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パジャマを着せてもらったさゆり。
お尻がおおきく膨らんでいるのは言うまでもない。
後ろ姿は完全に幼児だ。
自室に戻り大きく深呼吸をする。
(あー寝るのこわいなーおねしょするのかなー)
23才とは思えない発言をした後、スマホで
【おねしょ対策】
と検索する。
《寝る前の水分を控える》
《入浴時に身体を温める》
などありきたりなことしか書いていなく
《大人の方でおねしょは、夜尿症、といい医師の診断を受けることもおすすめします》
その文字におどろいたさゆり。
(大人でおねしょの人っているの?私だけじゃないの?)
自分だけではないとゆう驚き共に少しの安心を感じていた。
ふと目を覚ましたさゆり。
いつの間にかクッションのうえで眠ってしまったようだった。
さりげなくオムツに手をあてる。
(あ、よかった、寝ちゃってたけどおねしょしなかった、よかったー)
安心したのも束の間、
(え?おねしょしてないの?おむつ濡れてないの?オムツされなくなっちゃうの?)
オムツ好きな感情が芽生え、オムツが恋しくなってしまっていた。
時間は深夜である。外は真っ暗で虫の声も聞こえそうなほど静まり返っている、