なんと最終回でございます。
どぞ(⊃ ´ ꒳ ` )⊃
ーーー次の日ーーー
ピンポーン
青「入っていいよー!」
赤「お邪魔しまーす」
黄「おかえりなさい、桃くん」
桃「……ただいま」
黄「大丈夫でしたか?」
桃「ん、大丈夫…」
黄「そうですか」
赤「ね!ちゃんと話そう?」
青「う、うん……」
赤「僕は桃くんから全部話を聞いた、それは青ちゃんにも伝えた。」
青「うん、ラインきてた、この内容で合ってるかな、桃くん」
桃「………」
赤「桃ちゃん、大丈夫」
桃「……コクン」
青「……黄くんこれは本当なの?」
黄「違います。違いますよね?桃くん」
桃「っ…………ちがくない」
黄「は?」
桃「ビクッ………」
黄「なんでそんな嘘つくんですか?」
桃「……」
黄「桃くん、なんでそんなことするんですか?」
青「黄くん、桃くんは嘘ついてないよ。」
黄「……なんでですか?」
青「だってこんな嘘つく意味ないもん」
黄「青ちゃんは僕のこと信じてくれないんですか?」
青「信じてるよ。でも桃くんがこんなに黄くんに怯えるわけがない…黄くんが桃くんに少し強めに言ったって桃くんは黄くんを怖がらないと思う」
桃「青……」
赤「そうだよ。桃くん幽霊だって怖がらないんだよ?そんな桃くんが家族に対して怯えるわけないじゃん!なのに黄くんに怯えてる。黄くんが何かしてないと怯えないよ……?」
黄「っ………」
桃「黄……俺、ちゃんと黄のことも見てる。赤はこの中で一番付き合いが長くてそばにいると落ち着くし、青は相方だから1番よく話すし、ゲーム実況者同士気が合う。だから黄が俺とあまり接点がないのは分かってる。」
黄「なら、なんで……なんで…見てくれないの?僕の事頼ってくれないの?」
桃「見てるよ。俺、黄とやるゲーム凄い好き。黄はさ、すごい速さで強くなって俺のこと追い抜くじゃん。だから黄とやるゲームがいちばん楽しい。曲作りとか、色々と行き詰まった時すぐに周りに頼らないで自分でなんとかしようとして最終的に駄目だと思ったらちゃんと俺達の事頼ってくれる所とかすげぇなって思う。」
黄「………でも、赤と青ちゃんより絡み少ないし、やっと頼ってくれたと思ったら赤と青ちゃんだけだし……」
桃「それは……黄は自分一人で危険を感じても俺らの為なら突っ走るタイプだろ?赤と青はそんな事しない。ビビりだから」
赤「おいっ!俺だって頑張ってるぞ!」
桃「分かってるって!赤と青はすぐに頼ってくるし、危険だと思ったら危険な方に無理に行かない」
青「確かに…僕が思ってるやつよりいい案が出てきそうって思うとすぐ相談しちゃうかも、あと危険な所にはあまり自分から行きたくないし…」
桃「だろ?だから黄が何か悩んで、壁に当たってる時、俺は待ってた。俺から行くんじゃなて、黄から来るまで。そんで来る前にその悩みが解決したらゲームとか飲みに誘うって俺の中で決めてた。あと、黄が危険なの行動しないように黄にはあまり頼らないようにしようとしたんだよ……」
黄「そう……なんですか……」
桃「黄はさ、俺と少し似てんだよ。全部自分でなんとかしようとして、限界になったら頼る。」
赤「桃ちゃん頼らないでしょ……限界になっても」
桃「俺は限界になってもまだ行けるって思ってるからさ!」
青「頼ってよね」
桃「本当に辛い時は頼ってるよ。頼る回数が少ないだけで頼ってないように見えてるだけ」
赤「まぁ……それが桃ちゃんの行き方だしね」
桃「そんなとこ、でも黄はちゃんと俺達に頼るだろ?そこ、すごくいいと思う。俺には余り出来ないところだから。でもごめんな?俺が勝手に距離離してた。」
黄「っ……僕はっ、桃くんといっぱい相談したかった!桃くんは僕よりずっとすごい考え方が出来るから。でも僕も頑張らないとって思うと1人で考えちゃって……赤とか青ちゃんとかは大丈夫?とか声掛けてくれてたから…桃くんは赤と青ちゃんにはすぐ相談乗ってくれてたから僕の事嫌なのかと思った。青ちゃんと赤には頼るのもなんで?って……僕にも頼って欲しかった。」
桃「ごめん。赤と青は大丈夫か?って聞く前に相談来るからな。」
赤「うっ……確かにっ…」
桃「黄は、俺にどうして欲しい?」
黄「え?」
桃「黄はさ、もう少し甘えてくれてもいいんじゃないか?赤と青みたいにさ」
黄「甘える…」
赤「黄くんは、今回はさ我慢して我慢して爆発しちゃったんだよ。これは桃ちゃんにも言うけど、頑張るのはいいけど、俺達は仲間で家族。助け合うのは当たり前だし、迷惑かけるのも当たり前!だからさ!黄くんもさ、我慢ばっかりじゃなくて少し我儘言ってもいいんじゃないかな?」
桃「限界来る前に頼れよ。俺はずっと黄の事待ってるし。来て欲しかったら行くからさ」
黄「……いいんですか」
桃「おう」
黄「桃くんに酷いことしたのに」
桃「まぁ……きつかったけど。黄の反抗期ってことで」
青「反抗期www」
赤「黄ちゃーん。反抗期なのぉ?」
黄「うるさいです!反抗期じゃないですけどっ………でも」
桃「ん?」
黄「なんで許すんですか……本当に怖い思いしたでしょう?辛い思いもさせたのに……」
桃「黄だからだよ。黄じゃなかったら許してない。」
黄「…………」
桃「俺もちゃんと黄の事、改めてちゃんと見るからまた元に戻って仲良くしようぜ?」
黄「桃くんは……優しすぎます」
桃「嫌いか?」
黄「大好きです……グスッ」
桃「おう、俺も黄の事好きだぜ」
黄「ありがとうございます」
赤「これで1件落着だー!」
青「良かった。てか、黄くん行動力やばくない?催眠みたいなのやるとかさ」
桃「あれやべぇな、どこで手に入れたんだよ」
黄「……作ったんです。この音作れば意のままだって……半信半疑でしたけど……」
青「作ったの!?すごっ……なら僕も桃くんのこと操れるの……?」
桃「……操られてねぇよ」
黄「多分…脳に響く音波数値だったので、考えられなくなるか、少し苦しいだけかと…」
桃「あれは気分悪くなる……もう絶対聴きたくねぇもん…マジ無理…」
赤「うぁ…まじな言い方……」
青「ねぇ、僕聴いてみたい!」
桃「やめとけっ!」
青「少しだけ!」
黄「音源ありますけど……」
青「少しだけ流して!」
桃「どうなっても知らねぇぞ…」
青「黄くん流してー」
黄「………」
ポチッ(流す)
キィィィィィンン
青「ぬわっ!!!」
ポチ(止める)
青「うっ……なに、これ」
赤「えぇ!?大丈夫!?青ちゃん!」
青「こんなの聞かされてたの?」
桃「一日中……」
青「一日中………うっ……それ考えただけでむりっ……」
赤「そんなに……?」
桃「こんなやつ聴きたくなかったから、黄に従ってた……」
赤「黄ちゃん……」
黄「ごめんなさい……でも、こうでもしないと見てくれないんじゃないかって思って…」
赤「黄ちゃん、メンヘラ?」
黄「違います!!!僕は赤と青ちゃんと同じように見て欲しかっただけで……」
青「桃くんのこと操りたいって思うほど大好きなんだもんねぇ?」
黄「…………」
桃「洗脳か……俺洗脳されないと思うんよね」
赤「え?なんで?」
桃「自我が強いから」
青「確かにww桃くん強そうwww」
桃「てことで黄、俺は洗脳されねぇから、黄の思うようには動けないが、これからもよろしくって事で飲むべ!」
黄「え?」
桃「俺酒飲みてーよ!飲みたい飲みたいっ!」
赤「まぁ、桃ちゃん復帰祝いで飲みますか」
青「あの怯えてた桃くんはどこに行ったの」
桃「もう怖くないもんね!」
赤「相変わらず、切り替えが速いこと……」
桃「黄!酒買うぞ!」
黄「!!……はい!」
青「戻ってよかったね。」
赤「そうだね、これからは黄くんの傍に桃くん置いとこ」
青「そうだね、精神安定剤の桃くん置いとこ」
赤「まさか黄ちゃんが、そこまで桃ちゃんのこと好きだとは」
青「嫉妬してたのかな?」
赤「多分ね、桃ちゃんも大変ですねぇ〜」
青「これ矛先僕らに向かないよね?」
赤「え?」
青「ほら、黄くんが嫉妬して僕らがやられたりしないよね?」
赤「……ありえるかも……」
青「え!やなんだど!?」
桃)こうして、俺は無事に?元の生活に戻れたのであった。
その後の飲み会で、俺が飲み過ぎて青の腕を噛んで黄が、青の事を睨んでたのはまた別の話。
青「もうやだぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
ーーー終わりーーー
ぬぉぉぉ!
今回は出す気が無かった作品でございましたw
無理やり終わらせた感、半端ないですw
なぁにが超音波やっ!駄作やんっ!
ってなり、あげるの辞めてたんですが、折角最後まで書いたから一応……みたいなところがありまして載せてみました。
どうでしたかね?
楽しんでいただけてたら幸いですm(*_ _)m
♡とコメントありがとうございます!
こんな作品にもいいねを頂けて嬉しいです!
これからもよろしくお願いします!
コメント
4件
このお話ですごいファンになりましっ!一気に見ちゃいました笑笑フォローさせてもらいました🥺
すっごい感動で、服が涙でびっしょりです!!😭 やっぱり皆仲良くがいいよね! お疲れ様でした! 最初から最後までめちゃくちゃ楽しめました!! 次作も楽しみです!!✨