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#こさなつ
零
16
りお
21,401
るぅ
30
ピピッ ピピッ ピッ/
茈「……ん、」
朝。
また、朝を迎えた。
そっか。死に損なったのか……。
母「茈ー!起きてるんだったら朝ごはん食べちゃいなさーい!」
茈「…」
母「母さんもう行くね、お金は…ここに置いているから昼代に使ってね」
茈「ん、」
母「それじゃあ、行ってきます」
茈「…(パクッ)、」
時刻は8時を回っている。
朝ごはんは1口だけ食べ、3000円を握りしめ学校へと向かった。
ガラッ
翠「あ、きたぁぁぁぁあ!!おはよぉー!!」
茈「うるせぇッ!!くっつくな!!」
翠「また、茈ちゃん自○しようとしたんでしょ?悩んでるんだったら言ってよぉ〜(泣)」
茈「…」
俺は、教室には行かない。
不登校に近い存在だ。
その事は親には隠している。
迷惑を掛けたくないから。
今は、保健室で授業を受けている。
翠「じゃあ、宿題見ようかな!」
茈「やってない」
翠「おーい!w、じゃあせんせーとやろっか」
こいつは、翠。
新任教師ってこともあり、年齢が近い。
だから、打ち解けやすいところがある。
ーー
翠「そういえば、転校生来たの知ってる?」
茈「…」
知らん。興味もない。
翠「興味ないよねー、茈ちゃんのクラスらしいんだ。名前は、確か…」
ゞ「なt/」
ガラッ))
赫「あ……」
ゞ「あー!昨日の!!」
茈「げッ…、」
赫「げッって言うな〜!!」
昨日のやつ。
転校生ってこいつのことだったのか。
学校案内だろうか、隣にはせんせーがいる。
先生「赫くん、知り合い?」
赫「はい!」
先生「じゃあ、少しここにいる?」
…は?え?なんで?
赫「いいんですか?✨✨お言葉に甘えて!!」
先生「じゃあ、茈くん。頼んだよ」
茈「へ?、あッちょっ…まっ、」
ガランッ))
勝手に…っ、
知り合い…知っている人。
昨日話したぐらいでほぼ初対面の相手。
赫「自己紹介がまだだったよね」
ゞ「俺は、赫。好きな物は甘いもの!あとは…このヘアピンがトレードマーク!!」
そして、そいつが見せてきたのは72と書いてあるヘアピン。
珍しい形だな。
赫「ちなみに、7月2日が誕生日じゃないからな!」
茈「聞いてねぇし」
赫「ほら、次!」
茈「…、茈。」
赫「少なっ、w」
翠「ほら、茈ちゃんもう少し自己紹介しなよ」
茈「だ・ま・れ」(口パク)
翠「、www」
赫「あ!あとうるさいやつって言われるけどあまりそんなことは…ないと信じてる!!」
翠「元気だね〜」
赫「よく言われます!!」
うるっさ、
赫「絶対今、うるせぇやつって思っただろ!」
茈「…思ってない」
赫「なんだ!?今の間は!」
翠「2人とも仲良いね」
赫「はい!」(同時)
茈「なんでこんなやつと」(同時)
茈赫「「あ、」」
赫「被ったねw」
そういい、俺に無邪気な笑顔を振りまく。
そうやって色んなことを乗り越えてきたのだろうなと考えてしまう。
ガラッ))
先生「そろそろ、いいかな?赫くん」
赫「あ、はい!!じゃあね、茈!」
ガランッ))
翠「嵐みたいな子だったね、w」
茈「…ん、」
翠「けど、茈ちゃん楽しそうだったよ」
茈「…ぇ?」
楽しかった?
まぁ、確かに久しぶりに同学年とたくさん話したが…
茈「気のせい…」
翠「そう?、w」
保健室の窓からは、笑顔で話している姿があった。
俺とは住む世界が違う。
なのに、なんで俺と真反対のやつが関わりたいって思うのか…
理解できない。
けど、久しぶりにたくさん話した。
茈「…疲れた」
翠「???」
あの日の俺は、まだ知らない。
これから、あいつと過ごす時間が大切になっていくことも…。
Next…♡500
コメント
1件
うわ、赫くんすごい元気な子だな……! 茈くんの「げっ」とか「聞いてねぇし」のツッコミ、久しぶりに同学年と話した感じが出ててちょっと笑っちゃった。 翠先生の「楽しそうだったよ」で、主人公自身も気づかない変化がほんのり見えてきたのが好きだわ。 これからこの真逆な2人がどう距離を縮めていくのか、すごく気になる🔥