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庵野
ℋ.♡
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#mryk
とくめい
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kurara
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ヘリオトロープ②
大森side
最悪だ
若井と居酒屋に行ったは良いものの、コイツ、めちゃくちゃ酒に弱いじゃねーか!
自ら居酒屋って言い出したから、てっきり酒に強いのかと思ったら、1杯で酔って、2杯目の途中で寝やがった……
んで、寝てしまった若井を何とかタクシーに乗せたはいいが、タクシー内で何度住所を聞いても答えなかった結果、俺の家まで連れて来るしかなかった。
大森「ほら、しっかりしろって」
若井「ケロケロ〜」
大森「何がケロケロだ、靴脱げ!」
若井「ケロケ…………ゔ」
大森「お、おい、大丈夫か」
若井「らいじょーぶ……ゔぐ……」
大森「大丈夫じゃないだろ」
若井「だってぇぇ、しゅにんとぉふたりでご飯食べれるなんてぇーうれしくて呑んらうにきまってるじゃないれすかぁぁぁ」
大森「お前……その言い方を他ですると語弊を生むぞ」
若井「えぇー、れもほんとのことれすしー……今日らって、しゅにん……甘い……匂いしてて…………」
ガタンッ
大森「お、おいっ若井、しっかりしろ、座るな立て」
若井「う…………ぎもぢわるい……」
大森「ちょ、トイレまで我慢しろよっ」
若井「…………ゔ…………お゛え……」
大森「お、おいっっっ!!」
いきなり座ったと思ったら、盛大に俺にゲロをぶちまけてくれた若井
何とかゲロの処理をして、若井をベッドへ寝かせた。
寝ている大の大人の世話をするのが、こんなにも大変だとは思わなかった……
俺だって酒を呑んでいてシラフな訳ではない。
大森「………………はぁ……疲れた……」
若井は幸い垂れ下がっていたネクタイを汚しただけで済んだ為まだいいが、モロに食らった俺は…………まあ、もういい、済んだことだ。
無駄に広いキングサイズのベッドに若井を寝かせた反対側に背中を預ける
大森(あー、若井に服着せなきゃな……)
チラリと寝ている若井の方へ目線を向ければ気持ち良さそうに寝ている
一応スーツがシワになったり、またゲロした時に処理が大変だと思い、脱がしたはいいが、俺の体力の方が限界に
大森(あーーー……疲れた……)
そう思ったのを最後に俺も眠りについてしまった
・
・
・
ガタンッ
ゴッ
若井「いってぇっっ」
何かが床に落ちる大きな音と声に、目が覚めた
大森「…………うるさ……」
ボソリと悪態を言いつつ、音の方へ目線を向ければ、ベッドから落ちて、目をまん丸にしてこちらを見ている……若井が居た。
若井「しゅしゅしゅ……主任なんでっ!?」
大森「あー……昨日お前が……」
コイツ、昨晩の事を覚てないな、と思い、説明しようと思ったら、ジャンプの勢いでベッドに上がり、土下座をしてきた。
若井「すみませんっ!!」
大森「いや、若」
若井「お、俺はっなんて事を!…………主任っ責任取りますから!!」
大森「……………………は?」
顔を真っ赤にしながら、俺を真剣に見る若井
コイツ……何か……確実に勘違いをしている……
大森「いや、」
若井「正直酔って記憶ないんですけど……か、身体とか大丈夫……ですか?俺、主任となら」
大森「待て待て待て」
若井「いくら主任が綺麗な顔だからって……俺は」
大森「だから待てって」
若井「え」
コイツ、マジで何か勘違いをしている……
ただ、面白いから…………ちょっとからかってやるか……
大森「お前、何か勘違いしてない?」
若井「え、だって……裸」
大森「裸だからってお前、自分が攻めてたように言ってるけど…………俺だって男だぞ?………………若井こそ身体大丈夫?」
若井「え……え、え……」
俺の言いたいことが理解出来たのか、今度は若井の顔色がサーっと青くなっていく。
大森「何?どうした?自分の貞操がそんなにきになった?」
俺の言葉に今度は顔真っ赤。コイツほんとに忙しいな。
そんな反応したら
もっと興味出てくるじゃん
大森「何?忘れたなら……昨日の事、今から再現して思い出させてやろうか?」
若井「っ!!あ、あぁー!!お、お、お、俺っ!用事っ思い出しっか、か、か、か、帰らなきゃっ!!し、失礼しましたっ!!」
ポールハンガーに掛けていたスーツを勢いよく取り、ズボンは履いただけで手で掴み、シャツもジャケットも羽織っただけでボタンも止めずに急いで身にまとってドタバタと帰って行った若井……
大森「…………ぷっ、…………あははっ」
もしもほんとに受け身でヤってたら腰が痛いし、ケツだって痛くて動けるわけがないのに……
まあ、そんなことを知らないってことは、若井はノーマルなんだろう
それに、いつも会社では僕なのに、アイツ、一人称俺になってたな……あれが素の若井なんだろうな
「お、俺っ!……責任取りますから」
なのにアイツ……責任取るって…………
『元貴……僕のせいでこっちに引きずり込んでごめんね……』
『僕が責任取ってずっと元貴の傍にいるから』
『責任?そんなの知らないよ』
『元貴が僕を好きになったんだから自業自得でしょ』
『責任取れだなんて重たすぎなんだよ』
『じゃあね、元貴』
くそっ、
嫌なこと思い出した
気軽に責任なんて言葉言うな
ほんと何考えてんだか……
コメント
12件
大森さんに好意がダダ漏れの若井さん… 今後の展開が楽しみな設定ですね!! 過去の記憶も垣間見えて ドラマティックな運びになると踏んでいますよ( ̄ー ̄)ニヤリ ((o(´∀`)o))ワクワク