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これは数ヶ月前の話





「ここ、どこなの、、」


目の前に視線を向けると海


周りを見ると駅っぽかった


「どう?何も思い出せない?」


この人は、駅員さん?


駅員「列車に乗るには乗車券が必要なんだ」

「見つけたら僕にみせて」


「乗車券、」


駅員「うん、乗車券」


駅員さんは微笑みながらそう言った


とりあえず乗車券が必要らしい


あ、海に落ちてるのって乗車券、?


木の棒が落ちていたからその棒を伸ばして乗車券を手にとった


「駅員さん、これ乗車券です」


駅員「乗車券、、見つかったんだ」

「でもこの乗車券、名前が書かれてないね」


「名前?」


駅員「それじゃあ列車に乗ることはできない」


「っえ?」


駅員「そういうルールなんだ」


「ルール、、」


駅員「まぁ、、」

「しばらくここでここでゆっくり、していくといいよ」


うーん。困ったな


とりあえず記憶が戻る手掛かりを探そうかな


後ろを振り返ると人影が見えた


「あの、そこのおばあさん!」


老婦人「用がないならあっちへ行きな」

「あたしはイライラしているんだ」

「はぁ、それにしても喉が渇いたねぇ」


おばあさんは喉が乾いている、、


飲み物を渡したらなにか記憶を取り戻す手掛かりになるかな


さっきホームに自動販売機があったはず




やっぱり。お茶でいいかな?


「おばあさん。これあげる」


老婦人「あんた、それ、あたしに?」

「、、いやほどこしなんか受けないよ!」


「、、もらってほしくて、」


老婦人「そうかい、そこまで言うならもらうよ」


「ありがとうございます」


老婦人「ふぅ、、ありがとうね」

「代わりといったらなんだけど、あそこに犬がいるだろう?」

「餌をやってきてくれないかい?」


「、分かりました」






その後は犬に餌をやったり駅員さんとお話したり。するとついに



やっと



やっと記憶が




海の駅。あのね、駅員さん

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