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「おぉ、これは旨い!
…でぇ?
何の用じゃ?」
ゲンさんは少し仕方なさそうにそう言った。
「実は、ライアとの戦いが不調でして…
ここで、1発逆転する為にも、ある物を建てていただきたいんです。」
「ほぉ、ある物とは…?」
「共同浴場です。
この街の民家には、基本的に風呂は付いていませんよね?
共同浴場があれば、みんな喜ぶと思うんです。
建ててくれますか!?」
「なるほどねぇ〜。
まぁ、建ててもいいが、金はあるんかい?」
「いくらですか?」
「そうねぇ、共同浴場ともなると、100万エラは…」
「あります!
よろしくお願いします!」
俺は100万エラをさっと取り出した。
「ふむ、少し待っとれ。」
♦︎♦︎♦︎
そして、2週間後。
共同浴場が出来上がった。
たくさんの応募の中から、共同浴場の店長にはクロエさんという女性を、副店長にはロードさんという男性を採用した。
その他の従業員は2名。
計4名で回す予定だ。
もちろん、俺も積極的に手伝うし。
その日、共同浴場のオープンの日だった。
俺はオリーブ油と魔法ナトリウム水を合成して、マジカルソープを大量に作った。
この世界では石鹸は貴族の物で、平民は主に水洗いが主流だったのだ。
そして、マジカルソープを浴場の洗い場に設置し、記念品のタオルを従業員達に持たせてオープンした。
浴場に入る人にはタオルを渡して、「必ず湯に入る前に身体を洗って下さい。」と言うことを徹底した。
「はぁ〜、気持ち良かったわぁ!」
「マジカルソープすごい泡立つ!」
「見てみて、ピカピカよぉ!」
「はぁー、いい湯だったな。」
などなど、共同浴場は大好評。
その日は経費などを抜いて、30万エラの儲けがあった。
完全に儲け主義でやっている訳じゃ無いが、やはり儲けも大切だ。
そんなこんなで、二カ月目の結果発表では、俺が優位につけた。
マコト…600万エラ
ライア…520万エラ
だ。
「ふぅん、やるねぇ、マコトさん。
まぁ、黙ってやられる訳はないだろうとは思ってたけどさ。
なかなか骨があるようで嬉しいよ。」
ライアが去り際に言った。
「俺と勝負したこと後悔するぞ。」
「ふん、こっちにもまだまだ秘策はあるさ。」
そして、俺たちは道を別れて帰って行った。
「あ、マコトさん、お疲れ様です。」
「お疲れ様ー!」
「今日はマコトさんの好きなブラックイノラのステーキですよ!
勝利のお祝いしましょう!」
「ありがとう!
だけど、まだまだ勝負はこれからだからね!」
「えぇ、頑張ってください!」
「うん!」
そして、たこ焼きやイノラステーキで楽しい夕食を食べた。
#もふテロ