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akn side
今日は身だしなみ点検日!!
広報がやることは珍しいから少し意気込んでます!
kne「aknこういうの好きでしょ。生徒会らしくて。」
あの人はkneさん。生徒会長さん。
akn「もちろん!kneさんわかってんね。 」
キーンコーンカーンコーン
akn「あ!俺もう行ってくる!びっしりやってくるから!」
そう言って俺はkneさんにグッドサインを送った。
kneさんはいつもみたいににこにこしてて可愛かった。
次々と点検を進めていく。
ここまでは順調だったのに、急に崩れた。
akn「ネクタイもピアスもダメじゃん!笑」
彼は有名なちゃらい人。名前は忘れちゃった。
彼は耳元で囁いた。
ああやって人々を落としてきたんだろう。
akn「だめ!!君守らないで有名だもん」
やってやったぜの笑みで彼を見つめ返した。
彼はとても驚いている。なんとも言えない表情だ。
その後自己紹介を交わし、その場を後にした。
やっと何百人の点検が終わった。
こういうの好きだけどこんな大人数なのは聞いていない。
kneさんの意地悪さがでていた。
帰り時。教室でまた彼を見つけた。
女の子の肩を寄せて優しく口付けをしていた。
そして深いキスへ。
俺とは生きている世界が違うなと思った。
たった教室の壁1枚の境界線。
少し憧れてしまう節もある。こんなに軽い関係は嫌だけど。
akn「まあ俺にはむいてなさすぎるか。」
恋愛とか出来る日が来るのかななんて。
俺は彼らから逃げるようにその場から離れた。