テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
早朝
皆で散歩しています
茉莉 「うーん!気持ちがいいねー!」
稀依 「はい!この時間帯は凄くいい気分です!」
萌百 「空気が、綺麗」
蓮逢 「そだね!清々しいー!」
茉莉 「このままモーニングでも食べに行かない?あそこのモーニングちょー美味しいんですよ!」
稀依 「へー!そうなんですか!行きたいですっ!」
蓮逢 「私もいきたーい!」
萌百 「みんな行きたいって言うなら私も行k…」
バタッ
稀依 「わぁっ!も、萌百!?大丈夫? 」
蓮逢 「転ぶなんて珍しいね…わわ、血が出てるよー!」
萌百 「ごめん、段差に足引っかかっただけ。怪我はしてない。痛くもない
……あれ、ほんとだ、怪我してる…気づかなかった。痛くもなかったし。」
稀依 「…え、萌百って悲しいとか、嬉しいとか感情的なのを感じないだけじゃなくて、痛覚も感じないの?」
萌百 「…そうなのかな。気にしてなかった。」
茉莉 「ストレスで痛覚を感じなくなっちゃうこともあるし…
萌百ちゃんが我慢してるorストレスで感じなくなったor慣れてしまった…ってところかなー…」
稀依 「絶対、生まれつき痛みを感じないとかではないんですよねー。2歳の時はよく転んで泣いてましたし…」
茉莉 「あら!萌百ちゃんにもそんな時期があったんですね!かわいい!ぶちゅー」
萌百 「私、泣いたことあるんだ。物心ついたの、2歳5ヶ月くらいの時だったから…」
蓮逢 「ねね!早くモーニング食べよ!そのお話もしよ!」
茉莉 「そうだね!」
茉莉 蓮逢 稀依 「いただきまーす!」
萌百 「いただきます。」
萌百 「…」
稀依 「うーん、やっぱりストレスとかなのかなー…でも
感情を出せなくなったのは4歳の時とかだったはず…なんとなく。
ただただ勉強をする毎日で、感情とか出してる暇無かったから
感情を表に出すのが苦手になったんだっけ?…泣かなくなったのはいつから…? 」
茉莉 「うーん…さすがに私には分からないものねー」
蓮逢 「萌百が泣かなくなった日は、私とだいたい同じくらいだったはず…あ!わかった!
萌百が先に泣かなくなって、その12ヶ月後くらいに私も泣かなくなったんだ!わたしは感情出せるけどね!」
稀依 「え!?同じくらいなの?いつ?どんな感じだったの?」
蓮逢 「うぇえ!?え、えっとね…3歳になったばかりのときなんだけど…
…っ3歳の誕生日の時までは時々可愛がってくれてた…はず。
でも、3歳になる10日前くらいの時…急に1年生の内容を今すぐに覚えろって言ってきて…
2歳の時点で6年生ぐらいの国語力はあったみたいで、お父さんが言ってきた言葉も全部理解できた。
だから、それがどれほど無茶なことか、わかってた。だから「そんなことしたくないっ!」
って言ったら殴られて、蹴られて…それの繰り返し。1日でも勉強サボったらすぐにこれだよ。
こんなことやられ続けたら萌百もストレス溜まるよ。 」
稀依 「え!?殴られてたの!?私はご飯抜きとタバコじゅーってされただけだったのに…((ボソッ」
茉莉 「いやいや、稀依ちゃんも十分えぐいことされてるよ?((ボソッ」
蓮逢 「…毎日殴られるもんだから、そりゃあ痛覚もなくなるし、感情も無くなるよ。」
稀依 「私、気づいてあげられてなかったね。」
蓮逢 「いやいや!仕方ないことだよ!お姉ちゃんと同じ日に私もお勉強を強いられてたんだから!
お姉ちゃん年上だからお父さんの言うことちゃんと聞くじゃん?
でも、私たちはお父さんの言うこと聞かなかったから殴られた。ただそれだけ。」
萌百 「…うん。蓮逢は三姉妹の中で頭が一番悪いって言われて、そこから何も感じなくなってた…
お姉ちゃんとは別室で勉強してたからどんな状況だったかは分かんないけど
お姉ちゃんもきっと苦しかったと思う。私は、結構早めに何も感じなくなったから
蓮逢が傷つきそうになったら、私が庇おうとした。」
茉莉 「ええ!妹思いねぇ…」
萌百 「蓮逢には、感情をなくして欲しくなかったから…結局、4歳の時に蓮逢の感情もなくなっちゃったんだけどね…」
稀依 「萌百…よし!萌百も、いつか絶対に感情を取り戻せる!一緒に頑張ろう!」
萌百 「…無理だよ。多分…は、もしかしたらあるかもしれないけど、絶対には戻らないよ。」
稀依 「いや、私が戻すの!絶対に!」
萌百 「…お姉ちゃん…お姉ちゃんって、ほんっとうに馬鹿だね。」
稀依 「は、はぁ!?先月のプールのあとのときもそうだけどさー、姉妹揃って私の評価を下げないで貰えますー!?」
蓮逢 「きゃー!またお姉ちゃんが怒ったー!」
茉莉 「ふふ🤭」
稀依 「(づ ̄ ³ ̄)づブーブー」
蓮逢 「”(ノ*>∀<)ノキャー!」
萌百 (…少しだけ、楽しい…?のかな…)
萌百 「…🙂」
稀依 「…あれ…あれれ!?いま、萌百笑った?」
萌百 「…笑ってないよ…/」
茉莉 「よーし!そろそろ帰るかー!」
稀依 「懐かしかったー!昔の事いっぱい思い出したわー!……ぁ」
萌百 「お姉ちゃん、どうかした?」
稀依 「いや?なんでもない! 大丈夫だよ!気にしないでもろてー!」
茉莉 「…稀依ちゃん、今日の夜も、一緒にお話しましょうね☺️」
稀依 「…?は、はい!…てかいつもお話してるけど、急になんで…」
茉莉 「それは聞かなくていい事だと思うよ😄」
稀依 「あ、は、はいぃ…」
茉莉 「2人のこと寝かしつけてきたよー!」
稀依 「ありがとうございます」
茉莉 「今日は、どうだった?」
稀依 「…萌百が、笑ってくれてたなーって思いました。」
茉莉 「そう…その時、どう感じた?」
稀依 「嬉しいなって…思いました。」
茉莉 「そうなのね。…それ以外には?」
稀依 「え、それ以外…?」
茉莉 「昔の話をしてる時に言ってたでしょう?
飯抜きにされたのとタバコでじゅーってされてたって。昔のこと思い出して、苦しかったんじゃない?」
稀依 「あ…ぁぁ。茉莉さんは勘が鋭いですね。」
茉莉 「そのお話、私でよければ聞かせて欲しいなって。」
稀依 「…………私…っ」
ぽみにゅあぁ
224
コメント
1件
おお、第7話…今回も重かったけど、めちゃくちゃグッときたわ… 萌百が転んでも痛みを感じないって描写、最初は「あれ?」って思ったけど、蓮逢の過去の話で一気に納得した。3歳で殴られ続けて痛覚が麻痺するって、考えるだけで胸が痛い。稀依もタバコの話をポロッと言っちゃうあたり、まだ引きずってるんだろうな… でも終盤、萌百がほんの少し笑ったところが希望だった。稀依の「私が戻す!」って宣言も熱いし、茉莉さんが夜に話を聞こうとしてるのも優しい。この姉妹、ちゃんと支え合ってるんだなって思えたわ。 続き、マジで気になる🔥