そういえば小柳君はなんで遅く帰ってきたんですか?」
「…それ聞いちゃう?w」
「あれ、だめでした…?」
「んー…ま、いいや。その…星導の誕生日プレゼント見に行ってたんだよ…。誕生日…近いだろ…?」
「小柳君…!ほんとに…可愛いんですから…!!」
「おわっ!いきなり抱きつくな!ここ外だぞ!」
「いいじゃないですかたまには!」
「…まったく…」
夜の住宅街に二人の静かな笑い声が響いた。
リクエストありがとうございましたー!!
コメント
2件

最高でしたー‼️ ほんとありがとうございますこれからも楽しみにしてます😽🩷