すきの上

好きより上

🥞「とーや」

☕「ん？」

🥞「すきの上ってなんだ？」

☕「…大好きじゃないか？」

🥞「大好きの上は？」

☕「…愛してる…だと思う、」

🥞「じゃあ愛してるの上は？」

☕「…結婚？」

🥞「じゃあ俺冬弥と結婚したい」

☕「…そうだな。したいな。」

🥞「でも…認めてくれないじゃん、」

☕「世界は酷い、同性で結婚…何が悪いんだ、」

🥞「俺の愛が間違ってたのかもな、」

☕「そんなことない。」

🥞「じゃあもし偉い人に別れろって言われても別れない？」

☕「別れない。別れたくない。誰に何を言われたって俺たちは一緒だ。」

🥞「…そうだったらいいのにな、」

☕「…彰人。」

🥞「もしお前が記憶なくして俺が誰だかわかんなくなっても好きでいていいか？」

☕「いいに決まってる。もし記憶をなくしても彰人だけは覚えておく。」

🥞「…ありがと…こんな俺の事好きになってくれてｯ…（泣」

☕「当たり前だ。好きじゃないわけない。それに泣かないでくれ彰人…」

🥞「冬弥が…ほかの女好きになって俺がまだ立ち直れてなかったら嘘でいいから好きって言えよ、」

☕「…彰人…俺には彰人しかいない、彰人には俺しかいない。だから俺は彰人以外を好きになれないし彰人も俺以外好きになれないんだ。」

🥞「…ほんと？」

☕「ほんと。」

🥞「愛してくれてる？」

☕「愛してるに決まってる。」

🥞「じゃあ来世では絶対結婚しような。」

☕「…結婚…できるといいな。」